ものずき烏の無味乾燥?文

ブログ発想 LP/LD/CD コレクション作業 進行中。ジャズばっかしじゃないかと言われたら身も蓋もない。

ウェザー・リポート:(’83~’86)

2005-07-04 | 音楽 の 紹介

PROCESSION: Weather Report
DOMINO THEORY: Weather Report
SPORTIN' LIFE: Weather Report
THIS IS THIS: Weather Report

"Procession"
Procession / Plaza Real / Two Lines
Where The Moon Goes / The Well / Molasses Run
Josef Zawinul (kbd) Wayne Shorter (ss,ts) Omar Hakim (ds)
Victor Bailey (b) José Rossy (perc)
Manhattan Transfer (vo) 1983
 ベースとドラム奏者が入れ替わりました。ミロスラフ・ヴィトウスが抜けてから、アコースティックのベースが聴けなくなって、少し寂しい気がしてますが、時代の流れです。フュージョン・グループとしてはベース・ギターが主流になりました。ドラマーのオマー・ハキムはマイルスのグループにも参加していたようです...と言うのは、わたしの場合は、マイルスが先導者で、ウェザー・リポートはそのサブ的存在だったのですから。
マンハッタン・トランスファーがゲストで2曲参加していますが、わたしはMolasses Run での誰かの♪アー・ウーという、うなり声の方が好きですね。

"Domino Theory" CBS(USA)FC-39147
Can It Be Done / D-Flat Waltz / The Peasant
Predator / Blue Sound - Note 3 / Swamp Cabbage
Domino Theory
Josef Zawinul (kbd) Wayne Shorter (ss,ts) Omar Hakim (ds)
Victor Bailey (b) José Rossy (perc)
Carl Anderson (vo) 1984/02
 ジャコ・パストリアスが居なくなってから、ウェイン・ショーターがやっと力を出し始めたような気がします。でもやはり、ザヴィヌル主導です。
このウェザー・リポートの投稿記事ですが、コレクションが16枚あって4×4で纏めているのですが、わたしの感性の鈍さと、ボキャブラリーのなさに、苦闘しています。かまえちゃ書けないし、読むのも大変だしで、気軽に書くのがブログのスタイルと割り切ってます。こんな意味を込めて、ウェザー・リポートというグループを15年も、マンネリと闘いながら維持運営した、ザヴィヌルは、敬服に値します。
アルバムのタイトルである、「ドミノ理論」というのは、ザヴィヌルの音楽手法と、捉えました。

"Sportin' Life" CBS(USA)FC-39908
Corner Pocket / Indiscretions / Hot Cargo
Confians / Pearl On The Half-Shell
What's Going On / Face On The Barrom Floor
Ice-Pick Willy
Josef Zawinul (kbd) Wayne Shorter (ss,ts) Omar Hakim (ds)
Victor Bailey (b) Mino Cinélu (perc,g)
Bobby McFerrin (vo) Carl Anderson (vo)
Dee Dee Bellson (vo) Alfie Silas (vo) 1985/03
 全面的に、軽快なボーカルもあいまって、明るいアルバムに仕上がっています。おやっと、するのが What's Going On で、若い女性の声で日本語が登場します。日本語以外はわかりませんが、タイトルに無関係な街頭録音とは違うのがミソですね。これでいろんな言語圏にファンを持っていたことが確信できます。このアルバム、わたしはウェザー・リポートの終了期の傑作だと思います。

"This Is This" CBS(USA)FC-40280
This Is This / Face The Fire
I'll Never Forget You
Jungle Stuff、Part 1
Man With The Copper Fingers
Consequently / Update / China Blues
Josef Zawinul (kbd) Wayne Shorter (ss,ts) Victor Bailey (b)
Mino Cinelu (perc) Peter Erskine (ds) Omar Hakim (ds)
Carlos Santana (g) Marva Barnes (vo) Colleen Coil (vo)
D. Siedah Garrett (vo) Darryl Phinnessee (vo) 1985/12..1986/01
 いまのところの、ウェザー・リポート最終アルバムです。輸入盤の方が、国内盤より安価で種類も豊富といった理由で、ライナー・ノーツは無視して音を聴いているのですが、聴きなれたロックのギターが加入しています(This Is This / Man With The Copper Fingers )。カルロス・サンタナのようです...。ジャズ・ミュージシャンのアルバムに多く参加しているサンタナですが、ここまで来たかの感があります。フュージョンがクロスオーバーと同意語になったのかも知れません。ブログの記事を書くのに
海外Web(http://www.binkie.net/wrdisc/About.html)を参考にしたのですが、根っからのジャズ・ファンが作ったページのようで、サンタナさん無視されています。
このアルバムは、無理して纏めたのでしょうかね。ウェイン・ショーターが抜けた曲が多いようです。最終アルバムにふさわしい閑散となって、次の仕事を、しつつある状況です。結局ザヴィヌルの力量が一番発揮できたグループだったようで、この後ザヴィヌルは、ザヴィヌル・シンジケートに活動を移行しました。


投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/07/04 ものずき烏
(参考)
2005-05-07 ザヴィヌル:”ばら”のジャケット ←フュージョンではありません
2005-07-01 ウェザー・リポート:(’71~’74)
2005-07-02 ウェザー・リポート:(’76~’77)
2005-07-03 ウェザー・リポート:(’78~’82)


ダメ押しで、次回もザヴィヌルさんのお仕事を投稿します。
2005-07-05 ザヴィヌル:ウェザー・リポート前後の活動

最新の画像もっと見る