今日は「世界バプテスト祈祷週間」を覚えての礼拝です。・・世界宣教を覚える日であります。バプテストの教会では、女性会(ルツの会)がこの祈祷週間の意味、活動内容についてアピールしてくださいます。
そもそも世界宣教はどうして生まれたのでしょうか。わたしたちの活動の根拠がいつも聖書にあるように、この活動も聖書に基づきます。わたしの持っている信徒手帳、P53には「伝道の意義」として次ぎのように記されています。
・・「イエス・キリストは『全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ』(マルコ16:15)と言われました。伝道はこのみ言葉に基づくものです。それは自分の状態とか、能力とかによるいい訳をゆるされない、クリスチャンであるならば、どんな人も受けているはずの命令です。その意味で伝道は、牧師とか伝道者がすべきものであって、信徒の自分は無関係であると考えるなら、大きな間違いを犯すことになります。牧師や伝道者は全部の時間を伝道のためにささげていますが、信徒は自分の日常生活の中でイエス・キリストによる救いの事実を証するのです。私たちが祈りによって聖霊の働きを求めるなら、いろいろの有効な伝道の方法が示されるでしょう。けれども最も大切なのは、日常の生活の中で「福音にふさわしく生活」(フィリピ1:27)して、イエス・キリストを証することです。これほど大きな伝道はありません。」
・・・今日、時間的な関係で尚も、牧師は伝道、信徒は生活を通し伝道、・・という構図はそのままかもしれませんが、しかし、信徒の意識として「自分も伝道に!」、という姿勢を示される方を多く見るようになりました。大変、うれしいことだと思います。