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いま、辺野古の海で起こっている現実は、「現代版・銃剣とブルトーザー」そのもの!

2014年09月05日 | 日記
   埋め立てを承認した仲井真弘多知事は、工事着手に対して「特にコメントすることはない」と静観を決め込み、そのことが、なりふり構わず工事を急ぐ安倍政権を、結果として後押しすることに-----。   まさに異常な事態であり、普天間基地を抱える宜野湾市と建設予定地の名護市が、いやおうなしに対立的状態に置かれ、工事に投入される地元業者と反対行動の住民が現場で対立を強いられ、名護市民の間にも対立感情が生じているという。   それだけでは済まされない事態も、-----新基地建設によって新たな基地権利が発生し、県内で「受益層」と「受苦層」の断絶が深まる深刻事態にも-----。   その先にあるのは、ずたずたに引き裂かれた地域社会の無残な姿であることだけは確かなようである。さかのぼること1954年7月、-----米軍は住民に対して立ち退きを勧告、次の年の3月には「銃剣の武装兵とブルトーザー」を投入して、家を焼き払い土地を強制収容した。  ------普天間基地の変換のためとはいえ、基地の過重負担に苦しんできた沖縄で県内移設は禁じ手であることは百も承知のこと。   にも拘らず、立ち入り禁止区域の拡大、警戒船の大量投入、刑特法による逮捕・投獄-----。いま名護市辺野古で起きている現実は、有無を言わせない押し付けで、まさに、「現代版・銃剣とブルトーザー」と呼ぶにふさわしい深刻事態なのである。   あくまでも日米両政府が公正・平等の原則を踏みにじり、犠牲を一方的に押し付けるのであれば、----「国際世論にその理不尽さを訴え、関係国際機関に提起し続けるしかない----」と、力を込めてインタビューに応えていた識者の言葉が心に残る。

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