やまろぐ☆つあれぽ

海外登山&トレッキングツア専門の
添乗員の自由日記と
家事育児の日常♪

槍ヶ岳 北鎌尾根テント泊登頂 The Japan's most beautiful and difficult route♪

2016-09-17 15:50:05 | 山旅(国内)
写真のダウンロードのとき、縮小するの忘れたから
いくつか、写真がでかすぎた!でもなおすのも大変なので
このままみてね・・・


The beautiful mountain in North Alps Japan
Mt.Yari 3180m (a spearhead) 's north ridge is so craggy and steep
that is not easy to climb. You have to find the way on your own.
That sharpness standout among thousands of mountains.
We did climb from North ridge and down to east normal route.
It was impressive.



2016年9月7日~10日

8日の大雨以外はお天気に恵まれ
厳しくも楽しい登頂になった♪






北アルプスを代表する、というか、日本を代表する
美しい槍ヶ岳3180m

↓北鎌平あたりからの槍ヶ岳  Mt.Yari(a spearhead)

その槍ヶ岳に登る、
最も険しくて厳しいルートが、
北鎌尾根。標識もはっきりした道も、鎖もなんもないんだ~。



9月7日上高地を出発(標高1,500m)


テント泊1日目は余裕。料理も豪華。

(防水カメラで遊んでもみた)

これはね、しずくにピントを合わせたかったの!惜しい!




完全に水中!防水カメラ、いいね。次回は魚もねらおう。
→クリック拡大


2日目








一度2600mくらいまで登って1900mくらいまで下る。

水俣乗越(この先地図上のルートない)~北鎌沢出会いまでは
予報通りの厳しい雨に遭う。雷鳴も聞こえた。
でも、大雨の中を歩くのも久々なので楽しむ。
いや、怖かった。雷の音が。
でもわたしたちは遠い谷間でそれを聞いていた感じ。

水俣乗越からの急な下りはガレバとか注意。
完全に道はない。へんなとこに行きかけて
岩ごと滑り落ちるかと思うとこあった。体が
ずりずりって下がって焦った。


こんな大変な歩きはほんとひっさしぶり。
生きてるってかんじ。


びっしょびっしょでテント張って、
すべてびっしょぬれ。
でも気合は中心に守ってる。

夜中星空になっていた。すごかった風の音も止んだ。




3日目
靴の中も水槽の中並みな濡れのまま出発。
長い1日だった、11時間。いや、13時間かなあ。


近づいてくる青空


北鎌のコル2470mまで激しい直登。
登って登って登って・・・で、最後のほうは足場も安定しないので
とってもがんばる登り。







振り返ると数日前に子供たちと登った燕岳も見えて
懐かしんだ♡


後ろに見えてるのは独標


ちょっと這いつくばりながら進むとこ。落ちたら死ぬ。



独標のてっぺんに座ったとき、いい気分だった。
ほんと岩の上って感じの小さなピークにしばらく座ってた。
でも本当の山頂はまだまだ先。



アップダウンを繰り返していく。


槍ヶ岳が
雲の間からチラチラ見えてた。こっち(北)から見る槍ヶ岳
激しく美しい。




高度感つたわるかな?
















後ろに影槍うつってる、山頂直下。

午後遅く。

山頂は拍手で迎えられる。みんなが私たちの登ってくるところ
見つめてくれてる。笑

360度の景色も待っている。


祠の右側から山頂に到着するよ。






後ろには登ってきた険しい尾根を見下ろせる。


ブロッケン現象も二回みた。

アタック日、お天気は計算してその予定でいたんだけど・・・
なんだか最高のお天気だった。さわやかで
美しくて、澄んでいて、祝福されていた。

自然が祝福してくれる日もある。


その日のうちに最初にテント張った下までおりて、またテント張った。
(場所は省略)


4日目
そしてね、テントの中にアートを発見!










早朝に目覚めて、テントの外に出たときも
心地よかった。誰もいなくて、自然しかなくて、水の音も聞こえて
体を伸ばしたら
筋肉痛が治った。笑
沢の水で顔洗ったら心の中まで透き通った。

喜びと感謝はセットだね。








4 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (しょーた)
2016-09-17 19:09:29
めちゃめちゃカッコイイです!!!
来年、僕もソロで挑戦するつもりです!
とりあえず今年は10月頭にジャンダルム5ボールに挑戦して今年の登山は恐らく幕を閉じます。

今週末からキリマンジャロですか!?
キリマンジャロ僕ももう一回行きたいです(笑)
しょーたくん (ひとみ)
2016-09-18 20:33:55
ありがとう!!!

ジャンダルムの5ボール、楽しみですね
そのときは写真や動画見せてくださいね。

行きたいでしょ空ですもう一度。笑

今回はテント泊のマチャメルートです!

あれ?冬山は?笑

では、

いってきます。
ひとみさん (しょーた)
2016-09-19 00:23:18
今年は12月と来年1月に来年度実習に行けるか否かが判定される大きな試験が待ちかまえているので、冬は勉強しないといけないみたいです......

旅日記とかふと振り返ると本当に楽しい時間だったなーとかまたこのメンバーで行きたいけど、それは実現不可能に近い....とかいろいろ思いがこみ上げてきますね。。山頂で個人ポーターの前で号泣して暫く涙が止まらないくらい涙もろいので、もちろんこの旅日記でも涙できるんですよ笑
男だから困りますね(笑)絶対に人前では泣かないとか決めてるのに割ときつい.....笑

とにかく今写真とか振り返ってしまったらキリマンジャロに行きたくて行きたくてしょうがなくなってきた!!!!!

長々とごめんなさい!
お身体には気をつけてください!
行ってらっしゃいですʕ •́؈•̀ ₎
しょーたくん (ひとみ)
2016-09-27 12:18:42
そうか!試験なんですね。応援してます!しょーたくんの未来、楽しみすぎます。

今回も無事にキリマンジャロに登ってきて
いま、モシのあのホテルですわたしも先月みんなでマラングから登ったことを、懐かしく思い出しました。
本当に同じ山とは思えないほど違う景色や違うドラマがあり、そうよねー同じ瞬間は2度とないというか、この今という時間はもう再生されないんだよね、て思いますね。どんどん、過去になる。
わたしもそういう時によく涙ぐむし泣くのですが、それが男性でもいいと思いますよ♪いいじゃないですか♪涙するのも魅力的です。
今回は去年ギルマンで終わり、二回目の挑戦だった60代の男性がウフルで男泣き、涙を流していらしてわたしもまた、泣きました。わたしもほぼ毎回喜びで泣いてしまいます。
本当に苦しかったけどみんな同じ目標に向かって一生懸命でね。うるうるです。

また、お会いしましょう、あのメンバーでだって会えると思います。

あと、エマニュエルが
へっちゃらーーーって、何度も叫んでたのが受けました。Sメンちゃんの。。。。。笑、覚えちゃってました。これ、ほんと、本人にも8月のメンバーにも教えたい!!!!

ではまた!タンザニアより。

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