ものずき烏の無味乾燥?文

ブログ発想 LP/LD/CD コレクション作業 進行中。ジャズばっかしじゃないかと言われたら身も蓋もない。

ザヴィヌル:”ばら”のジャケット

2005-05-07 | 音楽 の 紹介

TO YOU WITH LOVE: Joe Zawinul Trio



 マイルスのイン・ア・サイレント・ウェイから、ウェザー・リポートそしてザヴィヌル・シンジケートにいたる、エレクトリック・ピアノやシンセサイザーのザヴィヌルに、親しんでいるわたしなのであるが、それ以前からザヴィヌルは、アコースティック・ピアノでキャノンボール・アダレイのMercy, Mercy, Mercy ! の作曲などで活躍していたのである。キャノンボールのアルバムは、マイルスの分類に入れてしまった、サムシング・エルスしか持っていない。

 そのわたしが、唯一もっているザヴィヌルのアコースティック・ピアノが、このTo You With Love である。コレクターにはザヴィヌルの"ばら”のジャケットとして知られたアルバムであるらしい。わたしのは、フレッシュ・サウンド・レコード(スペイン)の復刻盤である。

 困ったことに、クレジットにザヴィヌルの名前しか、記載されていない。ネットで調べましょう。
Joe Zawinul (p) Ben Tucker (b) Frankie Dunlop (ds)
Ray Barretto (cong) 1958-59

と知れました。CDで入手できるようです。だいぶ昔の、キャノンボールのグループに参加する前、つまりオーストリアから移住したばかりでの録音です。

"To You With Love" Strand(SPN)SLS-1007
I Should Care / Easy Living
Please Send Me Someone To Love
It Might As Wall Be Spring / Love For Sale
Squeeze Me / Greensleeves / My One And Only Love
Masquerade Is Over / Sweet And Lovely
Joe Zawinul (p)	...(b)	...(ds)

 いいんじゃないですか、クラシックの国から来たのにクラシック臭くなく、ジャズのフィーリングが出てます。ネットでの感想は「ナイーブ」って出てました。余分な情報を入れずに感想したかったのですが...ハッハッハ、先に言われてしまった感じですね。エレクトリック・ピアノやシンセサイザーを駆使するザヴィヌルの印象が強いのですが、こんな世界も見せてくれていると。


投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/05/07 ものずき烏
(参考) ザヴィヌルのフュージョン・ミュージック
2005-07-01 ウェザー・リポート:(’71~’74)
2005-07-02 ウェザー・リポート:(’76~’77)
2005-07-03 ウェザー・リポート:(’78~’82)
2005-07-04 ウェザー・リポート:(’83~’86)
2005-05-07 ザヴィヌル:ウェザー・リポート前後の活動

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