中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

今週も休刊です。

2015-10-31 12:30:00 | 釣り一般
 企画していた釣行は、木枯らし一号が吹いたために中止になりました。そのため、ネタがなく今回は休刊です。
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一年ぶりのタテ釣り

2015-10-24 12:30:00 | 船釣り・釣行記
■目先を変えて■

 秋本番となって、いつもの完全フカセ釣りで利用している有望船は、軒並み満船となって予約が取れなかった。「であるのなら、他の釣りを。」と、今回はタテ釣り(落とし込み釣り)の乗合船に乗り込むことになった。利用したのは、いつも完全フカセ釣りで狙っているのと同じ鷹巣沖へと出船している海運丸さんだ。

●停泊中の海運丸●



■感覚が掴めない■

 久しぶりの凪日とあって、プレジャーボートを含んだ釣り船の数はかなり多いようであったが、とりあえず、出港地から近い位置で実釣がスタートした。
 タテ釣りでは、サビキ仕掛に掛かった小魚を食いに来るフィッシュイーター達を狙うため、イワシ類や小アジをいかに掛けるかが釣果のカギとなるが、周囲の他船を含めた航行する船影やエンジン音等から来るプレッシャーや、潮行きによって、普段なら誰にでも簡単に掛かるハズの小魚達に翻弄されることもしばしばだ。
 かく言うボクも久しぶりのチャレンジなだけに、そのへんがウマく掴めるか不安を抱きつつも第一投。しかし、一発では掛からなかった。
 その後も何度か小魚の層を通過させてみたが、不安は的中しそうであり、すんなりとは行かない感が漂っていた。

 小魚の掛かり具合は船中の全員で芳しくなかったためポイント移動を繰り返すが、しばらく経つと掛かる人、掛からない人の差が出るようになっていた。ボクの場合は、全体の“中の下”程度であった。当初の“落としパターン”は、指示ダナ5m手前まで全速で落下させ、そこからスプールをサミングして押さえてスピードをセーブしながら落とし、掛からなければ巻き上げて同じパターンを繰り返すというモノであったが、「コレだ!」という感覚は掴めずにいた。
 そこで次なるパターンを試そうと、全速落下の後にリールのメカニカルブレーキを絞ってみることにした。コレが良かったのか、ある程度安定して小魚が掛かってくれるようになった。
 そして、掛かった小魚が弱らないように、スピードを抑えつつ底まで落としてゆくと本アタリが…。

●待望の本アタリを捉える●

 しかし引きは大したことはなく、ツバスクラスとハマチクラスのブリ族がダブルで掛かっていて、ガックリ。
 他の釣り人の釣果も芳しくないことから、ここでも粘らず、周囲に集まる他船の多さから船長は南への大移動を決意した。


■上向かないまま■

 かなりの大移動の後、イワシ類が中心の大きな群れを船長が発見し、その周囲で粘ってみることになった。しかし、ここでもライバル船が多かったことと、イワシ類を襲う青物からのプレッシャーの影響で回遊層がコロコロと変わる状況だった。それでもボクの釣り座とは反対の船首側では、ウマくイワシを掛けているようだったが、ボクにはその半分程度の割合でしか掛かってくれなかった。恐らくコレは、船長の指示ダナは当然船首方向を見ての判断であるため、船首側では層が変わる前に仕掛が到達する確率が高かったことが主原因のように思われた。しかも、安定して掛かれば、本命魚が掛かる確率が上がるのは当然で、大本命のヒラメ、それも70cm級を含んで釣果が伸びているようであった。
 ここまでボクも本命魚のアタリを捉えていたが、「ヒラメであろう。」と思って慎重になっていると、送り込み過ぎてオモリが根掛かりしたり、逆に早アワセでスッポ抜けたり、はたまたアワセ切れをしたりで、ようやくメジロクラスと呼べるようなブリ族が1本と、伸び悩んでいた。


■大アタリ■

 残り時間も2時間を切る頃、堪らず、船長に落とし方の指南を受けることにした。コレまでボクは落とすスピードの調整に頼っていたが、船長曰く「5m間隔で2秒程停止させて、ゴー・ストップを繰り返してみたら?。」と言うことだったので、それを試してみることにした。
 この落とし方ではそれまでよりも幾分掛かりが改善したように思え、その実、ついに大アタリを捉えることに成功した。
 少し送り込んだ後、アワセを入れると、ドンッ!とした手応えがあった。しかし、そこから大きく走り出すワケではなく、その場でグイグイと締め込んだかと思えば、ただ重いだけの抵抗感になった。

●この引き具合は…●

 しかし、時々思い出したかのように、その場での締め込むといったパターンが繰り返されたので、本人の感触は勿論のこと、後ろで見ていた船長からも「大ヒラメか?」との声が掛かっていた。そのため、ドラグを緩めにして慎重にやり取りを行っていた。そして、グイグイ→ただ重いだけを何度もしのいでクッションゴム代わりのリーダーがようやくリールに巻き取られた頃に相手の正体が判明した。何とそれはブリだったのだ。

