花鳥風月猫三昧 Ⅱ

京都にて四匹の猫とマッタリ暮らしています・・・ バオバオ

紅葉!黄葉!嵐山

2009年11月29日 | ふらり嵐山

Pb291913 今年は久しぶりに紅葉が鮮やかです。

同居人は「高雄」より綺麗だと言っています。

Pb291918 中ノ島橋からの眺め。

手前の枯れ枝は桜。

春にはこぼれんばかりの花を付けます。

Pb292020 陽を透かしたモミジの発色が美しい

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ズームでパッチワークしをいくつかに 切りとってみましょう。

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Pb291939 燃えているようです。

Pb291951 ポピュラーなアングルですが

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自然の絵筆で描かれたキャンバスの鮮やかで大きいこと!


吊るし柿を作ってみよう

2009年11月22日 | 食・レシピ

Pb171262 この艶やかな熟し柿を見てください!

スプーンですくって口に入れると、とろける甘さと懐かしい香り。

種を包んだゼリーのたっぷり、ツルンとした舌触り。

ああ、美味しい!

この柿は愛知県から送られてきた富有柿が、最後になって熟したものです。

子供の頃、山間の村に一時いたことがあります。

竹ざおの先に付いた二股で、柿の枝を折って食べたのは「久保柿」のような小さな実で、その頃はとても甘く感じましたが。

懐かしさ半分でしょうが、柿を食べないと秋になったような気がしません。

近くに「大枝(オオエ)」という柿の産地がありますが、先日柿を物色しに行ったとき、渋柿の注文を受けていました。

今年はどうも、全国的に不作の年らしく、キロ当たり650円・・・ずい分高値です。

そこでネットで調べたら、何処もかしこも売り切れです。

吊るし柿を作る人は思ったより多いようですね。

ようやく見つけたのが、愛媛県産の「愛宕柿」。

宮崎県の業者が販売元です。

安くはないけど「大枝」のよりましなので10キロ注文しました。

形が似ているから大枝のしぶ柿も愛宕柿かもしれませんね。

(大枝は古来軍事、交通の要所で万葉集にも詠まれた所だそうです。酒天童子が棲んだのもこの大枝山だという説もあります。

注文した柿がさっそく届きました。

Pb211303 これです!

縦10cm 横8cm、一個あたり350gはあり、29個入っていました。

大きなボールに水を貯めながら白い粉(農薬かも?)を洗い落としました。

Pb211314 タオルで水気をふき取ったあと、研ぎたての包丁でクルクル剥いたのがこれ。

皮も実も淡い色味です。

皮が硬いので切れない包丁は滑って危険です。

ピーラーもイマイチでした。

むきたてをチョコッと舐めると甘くはありますが、しっかりシブが舌先をこわばらします。

シブと包丁の金気で人差し指は黒くなってしまいました。

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柿の皮は三日間ほど干し、すり鉢で粉にして茶さじ一杯を湯飲みに入れ、お湯を注いで飲むと風邪・感染症の予防になるらしい。

新型インフルにも効き目があるかもね。

Pb211325 前日に購入したシュロ縄のより目に少しのこした小枝を差し込んで、物干しに吊るし、ヤレヤレ^^;

吊るしてみると

「エー!こんなに少ないの?」

柿農家の軒先を思い浮かべてしまいました

17~18日で柿にしわができて茶褐色になったら柿を指で揉みます。

これで柿の中の水分が外に出るそうです。

4~5日後また揉み、むしろで包んで1日置くと白い粉をふくそうですが、むしろがなければしゅろ箒で果肉の表面に傷をつけても良いそうです。

中国では「柿霜」と呼ばれ、この白い粉をかき集めて砂糖代わりにしたそうです。

Pb101100 さあ、これから美味しく変貌するカキさん達を日々眺める楽しみが出来たというものです


天気晴朗 波低し

2009年11月15日 | 野鳥

Pa270823 あの人さっきから 黒い目玉をズーンとのばして アタシのこと

ねらってるやん

Pa270808 パシャ

パシャ

音がして

何か飛でくるかも!

Pa270843 あぶない あぶない

引越しするわ

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天気晴朗 波低しや(^^♪

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Pa270801 どうや!

この華麗な着水 見たか!

コサギの体長は60cm、翼を広げると1mほどです。

朱鷺と同じくらいの大きさだそうです。

足の指は黄色。

夏は頭に長い2本の冠羽と背に飾り羽(先が巻き上がる)がありますが、この時期にはもう無くなっています。

Pa130191 足で川底をかき回し、逃げ出してきた小魚やザリガニ、エビ、虫などを食べます。

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クロアゲハ

2009年11月08日 | 居候猫

20091007_009 良く晴れた暖かい日の午後、

庭の枝垂桜の葉にしがみついているのは、黒いアゲハチョウのペア。

ひらひら舞っているときはなかなか撮りにくいのですが、この時はずい分落ち着いていて、ゆっくり撮ることが出来ました(^^♪

図鑑で調べるとクロアゲハの文様は様々で、写真のようなのは見つかりませんでした。

それに、このアゲハには尾状突起と呼ばれる、後ろの翅に突起が見当たりません。

20091007_012 このペアを屋根の上から

いっしょに あそぼー♪

と呼びかけているのは カリニャンです。

そして、ついでにちょっとだけ舐めてみたいなと思っています。

Pb0610453  それら、一部始終を青い空を旋回しながら見ているのはトンビさん。

この時はカラスに付きまとわられることもなく、悠々と風に乗って、猛禽類の風格を見せていました。

猛禽類といっても、トカゲ、カエル、小魚などの小さな生き物のほかは、動物を襲うことはなく、もっぱら死体の清掃係りに専念し、時折、その視力にものをいわせて、遥か上空から急降下して、観光客の弁当のおかずを掠めることがあるくらいの、心優しい猛禽類なのです。

カラスとは餌が似ているので競合関係にあり、犬猿の仲です。

一回り小さいカラスは複数で鳶に嫌がらせをし、追っ払ってしまいます。