昨日、親子実験教室の第2回目を行ってきました。
先週、立ち上げたばかりのサークルですが、
少人数ながら、今回も楽しく実験をすることができました。
(第1回目の様子はこちらから
・本の摩擦・メビウスの輪・片栗粉のダイラタンシーをやりました)
また、少し長くなりますが、以下レポートです。
3~6歳ぐらいの子どもを対象に、
3つのミニ実験をやってみました。
御興味のある方は、お読みいただけましたら幸いです。
------------
4)折って、切って、広げてみよう
*おりがみ、ペン、はさみ
まず、折り紙を長方形→正方形という順で、
4分の1に折りました。
次に、二等辺三角形→二等辺三角形の順で、
これまた4分の1に折りました。
それぞれ、輪になっている角を下にして、
水平な線を引き、はさみで切ってみると・・・
折り紙の中心部分に、正方形の穴があきました。
切る前に、「どんな形になるかな?」と、
子どもたちに聞いてみると、
小さい三角になる、とか、つながった三角になる、などと、
答えてくれました。
四角になる!と、答えられた子もいましたが、
切り抜いた枠の方が、どうなるかは、
大人でもちょっと意外な結果でした。
正方形に折った方は、
外枠の大きな正方形に対して、
窓のようにあいた内側の正方形は、
45度回転した状態です。
二等辺三角形に折った方は、
額縁のように、外枠と内側の正方形の辺は
平行になりました。
その後、もう一度同じ2種類の折り紙を作り、
さらに、もう一回折って、
正方形も、二等辺三角形も、
小さな二等辺三角形になるように8分の1にしました。
これも輪のところの角を切ると・・・
広げる途中の形は違いますが、
結果は、先ほどの4分の1の二等辺三角形と一緒!
額縁のような形で、小さな正方形の窓が開きました。
そのほかに、レストランのナプキンのように、
二つ折りの二等辺三角形から、
両端を折りあげたものの頂点を切り、
六角形を切り出したりもしました。
宿題として、
長方形に二つ折りした折り紙に、半分の絵を親が描き、
広げるとチョウチョになるようなものや、
正方形に四つ折りした折り紙に
花びらの絵を親が描いて、
お花が切り出せるようにしたものも、
やってみようね、という話になりました。
5)鏡の実験
*鏡2枚、小さなお人形、
「みるかがみ あそぶかがみ」という絵本(福音館書店)
かなり古い出版の絵本ですが、たまたま家にあったので、
みんなで読んでみることにしました。
この絵本が手に入らなくても、実験できます(^^)
まずは、鏡には逆に映ることを確認。
だいたい、4~5歳児ぐらいの子なら、
左右の認識はできるようでした。
次に、半分だけ描いたチョウチョの絵に、
鏡を立てて覗いてみると、
羽を広げてるように見えることを確かめました。
鏡を少し動かすと、
羽が動いているように見えます。
次に、1辺をつけて、鏡を2枚立て、
その間に小さなお人形をおきます。
本を開いて、立てたような感じです。
鏡の角度をだんだん狭くしていくと・・・
お人形の数が増えて見えます。
その次に、今度は2枚の鏡を平行に立てて、
間にお人形を置いてみました。
昔、私も三面鏡でこの合わせ鏡をして、
よく遊んでいました。
ず~~~~っと、奥のほうまで
お人形が続いて見えます。
人形の顔を鏡に向けて置くと、
次から、前・後ろ・前・後ろ・・・と、
交互に映っていくということにも気がつきました。
夜中にこの合わせ鏡をすると、
縁起が悪い、なんて子どもの頃に聞いたような気もするので、
どうか、昼間に実験してみてくださいね~~ (^^;
最後に、窓から入る太陽の光を、
鏡で壁に映して、子どもたちが追いかけまわし、
とても盛り上がりました。
反射した光が目に入るとまぶしいので、
そのあたりはお気をつけ下さい。
6)びゅんびゅんごま
*厚紙でできたコースター、タコ糸、色ペン
必要なら、取っ手にする厚紙(トイレットペーパーの芯)
親が、紙のコースターの真ん中付近に、
2ヶ所、千枚通しで穴を開けておきます。
子どもたちが、色ペンで
好きな絵を両面に描きます。
2つの穴にタコ糸を通し、
必用ならば、取っ手をつけて完成です。
今回、取っ手は
トイレットペーパーの芯を開いて、
4等分にカットし、タコ糸を通してセロハンテープでとめました。
はじめはうまく回せなかった子も、
何回も練習しているうちに、
ブンブンまわせるようになりました。
まわすと何色に見えるかな?と、
色を工夫して塗ってみると面白いと思います。
小さなご兄弟がいる方は、
タコ糸の取り扱いや、
回っているコマに近づかないようにするなど、
ご注意くださいね。
リンは、この3つの実験の中では、
びゅんびゅんごまが一番おもしろかったと言っていました。
小学生向けの絵本で
「びゅんびゅんごまがまわったら」という絵本もあります。
こちらもオススメです。
