(沖縄県那覇市でおこなわれた講演会)
沖縄県那覇市で講演会の講師を務めました。
この講演会は、私が毎回おこなっている中央大学学術講演会で、私にとっては、今回が今年度最後の学術講演会です。
「毎回おこなっている」と書きました。中央大学学術講演会は中央大学の主催ながら、中央大学の学員(卒業生)の支部が多くの準備・運営をしてくださっています。しかし、今回の沖縄での学術講演会は、中央大学父母連絡会の沖縄支部の皆さまが中心になって準備・運営をしてくださっていました。これはやや珍しいことです。
中央大学は、学生の父母の皆さまへの情報提供や相談の受付を早い時期からしてきた大学です。今では他大学でも珍しくなくなりましたが、かなり古い時代から、各地域で父母向けの懇談会を毎年開いてきました。私のそのような父母懇談会でも多くの県に出張しました。
学生・父母・大学が連携していくことは重要なのですが、学生の父母同士がつながりを持つことはなかなか簡単ではありません。この沖縄では、中央大学学生の父母の方たちが、ただ単にご自分の子どもを気にかけるだけではなく、父母同士で連携してこうした講演会を開くなど、活発に活動をされていることに感銘を受けました。
今回の講演テーマは、これまで多くお引き受けしてきた「朝ドラ」についてですが、会場の沖縄にちなんだ内容にしました。特に、沖縄が舞台となった『ちゅらさん』『純と愛』の2作品を重視して、お話をしました。
父母連絡会以外の一般の来場者も多く、私も気持ちよく講師を務めることができました。来てくださった方たちの反応も、おおむねよいものだったようで、私も嬉しく思いました。また、講演会の後の父母連絡会沖縄支部の皆さまとの懇親会もたいへん楽しい雰囲気でおこなわれ、私も快い時間を過ごさせていただきました。支部の皆さまには、この場を借りてお礼申し上げたいと思います。
(父母連絡会沖縄支部の皆さんとの懇親会)
実は講演会翌日に帰京する予定だったのですが、その日は台風が沖縄地方に接近する見込みになっていました(私が乗る予定だった航空便は、その後実際に欠航が決まりました)。そのため、急きょ予定を変更し、講演会当日の最終便で帰京しました。このあたりのことや、沖縄で食べた料理のことなどは、後日あらためてこのブログに書ければと思っています。
もっとゆっくり沖縄に滞在したかったというのが本音ですが、私にとってはたいへん楽しくかつ有意義な出張になりました。ゆっくり沖縄に滞在することは、またあらためての機会にしてみたいと思います。
※このブログはできるだけ週1回(なるべく土日)の更新を心がけています。(今回は10月2日の日曜日に講演があったため、ブログ更新が翌日の月曜となりました。)