朝の気温は雪が降りそうな寒い5℃程度で、昼間も10℃をやっと越える低温の日が続いた。
6月だというのに、暖房を入れて4月並の寒さをしのいだ。12日になって快晴だが、最高で15℃だ
から寒い。
大雪山連峰は、久々に堂々の勇姿だった。
旭川市伊の沢スキー場(だいこんやま)からの遠望
ふるさとの山並みは、晴天になって現れる度に谷間の残雪が少なくなり、夏に向かう山容の変化を
確認できる。
桜の時期以来久しぶりに常盤公園を散歩した。
眩しい緑鮮の公園は、いかにも6月の旭川の風情だが、日差しがあるのに冷たい風で寒いためか、人かげはまばらでボートに乗る人もなく、噴水の音だけの寂しい公園風景を眺めながらゆっくり歩んだ。
カル鴨の親子二家族が、母鴨に保護されながら、池端で睦まじく暮らしている様子を目前で観察できる。元気に育ってくれよとエールをおくりつつしばし足が止まる。
何とも微笑ましい家族の温かさと強い絆を強く感じる情景に癒され安らぐ。
6月の新緑と水面の美しい公園風景を、街中で眺めることができるのは幸せなことだ。