中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

’08版 男女群島 その2

2008-05-31 12:36:14 | 磯釣り
 さてさて、続きを…。っと思ったが、今回の釣行は次号の磯スペに掲載が決定したので、詳しい話はそれを見てもらうとして、その後の流れはザクッと行くことに変更なのだ。

 夕方5時になる頃、予定通りに日の出丸が迎えにやってきた。SOS周辺に他の釣り客を降ろした後「次、上物の人用意して。」との声が…。このパターンだと今年もあの”ホ・タ・テ・イ・ワ”

に乗れそうな雰囲気だ。用意を進めていると、船長から「波気がまだあるから、一人はダメ!。」と声が掛かる。しかし、引き下がるわけにはいかない。ちょうど、同行していたシマノ・インストラクター(石鯛)=中出一也クンの友人達が目に入ったので「ウルトラA級磯だから、一緒に降りないか?。」と誘ってみると同意してくれ、ホッとする。

 さてさて実釣開始。潮は昨年と同じ満ち潮が北西へと流れ、ブッ飛んでいる。早速仕掛けを作るが、勿論、昨年の釣行でも成功した「ワタシ流の本流釣り」用のセッティングだ。コレで攻めていくと、昨年同様に炸裂して数匹立て続けにゲットできたが、見た目では変化がないものの、気が付かない部分で潮の変化があったのか、やがてアタリが散発する程度に減ってゆく。

 一緒に上がった人達のホームグラウンドは紀東だそうだ。彼らは私と反対側を通る本流を攻めようとしているのだが、いつもの釣りスタイルが通用せず、苦労しているようだ。ココで手ほどきをして釣ってもらうことにした。その甲斐あってか、何投かする内にそれぞれが自己記録を軽~く越える尾長グレをゲットできたので、磯全体の士気が上がってゆく。

 その後は自分の釣り座に戻って流し始めたが、反対側の本流の方にこちらの本流が収束されるような潮になり、後ろでワイワイと釣っている反面、ワタシの釣り座では先程よりも更にアタリが遠退いてしまった。
 そこで作戦変更。ハリスをそれまでの5号から4号に落として本流際に出来た鏡潮の縁を攻めていると、いきなりのズドン!がやって来た。それがコイツ

で、60cmだ。

 この後、最終日の撤収時間までの約41時間(内、24時間はひとりぼっち!)をこの磯で過ごすことになったのだが、その間はワタシの磯釣り歴20数年の中でも、最も壮絶な時間だった。

 ~この続きや詳しい攻略法は、次号の磯釣りスペシャルにて紹介します。
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’08版 男女群島 その1

2008-05-24 13:47:50 | 磯釣り
 とうとうやって来た出発日。心配された台風4号は日本南岸の少し離れたところを通ったため、ウネリの影響はほとんど無かった。しかし、まるで三陸沖で低気圧が発達した時の冬型気圧配置のようになったおかげで、北西風が強い中での出港になった。
 今回も肥前名護屋港発の日の出丸さん

を利用しての現地2泊3日ツアー。一応、初日が肥前鳥島へ行く予定だが、この風ではどうしようもなさそうだ。
 結局船は鳥島に立ち寄ることもなく、男女群島に直行していった。

 まず、真浦立神方面に何人か降ろし、吉田瀬方面を経た後、私の番になった。風裏ポイントを探す中、ポーターに「ここはイヤだな~。」と言っていたハズの「オッチャン瀬」へと船は向かう。この磯には過去2回の男女釣行の際、2回とも乗っているが、あまりイイ思いをしたことがない。見れば本流がある程度走り、引かれ潮やサラシがソコに引き込まれていて、一見絶好の尾長グレポイントのように感じるのだが、昼間は口太がほとんどで、尾長は少ないように思う。どこかで見た地元九州人の釣り場案内でも、ここよりも対岸にあるシケシラズの方が良いとも書いてあった。でも仕方がない。無情にもホースヘッドはそのオッチャン瀬に着いてしまったのだ。
 磯から見た対岸にあるシケシラズとの水道はこんな

様子だ。

 乗ったばかりの頃は上げ潮になっていて、この写真右手の磯先端から左ナナメ方向への潮流になっていた。ソコへ向かう引かれ潮へと仕掛&マキエサを投入し、攻略開始。数投目からパタパタと口太グレが食うが、昨年かなり湧き気味だったイズスミが居ない。これは期待が持てるかも?と思って続けている内にチョッとイイ引きが…。それをササッとかわしてゲットしたのが今回の初尾長

=約45cmだった。

 その後、潮止まりを迎えるまでは尾長は来ないものの、口太が釣れ続き、退屈はしなかったが、下げ潮に変わると全く何も食わなくなる。見回りにやって来た日の出丸も「ポツポツ食ったのなら、そのまま居た方がイイよ。」と言ってくれたので我慢をしたが、状況が改善するのは「夜釣りで大尾長の一発狙いしか方法は無いのかも…。」と思い、夕方5時に来るという2回目の見回りに向けて、早目に準備をすすめ、磯替わりに備えた。

 その2へと続く。 
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ナナなんと!