先週、立ち上げたばかりのサークルですが、
少人数ながら、今回も楽しく実験をすることができました。
(第1回目の様子はこちらから
・本の摩擦・メビウスの輪・片栗粉のダイラタンシーをやりました)
また、少し長くなりますが、以下レポートです。
3~6歳ぐらいの子どもを対象に、
3つのミニ実験をやってみました。
御興味のある方は、お読みいただけましたら幸いです。
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4)折って、切って、広げてみよう
*おりがみ、ペン、はさみ
まず、折り紙を長方形→正方形という順で、
4分の1に折りました。
次に、二等辺三角形→二等辺三角形の順で、
これまた4分の1に折りました。
それぞれ、輪になっている角を下にして、
水平な線を引き、はさみで切ってみると・・・
折り紙の中心部分に、正方形の穴があきました。
切る前に、「どんな形になるかな?」と、
子どもたちに聞いてみると、
小さい三角になる、とか、つながった三角になる、などと、
答えてくれました。
四角になる!と、答えられた子もいましたが、
切り抜いた枠の方が、どうなるかは、
大人でもちょっと意外な結果でした。
正方形に折った方は、
外枠の大きな正方形に対して、
窓のようにあいた内側の正方形は、
45度回転した状態です。
二等辺三角形に折った方は、
額縁のように、外枠と内側の正方形の辺は
平行になりました。
その後、もう一度同じ2種類の折り紙を作り、
さらに、もう一回折って、
正方形も、二等辺三角形も、
小さな二等辺三角形になるように8分の1にしました。
これも輪のところの角を切ると・・・
広げる途中の形は違いますが、
結果は、先ほどの4分の1の二等辺三角形と一緒!
額縁のような形で、小さな正方形の窓が開きました。
そのほかに、レストランのナプキンのように、
二つ折りの二等辺三角形から、
両端を折りあげたものの頂点を切り、
六角形を切り出したりもしました。
宿題として、
長方形に二つ折りした折り紙に、半分の絵を親が描き、
広げるとチョウチョになるようなものや、
正方形に四つ折りした折り紙に
花びらの絵を親が描いて、
お花が切り出せるようにしたものも、
やってみようね、という話になりました。
5)鏡の実験
*鏡2枚、小さなお人形、
「みるかがみ あそぶかがみ」という絵本(福音館書店)
かなり古い出版の絵本ですが、たまたま家にあったので、
みんなで読んでみることにしました。
この絵本が手に入らなくても、実験できます(^^)
まずは、鏡には逆に映ることを確認。
だいたい、4~5歳児ぐらいの子なら、
左右の認識はできるようでした。
次に、半分だけ描いたチョウチョの絵に、
鏡を立てて覗いてみると、
羽を広げてるように見えることを確かめました。
鏡を少し動かすと、
羽が動いているように見えます。
次に、1辺をつけて、鏡を2枚立て、
その間に小さなお人形をおきます。
本を開いて、立てたような感じです。
鏡の角度をだんだん狭くしていくと・・・
お人形の数が増えて見えます。
その次に、今度は2枚の鏡を平行に立てて、
間にお人形を置いてみました。
昔、私も三面鏡でこの合わせ鏡をして、
よく遊んでいました。
ず~~~~っと、奥のほうまで
お人形が続いて見えます。
人形の顔を鏡に向けて置くと、
次から、前・後ろ・前・後ろ・・・と、
交互に映っていくということにも気がつきました。
夜中にこの合わせ鏡をすると、
縁起が悪い、なんて子どもの頃に聞いたような気もするので、
どうか、昼間に実験してみてくださいね~~ (^^;
最後に、窓から入る太陽の光を、
鏡で壁に映して、子どもたちが追いかけまわし、
とても盛り上がりました。
反射した光が目に入るとまぶしいので、
そのあたりはお気をつけ下さい。
6)びゅんびゅんごま
*厚紙でできたコースター、タコ糸、色ペン
必要なら、取っ手にする厚紙(トイレットペーパーの芯)
親が、紙のコースターの真ん中付近に、
2ヶ所、千枚通しで穴を開けておきます。
子どもたちが、色ペンで
好きな絵を両面に描きます。
2つの穴にタコ糸を通し、
必用ならば、取っ手をつけて完成です。
今回、取っ手は
トイレットペーパーの芯を開いて、
4等分にカットし、タコ糸を通してセロハンテープでとめました。
はじめはうまく回せなかった子も、
何回も練習しているうちに、
ブンブンまわせるようになりました。
まわすと何色に見えるかな?と、
色を工夫して塗ってみると面白いと思います。
小さなご兄弟がいる方は、
タコ糸の取り扱いや、
回っているコマに近づかないようにするなど、
ご注意くださいね。
リンは、この3つの実験の中では、
びゅんびゅんごまが一番おもしろかったと言っていました。
小学生向けの絵本で
「びゅんびゅんごまがまわったら」という絵本もあります。
こちらもオススメです。