つぐまるの世話人♂のトホホ日記

つぐまるコマのお世話をしながらライフワークに日夜励む!!

ステレオレシーバー

2016-11-23 16:46:59 | 音楽/ハーモニカ
ちょこっと前のお話だが・・・
オークションでステレオレシーバーを落札した。競合することもなく3千円だった。これは、なんと45年も前のシロモノだ。
当時から本当のオーディオマニアの人は、パワーアンプ、プリアンプ、チューナーとバラバラに高級品を組合せて
ああだこうだと語るのだろうけど、そうでない人はこれらが一緒くたになっているリーズナブルなステレオレシーバーというのを購入した。
正式名は総合アンプと言うらしい。チープな印象を受けるが、この落札したステレオレシーバーでも定価で¥49,800円したのだ。
当時の大学卒の初任給に相当する。だから、世話人はこのステレオレシーバーですら手に入れることが出来なかった。

で!欲しいものが手に入らなかったというのは、いつまでもトラウマになっている。いらないものでもやっぱり手にしたいと思う。
そんなこんなで、落札してしまったわけだが、ただでさえ処分したいものが家の中にいっぱいあるというのに、
またこんな大っきいのを抱え込んでしまった。隠すこともできない。



これでジャンク品だったら、粗大ごみ費用がかかるな!なぁ~んて思いながらスイッチを入れる。
驚いたことにこれだけの年月を経て、損なわれている機能はどれ一つなかった。もちろん音もきちんと出る。
内部を見てはいないが、この頃は、ハンダ付けなんかも職人さんがやっていたらしい。(本当か?)
いずれにしても、日本の技術は素晴らしい。当時から長持ちさせようと思って作っていたかどうかわからないが、
高い作業スキルで正確に丁寧に手順を外さずに作ってきた賜物ではないかと思う。
期待以上にしっかりしたものだったので、すぐに専用台をこさえてあげたくらいだ。



インジケータのブルーグリーンがとってもきれい。このころの製品はどこのメーカーもこんな色だった。
著名高級メーカーのマッキントッシュのインジケータがブルーアイズと呼ばれる青色だったから
そんな流れになっているのかも・・・。

この間作った怪しいバックロードホーンと組み合わせてみる。



音はどっかピリッとしていないというか古臭い感じがするというか(悪い意味ではない)・・・。
本当にアナログなんだな!確かにこの頃、デジタルというもの自体、存在していなかった。
そんなわけで、その当時の音楽ソースが一番合うような気がした。だからもう懐かしくて懐かしくて、昔の曲を聴き込んでいる。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