2008-05-17 15:46:46 | 磯釣り
 ナナなんと、せっかくの遠征釣行だというのに、台風が連発だ。3号はそうでもないけど、4号は日本列島に割と近いコースを通っていくようだ。これで中止にはならないとは思うけど、行きの大揺れは決定したようだ。過去2回続いて乗れた肥前鳥島は、今回の航海では初日に乗れるコースなので、多分乗れないだろう。これも前回までと同じ釣れ具合だと痛くも痒くもないんだけど、現在のところ鳥島では尾長グレの60cmオーバーが、そこそこ釣れているので何とも惜しい。
 まぁ、台風に文句を言っても大幅には逸れてはくれないだろうから、他の磯で頑張るしかない。どうやら出足からつまずいてしまったようだ。来週末には報告が出来ると思うので、それまでしばらくお待ちを…。
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再び男女群島へ

2008-05-10 13:07:24 | 磯釣り
 来週の月曜夜(19日)から昨年に引き続き「男女群島&肥前鳥島」

への遠征に旅立つ。
 今回もお世話になるのは肥前名護屋港発の日の出丸

で、コレで3回目の乗船になる。

 何故今頃かっていうと、空いているからという事だろうか?。何しろこの時期は上物の釣り客がほとんどいない。昨年も同時期の、しかも土日を含む行程で訪れたが、帆立岩を含む、寒のシーズンでは考えられない磯に簡単に乗れてしまった。ただし、人が少ないという事はシーズンから外れているからかも知れないが、釣れないわけではないので、ピーク時に混雑した中で、B級、C級磯上での釣果とを天秤にかけてみると、どちらが良いのかは一概には答えが出ないのだ。

 私の男女群島釣行もコレで3回目。自身の経験では超大型はバラシだけで「イイ思いをした。」というがイメージがないのは、ツイていないのか、腕が足りないのかは判らない。しかしながら、それでも毎回クーラー満タンの釣果を得ているのは事実だ。

 滅多に上がれないと言われる鳥島

にも、もう2回も上がっており、この島も今回で3回目なのだが、尾長グレの最大は45cmで終わっている。やはり、以前にも書いたように超A級磯に上がるだけで運を使い果たしているのだろうか?。答えは来週半ばには出ているはずだ。

 とにかく、梅雨入りまでの時期は、男女群島でノンビリ竿が出したい人にはオススメの時期なのだ。
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山梨でキャンプ

2008-05-07 09:53:02 | キャンプ
 毎年恒例になった山梨県「白州観光キャンプ場尾白」へ、キャンプに行ってきた。
 

 今年も高校時代からの友人である、3家族合同で行ったのだが、直前の天気予報ではチョッと5日が悪目の予報だったせいか、例年よりも混雑しておらず、設営場所にも自由度があったので非常に助かった。

 早速、キャンプ場裏にある尾白川

で竿を出したが、不発。
 キャンプ場の守衛さん?の話では、この川は途中の堰が高いので下からの魚は上がってこられず、釣るなら6月に入って成魚放流をした後でないと無理という事だった。これだけのロケーションの川でありながら、人間が作った堰のおかげで成魚放流に頼らざるを得ない「魚の居着かない川」になっている現実を知って、唖然となった。
 仕方がないので、近くの管理釣り場に行き、ヤマメやニジマスを狙ってきたが、連休の混雑でプレッシャーが掛かり、ヤマメはなかなか口を使ってくれなかった。それでもなんとかゲット

したものの、当然釣りやすいニジマスの数が多かった。
 キャンプ場に戻ってからは、それらを天ぷらにして食べる事になった。
 ニジマスの味に関しては今まで、あまり良い印象はなかったが、天ぷらにするとパサパサだったはずの身に脂が入り、結構うまいのだ。友人の中には貴重なヤマメよりも上だというヤツもいるくらいで、ニジマスに対する評価が大きく変わった瞬間だった。

 キャンプでの楽しみの一つと言えば、焚き火

を囲んでの団らんだが、今年もそれぞれの近況報告からバカ話に至るまで、お腹一杯?になるくらいの会話量でアッという間の2泊3日が過ぎていった。
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