ウマさんの気ままな行動日記(その2)

趣味の釣り・日帰り温泉・街道歩き・ウォーキング情報等を発信していきたいと思っています。コメント歓迎します。

日本100名城巡り No.21 江戸城

2010年11月03日 | ウマさんの「日本100名城」巡り
2010年11月3日(水)


休日であれば、都心に向かう電車も都内もそれほど混雑しないことを期待して、
日本100名城のひとつ「江戸城」を訪れた。

ウォーキングも兼ねて、神田駅から歩いて皇居に向かった。
途中、大手町のビル群に囲まれて、ひっそりと佇む将門塚に立ち寄った。
神田明神のご祭神、平将門公の御首が祀られている。

       武士の先駆けとして関東地方の政治改革を行い、
       弱きを助け強きを挫くその性格から民衆より篤い信望を受けた。
       東国の英雄として崇められ、今でも線香の煙が絶えない。
       

この日は、スタンプを押すだけでは物足りないので、
時計回りに江戸城の内堀を一周することにした。
大勢のランナーの走る方向とは逆であるが、この方が
ランナーが見えるし、邪魔にならないと思ったからである。
先ずは、大手門。将門塚から一番近い江戸城の門になる。

       大勢の観光客が次々に中(皇居東御苑)に入って行く。
       皇居東御苑・北の丸公園は最後に入ることにし、ひとまず
       100名城のスタンプが置いてある和田倉事務所へ向かった。
       
              和田倉事務所の他に楠公事務所、北の丸事務所と3箇所に
              スタンプを置いてあるのは、江戸城くらいではないか。
              

桔梗濠に映える巽櫓

       巽櫓から大手町方面を望む。
       
              桔梗門
              皇居参拝のときには、この桔梗門から入ることになっている。
              


坂下門は、何故か外国人観光客が多い。
日本人は坂下門にはあまり興味はなく、直ぐに二重橋へ行ってしまうからだろうか。


坂下門から見た風景


二重橋の撮影ポイントには大勢の観光客が順番を待っていた。

       二重橋は、手前にある石橋と
       
              後ろにある鉄橋が重なって見えることからそう呼ばれている。
              
                     石橋は皇居の正門になっている。
                     


桜田門渡櫓門(わたりやぐらもん)

       桜田門の高麗門(こうらいもん)
       江戸城のほとんどの門は、内側の渡櫓門と外側の高麗門の二重構造で、
       その間に枡形と呼ばれる四角い広場がある造りになっている。
       
              桜田門から桜田濠越しに麹町方面を望む。
              

半蔵門 映像では見え難いが、警官が常時門の前に立っている。
警戒は厳重である。

       半蔵濠越しに半蔵門が見える。
       
              半蔵濠沿いは桜公園になっている。
              ランナーが走らないので歩き易い。
              ちょうど真下を首都高速都心環状線が走っている。
              
                     千鳥ケ淵戦没者墓苑辺り。
                     首都高速の出口(入口)が見える。
                     
                            千鳥ケ淵のボート乗り場展望台から
                            半蔵門方面を望む。
                            

田安門
北の丸公園への入口になっている。

       田安門の高麗門
       
              枡形から見た田安門の渡櫓門
              
                     田安門から清水門方面へ向かう。
                     丸い建物は昭和館
                     
                            この建物は、九段会館
                            

清水門

       清水門の高麗門
       
              清水門の渡櫓門
              枡形に雑草が生い茂っていたのにはびっくりだ。
              皇居内は雑草など生えることはないと思っていたからである。
              
                     清水門から竹橋方面を望む。
                     

首都高速竹橋JCT

       竹橋
       ランナーはここを反時計方向に走って半蔵門方面に向かう。
       
              パレスサイドビル前
              祝日のため、交通量は少ない。
              


平川門

       平川門の高麗門
       
              平川門の渡櫓門
              城内で罪人や死人が出るとこの門から出されたので、
              不浄門とも呼ばれた、
              
                     平川門から城内に入り、天守台に向かった。
                     道は曲がりくねっている。
                     


二の丸付近

       汐見坂から丸の内方面を望む。
       その昔、今の新橋から皇居前広場の近くまで日比谷入江が入り込み、
       この坂から海を眺めることができたので、汐見坂と呼ばれる。
       
              本丸天守台
              
                     天守台から本丸の庭園を望む。
                     


あまり高くはないので見晴らしはそれほどでもない。



天守台の石垣
石の間はほとんど隙間がなく積み上げられている。
その技術は見事であり、素晴らしい。

       桃華楽堂
       昭和四十一年(1966年)、香淳皇后の還暦を祝いして建設された音楽堂。
       

北桔橋門(きたはねばしもん)の内側から見たところ。
江戸城本丸防御の為に、橋をはねあげて遮断していたことからこのように呼ばれる。
西桔橋門は、一般の人は行けないため見ることはできなかった。


諏訪の茶屋
江戸時代には吹上地区にあり、明治45年に再建されたもの。
明治期の茶室風の建物として優雅な外観を持っているため、
皇居東御苑の整備の際に、この地に移された。

       皇居東御苑の庭園
       
              池にはアサザが浮かんでいた。
              
                     百人番所の後ろには大手町辺りのビル群が見える。
                     

百人番所
本丸と二の丸に通じる要所である大手三之門の前に設けられた番所。
鉄砲百人組と呼ばれた、甲賀組、伊賀組、根来組、二十五組の4組が
昼夜交代で詰めていた。
各組には同心が100人ずつ配属されていた。

       同心番所
       位の上の役人が詰めていた。
       主として、登城する大名の供の監視に当たっていた。
       
              旧大手門の渡櫓の鯱
              

大手門の渡櫓門
現在の渡櫓は、昭和四十三年(1968年)に再建されたもの。

       大手門の高麗門
       
              大手門の高麗門を抜けると、大手町の高層ビルが迫ってきた。
              

これで、この日の江戸城巡りは終わりにした。
皇居を一周し、北の丸公園、皇居東御苑と歩き回ったので、少々疲れた。
帰りは神田駅は遠いので、東京駅に向かった。


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