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シュガー・ラッシュ

2013年04月11日 19時21分45秒 | 映画
今日は評判の高い「シュガー・ラッシュ」という映画を観に行きました。


あらすじ

アクション・ゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の敵キャラを30年間も演じているラルフ。
人々から嫌われている状況にうんざりしていた彼は、
自分のゲームの世界を抜け出して
お菓子だらけの世界でレースが繰り広げられるゲーム「シュガー・ラッシュ」の世界へ。
そこで彼は、仲間外れにされてレースに出ることを禁止されている少女ヴァネロペと出会う。
お互いに孤独を抱えていた彼らは意気投合し、友情を深めていくように。
だが、違うゲームのキャラクター同士が
遭遇することはゲーム世界のおきてに背く行為であり……。


何といっても売りは、実在するゲームのキャラクターが登場することで
「ストリートファイター」シリーズのザンギエフとベガ、
マリオのクッパ、ソニック・ザ・ヘッジホッグ、パックマンなど
TVゲームでおなじみのキャラクターが多数登場します。
これらのキャラクターが大活躍して
大ボスを倒す話・・・・
と思いきや、これらのキャラクターが登場するのは序盤のみになります。

そういうわけで些か当てが外れてしまい
不安をおぼえたわけですが、
これがかなり楽しい映画でした。
特に後半は「シュガー・ラッシュ」という
お菓子の世界のレースゲームがメインとなりますが
実際にこういうゲームがあっても成立する位、
ディティールがしっかりしていました。
ほとんどが「マリオカート」みたいなものですが
カートを作るミニゲームなど
取り入れやすそうなアイデアもありました。

ゲームの世界なので子供向けと思いきや
大人もしっかり楽しめる内容になっています。
劇場内は小学生以下の子供もいましたが
全てを理解するのは逆にちょっと難しいんじゃないかと感じました。
主役のラルフは「フィックス・イット・フェリックス」というゲームの悪役で
怪力でビルを壊すのを
フィックス・イットが修理していくという内容ですが
ラルフ=壊す人、フィックス・イット=治す人という対で
お互いの関係が補完されています。
どちらか一方だけではこの世界は成り立たなくて
表裏一体の位置にあることが分かります。

伏線の回収の仕方が見事で
コーラの池にメントスを落とすと爆発を起こす件も
後半の仕掛けになっていて、感心しました。
最後の敵の倒し方やボスキャラの正体など
大人の映画と比較しても
なるほど、と思うようなうまいものでした。

もう一人の主役のヴァネロペは9歳の少女で
シュガー・ラッシュの登場人物ですが
この子が中々可愛くてアニメ映画のヒロインとしては
かなりの上位に食い込む好感度です。
どこかの情報でAKBがこの映画に絡んでいたような・・・
と記憶していたので、
まさかこのヴァネロペの声を誰かメンバーがやっているのかと
帰ってから調べましたが本職の声優さん(しかも13歳)でした。

森三中やハリセンボン、友近が吹き替えしてみたいですが
そんなに出番も多くなくて最中は気付かなかった位で
総じて吹き替えに不満がなかったのも良かったところです。
安易な人気取りだけの芸能人起用は
心底やめてもらいたいです。
件のAKBですが、エンドロールで「シュガー・ラッシュ」という
サントラを歌っていました。

後半は泣きそうになる場面が何度かあり
満足感が高い作品でした。
3Dも上映しているようなのでそちらも観に行こうか迷っています。
続編も3年以内に間違いなく製作されるでしょうね。


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