海とオルゴールBLOG

イルカにあえる海辺のカフェ『 海とオルゴール』さとみママからのお便りです

マリア

2006-07-25 17:17:47 | 詩集


2003・7・25 家族の一員として
生きてきた愛犬が死んだ
雷の夜の一夜明けの出来事
玄関の戸を開けるなり、
衰弱したマリアを目にした。

「いってらっしゃい」「おかえりなさい」
ハードなスケジュールをこなしているわたしの代わりを 
日々子供たちを 見守ってくれていた
 
マリア 寝付かれない日は
いつも側で心配そうにわたしの 側にいてくれた
楽しかった日々 嬉しかった日々 悲しかった日々
いつも側にいた すべてが二人三脚のような
特別なパートナー

「せんせい助けてください」「せんせい」苦しんでいるマリア 
どうすることもできない自分がいる

「最後まで看取ってあげてください」のやりとりが続く。

瞳孔が開き 息も・・・長女が駆けつけてきた。
玄関の戸が開いた。マリアは静かに息をひきとった。

あれから3年。あの日と同じ日に
今年も咲いてくれた
グラジョオラスの花がまた同じ日に花開いた
最後のお別れにそっと花を添えた

自分がもろく壊れていく 
どんなときも泣くまいそう強がっていた
自分が崩れていく
一番になろうと強がっていたころ 
家族を犠牲にして仕事ばかり 
寂しかっただろう でもどうすることもできない
ただ働くだけの自分がいた

終の家となるだろう 
自宅ではなく ここ静かな海や山に
そして鳥や空やたくさんの自然界からのメッセージが届く
そして たくさんの笑顔に囲まれてもう一度
輝きたいと思った場所にマリアとともに 
マリアと一緒に同じに虹を見つめています





この場所で素敵なお客様にいついつまでも
出会いがありますように

     Oneness ~ひとつであること~
 
 

ありがとう マリア ここにねむる

わたしにとって 
いつも支えになっていたファミリー
純粋な心がいつも一緒でした。



マリアが イルカに逢わせてくれたような  素敵なご縁を
いつもこの場所でいただいていることに

ありがとうございます

今日は わたくしごとですが 愛犬マリアの命日

美しい海と美しい空をふと ひとりみつめています



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