●84cmのブリ●


 てっきり“縁側40cm級(実寸70cmオーバー)”を期待していただけに拍子抜けしたが、このブリは自分が回遊魚であることを忘れたのか、一向に走らず、何とも意気地がない、お騒がせなヤツだった。 


■夕闇迫る中■

 そして、とうとうラストチャンスを迎えた。アドバイスを受けてからの落とし込み具合は“ゴー・ストップ・パターン”で押し通したが、夕マヅメに差し掛かったこともあって、小魚の掛かりは良いままだった。
 そして船長から「そろそろラスト。」との声が掛かった時に、ラストのヒラメ狙いの目論見を奪う、着底前に引ったくるアタリがあった。

●途中で引ったくるのは…●

 「どうせ青物だろう。」とは思っていたものの、背中側の釣り座では小マサが1本アタッていたので、それを期待したが、ボクには化けてくれることはなく、またもやメジロだった。

●納竿の瞬間●


■反省すること多々■

 この日、一日にわたってボクの竿に小魚が掛かる率は高いとは言えなかったが、掛かった際の感覚は逃さずに感じていたし、それを殺さずに着底させてもいた。しかしながら本命魚、特に大本命魚であるヒラメのアタリは遠かった。これは推測だが、風と潮の関係で船首側の右舷がいち早くヒラメの居着く魚礁の近くに到達し、それとは正反対のボクの釣り座が一番後もしくは外側になっていたように思う。そのため、ボクにはガシラやソイといった根魚のアタリは全く無く、魚礁の外を回遊する青物(ブリ族)ばかりになってしまったようだ。実はこの日釣り座選びのジャンケンでは勝っていたのだが、完全フカセ釣りばかりやっていた影響からか、トモ(船尾)の釣り座を選んでしまった。勿論船長は修正をして平等にアタるよう計らってはいてくれたのだが…。
 とまぁ、言い訳は兎も角、馴れない釣りであり、まだまだ勉強する必要がありそうであった。次の機会は自身をバージョンアップさせてのチャレンジだ。
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荒天の時期

2015-10-17 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 天気図を見ても判るように、季節は進んで、ぼちぼち冬型の気圧配置が現れるようになってきた。当然ボクがホームグラウンドにしている日本海側ではその影響を受け始め、荒れる日が増えている。先々週、先週と釣行計画は立てていたのだが、2度共に波が高くて中止になった。
 特に鷹巣沖では出漁できない日が続いており、エサが入らなくなったことと、水温低下でヒラマサはどこかに移動しているかも知れない。そのため、「狙いを換えようかな?。」と思案中だ。
 そんなこんなで、今週はネタ無しのため、こんな内容で失礼します。
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引き続き、鷹巣沖で

2015-10-10 12:30:00 | 船釣り・釣行記
■またもや鷹巣沖へ■

 「もう出ないだろう。」と、何度も思いつつも、行けば顔を出してくれる大型ヒラマサに魅せられて、福井県鷹巣沖への釣行が続いている。勿論、今回もいつもの晴海丸さんに乗っての釣行だ。

 アッという間の航海で、ヒラマサ出没エリアに到着するが、そこでは100mを流すのに6~7分、それも船尾からやや角度を左に変える程度のフカセ釣りには最適な潮流となっており、恐らく今年度ではベストなコンディションのように思えたために、「魚さえ居れば頂き!」感覚でのスタートになった。
 
 いつも通りに船長の予想とポジショニングがピタリと決まって、実釣開始後はマキエサが効き始めると、コンスタントにアタリが出始めた。

●アタリは素直に出てくれた●

 まずはマダイからだったが、いわゆる食べ頃サイズをゲット。その後もアタリはポツポツと続き、時折「おっとコレは…。」と思わせてくれるのは、ハマチと呼ぶには大きいが、メジロと呼ぶには厚かましいサイズのブリ族であったり、60cm級のマダイであったりしたのだが、退屈しない程度に釣れてくれるのは有り難く、狙いの大マサが登場するまでの前哨戦としては申し分のない状態だった。

●最大は60cm前半サイズ●


■ようやく登場だが…■

 数時間にわたってアレコレ手を尽くしていたが、ヒラマサらしき気配がないままに時間が過ぎていた。そんな中、隣では何度目かのブリ族のアタリを捉えていたが、それが取り込まれた直後にボクにもアタリがあった。そのため、てっきり同系列と思っていたのだが、足下に来てから様子が変わった。


