徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

スイセン

2010-01-18 21:41:54 | Weblog
 先日越前海岸で見たスイセンです。
 スイセンは外国から持ち込まれたものが野生化したという説が有力のようです。
 越前のスイセンは対馬海流にのって平安時代に漂着した説や室町時代に遣唐使が持ち帰ったものが野生化したという説があるそうです。
 スイセンは暖地や海岸線を好むということです。
 越前海岸も日本海側で海の影響を受け暖かい気候であることが適していると思います。
 ただ今回の雪の中のスイセンを見て思ったのは日本では厳冬期である時期には虫が極端に少なく自然交配が難しいと思われるので外国から持ち込まれたというのはうなずけます。
 何故持ち込まれたのかはよく分からないようですが資料を見てみると園芸や薬用といった用途が記録されているようです。
 またスイセンはヒガンバナ科に分類されいてヒガンバナと同様にアルカロイドの一種のリコリスやシュウ酸カルシウムを含む有毒植物です。
 しかし、ヒガンバナのように根茎を救荒植物としての利用はされてはいなかったようです。
 またリコリスは適量では催吐作用がありますので漢方でもひょっとしたら使われていたかもしれませんね?
 でもヒガンバナと同様に強い毒性があるので現在では使われないだろうなーと思ったりします。
 調べてみると色々面白い植物ですねスイセンは。
 今では越前海岸では栽培や手厚い保護により海岸線に沿ってヒガンバナまるけで異様だと私は思ってしまいますが花の最盛期は日本海とスイセンをセットで見ることができ綺麗です。
 あと余談ですが周囲にはイノシシやサルの防除用の柵があったのですがスイセンは猛毒ですので彼らは食べません。
 スイセンを栽培している限り獣害はありません!!これが越前水仙を有名にした一つの要因ではないかな?と勝手妄想しています。
 ちなみに越前水仙として切り花出荷されています。道ばたでは一束100円で販売していますので越前ガニを食べてスイセンをお土産がセットにするのが通なのかな?(管理人)

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