ばどばーど

主に神奈備の筑波山を中心にした、里や沼のネイチャーフォト、植物や野鳥たちをご紹介します。写真をクリックすると拡大します。

ナンキンハゼの実

2017年12月18日 | Weblog
 池の畔にあるナンキンハゼの木にムクドリが沢山やってきます。この実から昔は蝋を作ったとか。白色の果皮は蝋物質だそうです。ムクドリが咥え採る時、滑るのか池に実を落とすので、池にこの実が浮いています。薄氷が水草の葉を固定しているので、その上をハクセキレイが歩き、ナンキンハゼの実を食べていました。叶内拓哉著「野鳥と木の実」にハクセキレイはチェックされていなかったので、書き加えておきました。ちなみに、探鳥会で、この実を食んで甘いと言って食べていましたが、本書にも、他所にも、実は有毒と書いてありました。鳥たちは果皮のみ食べて実は消化しないのでしょう。