●足下に来てから頑張るのは…●

 とは言うものの、引き自体は心地良い程度のモノで、難なくゲット。コレが小マサだった。

●67cmの小マサ●

 この程度のサイズであれば群れになっていることが多いのだが、そうではなく単発だった。これまで何度もヒラマサにオキアミの付いたハリを食わせてきたが、こういった感じで釣れる場合は、自分がヒラマサとは知らずに、ブリ族の群れに付いて回遊している「醜いアヒルの子」状態の個体(実際にはブリ族の方がヒラマサよりも醜いが)のように思うが、本当のところはどうなのだろうか?。

■またもや終盤に■

 その後もアタリが拾えていたため、大きく焦ることはなかったが、やはり“一発”が来ないと満足したとは言えない。しかし、無情にも船長から、「この流しが終わって、次の一回で終了。」との声が掛かった。
 ここまで、隣の仕掛とは時折オマツリをしていたので、最後の一流しは同時に流そうと、一旦回収した後に仕掛けを投入するタイミングを合わせることにした。
 最後のマキエサをまとめて撒き、流し始めてからは、大した期待もなくアタリを待っていた。コレまでアタリがあった距離は殆ど130mで、コレは隣も同じだったし、ハリスの号数や長さも同じだったため、沈み具合も殆ど同じだったと思う。そしてこの同条件の仕掛が2本、ポイントに向けて流し込まれていったのだが、130mに差し掛かると、ほぼドンピシャの状態で最終のダブル・ヒットとなった。

●ダブル・ヒット!●

 コッチは、当然ながら?食べ頃サイズのマダイであり、途中でカメラのシャッターを押す余裕まであったのだが、隣は全く余裕のある様子ではなかった。スイスイと引き寄せられるボクとは反して、ウンウンと本人とリールが唸りを上げる様子は、まさしく待ちに待った大マサの締め込みだった。
 慌てて“ただ付いている感”のみのマダイを全速で回収して隣のやり取りの邪魔にならないように計らい、ここから先は船長の助手としての行動をとる。
 魚の走る方向に合わせたポジションチェンジの度にバッテリーケースを持ったり、椅子を持ったりして左右への移動を手伝いながら見守ったが、やがて姿を現したのは、やはり大マサだった。そして船長による最後の手手繰りの間も大暴れすることはなく、無事にやり過ごしてネット・インとなった。

●98cmの大マサ!●

 「同じように流したハズなのに何で…。」
 ボクにとっては何とも不運な(隣にとっては幸運な)展開になったが、これでこの日の釣りが終わった。
 
●全体の釣果(大マサと右上の小マサとの差は果てしない…)●



■まだまだ続く…■

 時期的に魚が移動してしまう確率が高いため、「今回釣れなければ、一旦タテ釣りを始めとする、他の釣りに換えよう。」と思っていたが、なかなか終わりが見えない。従ってまだしばらくの間はこの釣りが続くが、何せ粘った末に1本獲れるか獲れないの、一発勝負の釣りだけに、結果次第で次回釣行までの間を「悶々と過ごす」ことになるため、たちが悪い。当然、この日の釣りの後は悶々と過ごしているのだが、次回の釣行では「気分爽快」となりたいモノだ。但し、そうなると今後も延々と続いてしまいそうな感じがしてオ・ソ・ロ・シ・イ…。
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舞鶴沖へ様子伺い

2015-10-03 12:30:00 | 船釣り・釣行記
 今回は、時間がないので、ダイジェスト版です。


 シルバーウィーク中に「まだ早いかな?。」とは思いつつも、舞鶴沖へと向かった。乗船したのは、日本海41で、船長とは久しぶりのご対面だった。
 
 一旦、冠島周辺で様子を伺ったが、思わしくないので、白石グリへ。そこでは100m流すのに4分を切るようなブッ飛び潮が流れていた。これだけ速いとアタる距離は遠くなるが、マキエサが効き出すと実際に240m~290mといった距離でアタリが出始めた。

●アタる距離は遠い●

 そのため、「ヒラマサが食ったらどうしようか?。」と思ったが、そんな心配は要らず、アタってきたのはマダイばかりだった。

●食べ頃が中心●

 魚は退屈しない程度に釣れてくれたが、周りの人より大型を狙ってやろうと、アタリの出た距離よりもワザと遠くで沈めてみたり、逆に手前で深く入れてみても結果は同じだった。

●少しマシなサイズとのやり取り●


●これが精一杯●


 釣り座が船首側だったボクからは、トモでは一時マダイを入れ食いをさせているように見えて羨ましく思えたが、実際の釣果数を聞くと7枚だった。5枚だったボクとはそう変わらず、サイズもほぼ同じだったので、それは思い過ごしの「隣の芝生は青い」状態だったが、全体の釣果からみても、まだまだ夏の影響から抜け出る手前の感があった。
 恐らくこれから秋の深まりと共に本格化するだろうが、実際に90cm級のメダイや、80cm級のマダイも釣行後には登場している。後はヒラマサの回遊があれば言うことはないのだが…。
 まずは手始め。福井県の鷹巣沖と平行して、今後もこの地区を攻めていくつもりだ。
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