TO YOU WITH LOVE: Joe Zawinul Trio
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/49/75dbcfd7aa3dd2c6854019d224497f34.jpg)
マイルスのイン・ア・サイレント・ウェイから、ウェザー・リポートそしてザヴィヌル・シンジケートにいたる、エレクトリック・ピアノやシンセサイザーのザヴィヌルに、親しんでいるわたしなのであるが、それ以前からザヴィヌルは、アコースティック・ピアノでキャノンボール・アダレイのMercy, Mercy, Mercy ! の作曲などで活躍していたのである。キャノンボールのアルバムは、マイルスの分類に入れてしまった、サムシング・エルスしか持っていない。
そのわたしが、唯一もっているザヴィヌルのアコースティック・ピアノが、このTo You With Love である。コレクターにはザヴィヌルの"ばら”のジャケットとして知られたアルバムであるらしい。わたしのは、フレッシュ・サウンド・レコード(スペイン)の復刻盤である。
困ったことに、クレジットにザヴィヌルの名前しか、記載されていない。ネットで調べましょう。
Joe Zawinul (p) Ben Tucker (b) Frankie Dunlop (ds)
Ray Barretto (cong) 1958-59
と知れました。CDで入手できるようです。だいぶ昔の、キャノンボールのグループに参加する前、つまりオーストリアから移住したばかりでの録音です。
"To You With Love" Strand(SPN)SLS-1007 I Should Care / Easy Living Please Send Me Someone To Love It Might As Wall Be Spring / Love For Sale Squeeze Me / Greensleeves / My One And Only Love Masquerade Is Over / Sweet And Lovely Joe Zawinul (p) ...(b) ...(ds)
いいんじゃないですか、クラシックの国から来たのにクラシック臭くなく、ジャズのフィーリングが出てます。ネットでの感想は「ナイーブ」って出てました。余分な情報を入れずに感想したかったのですが...ハッハッハ、先に言われてしまった感じですね。エレクトリック・ピアノやシンセサイザーを駆使するザヴィヌルの印象が強いのですが、こんな世界も見せてくれていると。
投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/05/07 ものずき烏 記
(参考) ザヴィヌルのフュージョン・ミュージック
2005-07-01 ウェザー・リポート:(’71~’74)
2005-07-02 ウェザー・リポート:(’76~’77)
2005-07-03 ウェザー・リポート:(’78~’82)
2005-07-04 ウェザー・リポート:(’83~’86)
2005-05-07 ザヴィヌル:ウェザー・リポート前後の活動