私は野生のオキナグサを見たことが無く、いつも見ているのは植物園や庭先に植えられているものばかり一度見てみたいと思っていました。
先日、オキナグサのことが話題となり自生している箇所を教えてもらったので今日見に行ってきました。
環境省では絶滅危惧種Ⅱ類に岐阜県では絶滅危惧種Ⅰ類となっています。
絶滅危惧となっている理由の一つが採取圧であることから場所は伏せておきます。
教えられたとおり現地に行くと直ぐにオキナグサの花を見つけることができ写真を撮りながら、じっくり観察してきました。
オキナグサは漢字で書くと翁草です。
何故、翁かというと花が終わり結実した頃、種子を風散させるために冠毛が発達し、その様を白髪とみたて翁草となったということです。
オキナグサはキンポウゲ科の毒草で食することはできませんが薬草で生薬名は白頭翁(はくとうおう)と言います。生薬名の由来も標準和名の名の由来と同じです。
残念ながら名の由来となった白頭の状態には、まだなっていなかったですが連休中には見事な冠毛を付ける個体となると思われるので再度訪れてみようと思ったのでした。
絶滅危惧種となってしまったオキナグサですが飛州志や斐太後風土記といった飛騨地方の二つの風土記には薬品として使われていたことを示す記述があることから身近な植物であったことが言えると思います。(管理人)
花の写真
雄しべと雌しべがあり両性花であることが分かります。
受粉を終え花弁が落ちだしている状態、雄しべがしっかりと残っていることから雌しべのほうが成熟するのが早いようです。このことが自家受粉を防ぐと思われます。
未完熟の状態です。
冠毛が発達しだしています。
以前植えられたオキナグサの写真です。名の由来となっている冠毛が発達した状態です。
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何故、翁かというと花が終わり結実した頃、種子を風散させるために冠毛が発達し、その様を白髪とみたて翁草となったということです。
オキナグサはキンポウゲ科の毒草で食することはできませんが薬草で生薬名は白頭翁(はくとうおう)と言います。生薬名の由来も標準和名の名の由来と同じです。
残念ながら名の由来となった白頭の状態には、まだなっていなかったですが連休中には見事な冠毛を付ける個体となると思われるので再度訪れてみようと思ったのでした。
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雄しべと雌しべがあり両性花であることが分かります。
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