道草備忘録

本サイト安彦良和WORLDとあまり関連のない「道草」的ページ。 SHINJIが時々関心を持ったことを備忘録として記録。

LOOPER

2013-08-11 13:20:13 | MOVE

LOOPER (2012年) ネットで見ました

監督・脚本:ライアン・ジョンソン SFです。 キャストはオールド・ジョー:ブルース・ウィリス、ヤング・ジョー:ジョセフ・ゴードン=レヴィット

近未来、タイムマシンが開発されたが規制のため一般では利用できず、犯罪組織だけが密かに使用していた。

主な使用用途は組織にとって邪魔になった人間の抹消。未来では追跡技術が高くなり身元がすぐにばれてしまう。

組織はタイムマシンで過去の世界に捕らえたターゲットを送り込み始末させるのだが、その処理を行うのがルーパーと呼ばれる暗殺業を営む底辺の人々。

報酬はターゲットに縛られた銀の延べ棒。ルーパーの仕事は単純なのだが組織に見限られると未来の自分が送られてくる。

知らずに撃ち殺し報酬を確認すると「金の延べ棒」がターゲットにくくられているのでそれと分かる。

未来の自分を殺してしまったものは「ループを閉じた」として、将来の「その日」まで受け取った報酬で細々と暮らすのである。

ある日主人公ジョーの元にも未来の自分が送られてくる。ジョーはループを閉じることを選択するのか?それとも・・・

と、いったストーリー。最近見た映画の中では、なかなか面白かったです。

タイムトラベルものはどこか矛盾や無理が生じるのですが、少々の粗はスルーできます。

現在の自分が危害を受けると、未来の自分にも反映するというロジックを生かした拷問でジョーの友人が死ぬ恐怖感はなかなか緊張感があります。

前半部分でのこの恐怖感が、主人公が同じ立場に立たされたときに際立ち、見ているものに緊張感を生み出してうまい演出になっています。

現在の自分と未来の自分、二人で協力するのか?それとも、それぞれの今を守るために互いに戦うのか?物語はそこを核にして動いていくのか?と思いきや、少し方向性がずれていき、後半は超能力要素も加わり、独裁者レインメーカーは誰なのか?という謎に物語の焦点は移っていきます。

ジョーとシドの関わり合いから、やがてジョーはある選択を選ぶことになるのですが・・・憎しみのループからの離脱のために選んだ道は?

しかし、全体を通して二人のジョーを追う組織が弱すぎるね。ブルース一人に殲滅されててワロタ。これじゃダイ・ハードではないかW

一人頑張るダメンズが、やられてもやられても諦めずに追ってくるが、あのキャラが結構面白かった。

これはもう一回見たいですね。TIMEとか気に入った人なら面白く見られると思います。ブルレイ買ってもいいんじゃないでしょうか。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。