泡状生命体ダンカンは何を考えていたのか?

 11月14日にBSプレミアムでOAされた4Kリマスター版ウルトラ
セブン34話は泡状生命体・ダンカンが登場し、宇宙乱気流からの
避難のため東京のビル街の一区画を田園地帯に転送する形で仮住
まいにする事を企む。

 そしてウルトラセブンの正体を知っており妨害を防ぐためモロ
ボシ・ダンとソガを拉致して万一、地球側が自分達に危険を及ぼ
す可能性があった場合はセブンを操って人間側を攻撃する事を企
み実行するわけだ。

 ダンカン自体は元々泡状の生命体で人間の姿に擬態もできるし
催眠術を使って、セブンをも操るのだから凄い能力を持っている
のだが少しばかりツッコミどころを・・・

 霊媒師のユタ花村を使って地球防衛軍とコンタクトを取り自分
達の目的を語るわけで居住区に近づかせまいとするのだが、ダン
達を心配したアンヌが居住区に入った事から約束を破ったと判断
してセブンを操り街を破壊し始めるのは意味が分からない。

 しかも人間体のダンカンは街を破壊するセブンに‘遠慮はいらん、
人間達をひねり潰すのだ’とけしかけているのだが、そもそもこの
ビル街はダンカン達が一時的に滞在するために転送したのではな
かったか?

 自分達の滞在用のビルをセブンに破壊させるのなら転送する意
味がないし、催眠術の効く距離の限界があるという事情はあるが
他の街を破壊させてもいいのでは?

 さらにフルハシからコントロールルームを発見されウルトラガ
ンを受けて消滅するだけでなくコントロール装置まで破壊される
わけだから、ビル街と一緒に転送され硬直している人達にセブン
すら操る催眠術をかけてガードしていれば計画は成功したのでは
と思ったりする。

 まぁダンカン自体はセブンすら操る事ができる催眠術を使うし
ビル街の一区画を転送できるほどの科学力を持っているわけだか
ら、自分達よりも科学力に劣る人類を下に見て油断したのかもし
れないが・・・

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