つぐまるの世話人♂のトホホ日記

つぐまるコマのお世話をしながらライフワークに日夜励む!!

犬島へ

2015-02-11 15:01:19 | 調査と探索
日曜日、岡山方面への社員旅行の2日目の朝、世話人はみんなと別れて瀬戸内海の犬島に行った。
ここは昔、銅の精錬所のあった所で、その精錬所跡の産業遺構が廃墟状態で一部残されている。
それも廃棄されてから100年ぐらいになるので廃墟としては由緒正しいものだ。
映画の撮影現場になったり、前衛舞踏のステージにもなったりしているので、
世話人の探索予定廃墟のひとつにはなっていたのだが・・・。
それが、数年前からこの廃墟化した産業遺構を利用して今はこじゃれたミュージアムと化してしまった。
典型的な管理型廃墟状態だ。あぁ~つまらない。



それでも、社員旅行の途中からどっか他の所に行っちゃうというような協調性のない行動を取ってしまったのには、ワケがある。
高校生の時に見たテレビのCMで、この海岸に突き出たこの犬島の廃墟から水着のお姉さんが海に飛び込むシーンがあったのだ。
(なんとなく・・・記憶違いかも知れんけど・・)
それがもう・・印象的で!印象的で!
ででっ!岡山まで来たんだから、やっぱり見ておこうということにしたのだ。




この犬島の様子は、話が長くなるのでまた別の機会にするとして、アクセスが結構大変だった。
まず、岡山駅から単線ローカルで港にまで行くバスの出る駅に行く。
このバスが1日3本しかない。おぉ!!バスは普通の大きさのバスが定刻に来た。
だが、乗客は世話人ひとりしかいない。おぉ!これに乗って港まで3~40分程度らしい。
バスは停留所をすっ飛ばしてどんどん進んでいく。誰も乗ってこない。誰も降りない。(そりゃそうだ)
そのうち、このバスは、この先自由乗降になるという。降りたくなったら申告すれば、止めやすいところで降ろすという。
乗りたい人は、道で手を上げればいいらしい。(タクシーかっ!)バスは既に信号機も見当たらない道をえんえんと走っていく。
海岸沿いの道からひと山越えて、港にほぼ予定の時間通りに到着し、無事に島への船に乗れた。

世話人はバスに乗って、こんな不安な思いをしたことは、記憶にない・・。