花鳥風月猫三昧 Ⅱ

京都にて四匹の猫とマッタリ暮らしています・・・ バオバオ

テルミン

2016年08月26日 | アート・文化

京都の夏の暑さは有名ですが、この夏の暑さといっては!
午後からは何をする気力も無くして、ブログは更新をさぼり続けたのであります。


とは言っても、珍しいこと、楽しそうなことにはつい乗ってしまい、
疲れ切って深夜帰宅するというものです(^_^;)


先日、友人の友人の息子さんである、竹内正実さんのコンサートに行って参りました。

会場はロシア料理の「キエフ」です。


世界最初の電子楽器・テルミンの発明者であるロシアの物理学者、レフ・テルミンの
生誕百二十周年記念コンサートです。

日本での第一奏者である竹内さんと、
テルミンさんの娘と孫の演奏とロシア料理をセットにしたものです。



初めて見ましたが、
テルミンは2本のアンテナの周りにできる電磁場を制御することで音を奏でます。

右手で音程、左手で音量をコントロールします。
鍵盤楽器などのように音の位置を視覚的に確認できません。
シンセサイザーなどの電子楽器のルーツでもあり、
シンセサイザーと違って自分の音が出せますが、その分難しくもあり、

面白くもあるとのことです。


テルミン教室の生徒さん達と向かい合い、
黒パンとボルシチなどの食事の後、演奏は始まりました。



竹内さんはもの静かで優しい雰囲気の方でした。

ロシアにはテルミン留学をなさったそうです。

その音はふわ~ん・ふわ~んと、風の歌を聴いたようです。
かつて、ヒッチコックが恐怖音として映画に使ったとか。

メンバーはトロイカなどのロシア民謡を数曲演奏しました。
両手で音を操っているかのようです。
恐ろしいほどの、集中力と練習量が必要だったのではないでしょうか。

食事のテーブルで真向いの若い女性は、仕事の合間に、
マトリョーミンというマトリョウシカを改良した楽器で

テルミンの練習をしているそう。
それに彼女、水干、緋の袴で「今様」もやるとか。


知らない世界はまだまだ私を魅了します。

この夜も疲れ果てて帰宅したのでありました(^_^;)






チェリニャンのこと

3日に1度、6個の活性炭カプセルを動物病院で飲まされていましたが
今は我が家で1日2個を私が手で口の奥に入れています。
もちろん家族と2人係で。

本人は嫌がっていますが、ずっと楽なはずです。
そして私も・・・


ところで、子供の頃、母親が良く作ってくれたサンドイッチがあります。
熱々の卵焼きとトマトを挟んだヤツです。
ドカッと大きなサイズのまま頬張るのです。
そして、マヨネーズと辛子の味と香りがたまりません。

なぜか、今とても食べたくなりました。