日・独・伊三国同盟によるファシズムの蛮行が世界の人々の正義によって打ち破られ、人類の歴史が大きく転換して70年---。 節目となる今年は各国で記念の行事や追悼式が行われている。メルケル独首相も改めて国民に呼びかけた----。 「歴史に終止符はない。我々ドイツ人には特にナチス時代に引き起こしたことを知り、注意深く敏感に対応する特別の責任がある---」と。 世界が過去に向き合い、戦争への反省と教訓を学ぼうとしているその時、日本は如何なることなのか、唖然とせざるを得ない。 ついに自民・公明の与党が「戦争立法」の全条文に合意。 本日14日にも「閣議決定」を行い国会にはかる構えである。 あれこれ言い繕っても、安倍政権がやろうとしていることは日本を海外で戦争できる国につくりかえることそのものである。 自衛隊が武器を持ち、人の命を奪い、また自らも奪われる-----。 「憲法9条」を掲げ、戦後日本が歩んできた道の逆戻りであることだけは確かである。 悲惨な戦争を体験し、二度と過ちは繰り返さないと「憲法9条」を誇りをもって高く掲げ続けた人々の平和への思いは決して崩れることはない。 平和を尊ぶ大きな確信をそこに掲げて、手を取り合って戦争への危険な野望を打ち破ろうではないか。 戦後日本が歩み続けてきた平和への道の逆戻りは断じて許さない!