ものずき烏の無味乾燥?文

ブログ発想 LP/LD/CD コレクション作業 進行中。ジャズばっかしじゃないかと言われたら身も蓋もない。

バルネ・ウィラン:(’58~’59)

2005-08-15 | 音楽 の 紹介

JAZZ SUR SEINE / UN TEMOIN DANS LA VILLE
/ NEW PORT '59: Barney Wilen

"Jazz Sur Seine" Fontana(JPN)PHCE-1011
Swing 39 / Vamp / Menilmontant
John's Groove / B.B.B. / Swingin' Parisian Rhythm
J'ai Ta Main / Nuages / La Route Enchantee
Que Reste-T'il Denos Amours / Minor's Swing
Epistrophy
Barney Wilen (ts) Milt Jackson (p) Percy Heath (b)
Kenny Clarke (ds) Gana M'Bow (perc) 1958/02/14
 CDで再発売すると沢山入るから、LP2枚分を入れちゃうんだね。アルバム作るときはアルバム全体での印象もあるから、ちょっと紛らわしくなってしまう。...驚きました、クレジットにミルト・ジャクソンとあるのでVibと打ち込んで聴いていたら、ビブラフォンが聞こえないのです。もう一度CDの印刷を確かめましたら、ピアノで参加してるんです。ビブラフォンのブルージーな雰囲気も感じるピアノです。

"Un Temoin Dans La Ville" Fontana(JPN)PHCE-1011
 「彼奴を殺せ」 soundtrack
Temoin Dans La Ville / La Pendaison
Melodie Pour Les Radio-Taxis
Poursuite Et Metro / Ambiance Pourpre
Premeditation Dans L'Appartement
La Vie N'Est Qu'Une Lutte
Complainte Du Chauffeur / Sur L'Antenne
Blues De L'Antenne / S.O.S. Radio Taxis
Final Au Jardin D'Acclimatation
Barney Wilen (ts) Kenny Dorham (tp) Duke Jordan (p)
Pal Rovere (b) Kenny Clarke (ds) 1959
  「彼奴を殺せ」 なんて映画は見たことがない。しかしこれは、一連のヌーベルバーグって奴ですよきっと。Duke JordanNo Problem =「危険な関係」という図式が出来上がっています。たぶんモノクローム作品でしょう。

"Newport '59 Fresh_Sound(SWT)CD-165
Introduction By Willis Conover、 
Passport / Round Midnight / Barney's Tune
Barney Wilen (ts) Toshiko Akiyoshi 秋吉(穐吉)敏子 (p)
Tommy Bryant (b) Roy Haynes (ds) Newport 1959/07/04
No Problem / Miguel's Party
Barney Wilen (ts) Clark Terry (tp) Bud Powell (p)
Eric Peter (b) Kenny Clarke (ds) Paris 1959
Round Midnight
Barney Wilen (ts) Evald Heideprim (p)
Karl Thedore Geier (b) Ederhard Stengel (ds)
Dusseldorff late '50s
 ニューポート・ジャズ・フェスティバルのライブ演奏は、アナウンスを含めてはじめの4トラック。この当時は野外だと思うが、音がその分、拡散しているのか、音が歪んでいるようです。...また驚きました。CDをMP3に変換してパソコンに入れているのですがRound Midnight が2曲収録されていると思っていたのが最初の奴が消えているのです。LPからMP3なら一つづつファイル名を決めてやっているからこんな事はないのですが、CDだと、あるんですね。しょうがないので二つ目のファイル名を変えて再変換しました。ブログらしく、小まめな事を記述してしまいましたが、わたしはバルネ・ウィランの音楽を書こうとしているのです。...
No Problem 、はい、でました定番。これから2曲は看板に偽りありで、ニューポートではなくパリです。アメリカが嫌になって住み着いた演奏家と一緒です。バルネ・ウィランもバッド・パウエルもリラックスして演奏しています。
最後のRound Midnight ですが、重厚にコントラバスのアルコ弾きで始まります。ベースではなくコントラバスと、あえて使うほどの重苦しさを漂わせています。場所は、やはり大戦後のドイツといったところですね。


投稿済み・準備中を含め アルバム・ジャケット一覧 を用意しました。
2005/08/15 ものずき烏
(参考)
2005-03-11 バルネ・ウィラン:(86、’87)
2005-08-14 バルネ・ウィラン:(’57)

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