道草備忘録

本サイト安彦良和WORLDとあまり関連のない「道草」的ページ。 SHINJIが時々関心を持ったことを備忘録として記録。

最近見た映画

2014-01-04 14:24:26 | MOVE

正月休みの間に見た映画

1.ラストモヒカン 英国とフランスの領土の取り合いにインディアン部族が絡む物語

フランス軍に協力する敵将は英国に家族を皆殺しにされ復讐を誓っている。主人公は行きがかり上英国に協力するモホーク族。道中助けた英国大佐の娘に惚れてしまう。物語は砦まで案内する道中、砦での戦いとフランス軍への降伏、退却中にインディアン部族に襲われる・・・と進んでいき、ラストは主人公が女を救出するために敵地に乗り込むみたいな感じで進みます。

イギリス軍とフランス軍の見分けがよく分からんのと、インディアン部族もそれぞれの部族でいさかいがあってややこしい。結局主人公は白人ぽいのだがインディアンでいいんだよね?人間関係や主人公が誰なのか分からず序盤ダラダラとすすみ、中盤以降も抑揚なく進むので退屈です。

ラストに至ってはインディアンのオヤジが一人で無双状態になるのだが、仲間の一人が単独ツッコンで死んだのが馬鹿みたいに見えてちょっとな~という感じ。そんなに強いなら三人そろってから行けよ、妹も救えたかも知れないだろ、と不満な内容でした。これならダンスウィズウルブスの方がずっと面白いと思う。

 

2.華麗なるギャッツビー

ネットで見て印象に残ったのでブルレイを購入。ネットで見るよりグッと画面も綺麗になって見やすい。レオがしっかり演じてて一歩間違えるとストーカーなのだが、切ないまでに純情な熱愛を好演していて、花火をバックにした登場シーンは非常に印象に残る。

語り部の男(名前忘れた)はスパイダーマンのピーター役が強烈すぎてどうしても違和感がある。そして無表情がちょっとキモイ。これはミスキャストだと思う。

映画独特の演出が加えられているが、全体を通して当時の風俗や世相がかいま見られて、なかなか楽しく最後まで見られる。

たまに思い出したときに見返したくなる秀作だと思う。

 

3.リトルダンサー

前々から見よう、見たいと思っていたらなんと13年も経過していた驚き。

雰囲気的にはフットルースの少年版か。イギリスの炭坑町で貧しい暮らしをおくる少年が出会ったものはバレエ。

バレエなんぞ男のやるものではないと全否定する家族。しかし、少年のダンスへの熱意は誰にも変えられない。

少年の才能に気づいた学校の女教師は家族に内緒で個人的に教えていく。そしてビリーにバレエ学校へ進学することを進めるのだが・・・

といったストーリー。最初は反対していた頑固オヤジが、やがてビリーの気持ちを理解し、息子のために奔走する姿にジンとくる。

もうすこし恋や友情部分を描いても良かったかも知れないが、笑いあり涙ありで最後まで飽きさせない展開だ。

正月休みで見た映画では一番の出来だと思います。超おすすめします。

 

4.アフターアース

一番期待していた作品でしたが、4本見た中で最低の出来だと思います。

ウィルスミス親子のPVか?息子を売るためにたびたび共演するこの親子。正直ごり押しすぎて引きますわ。

そもそも場所が地球である意味がない。どっか他の惑星でしたという話しで十分かも。そもそも猛獣とか数種類しか出てこないし。

前半終始オヤジが無線で呼びかけてくるので、この親ばかうるせーよと思う人は多いのではないか。

CGも平凡でラストも予想の範囲内なのでサプライズはなしです。

ネットで見たので画質も悪くて見づらかった。かといってブルレイ買う気はないです。一回レンタルで見れば十分な作品だと思います。残念。