輝く残雪の山並み

春特有の快晴で、上川盆地を囲む山並みが輝いていました。

大雪山連峰は勿論のこと、十勝岳連峰までもスカッと鮮やかに眺められる絶景です。

好みのビューポイント幾つか巡り、 旭川からめったに眺めることが出来ない、今日の十勝岳連峰を遠望し、久しぶりにゆっくりと峰々の名前を確認しました。

気温が低かったせいで、山々はまだ純白の雪山です。

これからは、峰の雪が消えた岩肌と、谷筋に残る雪とのコントラストが移り変わる絶妙なアートが楽しめます。

十勝岳（2077m）の中腹までの道路は除雪が終わって開通しているのか確認しません。

開通すると望岳台（約950m）から間近に活火山の生きる姿が眺められるのです。

　　
　　　　右方向の峰が映っていませんが、山並みはまだ続きます。

予定外の巣箱補修

今日は温かい春の陽よりで、遠くからウグイスの声が聞こえました。

9時半頃に、デンバーの妹から久しぶりに電話があり、近況を語り合いましたが、冬の寒さの影響で交通状況麻痺による、くらしの混乱や、突然の健康状態の異常など様々な変化を知りました。

午前中にアトリエ訪問予定のお客さんが、どうなっているのか午後になっても現れません。

予定がたたず、出かけることも出来ないので、午後から家の周りで過ごしました。

目標もなく、雪解け後の雑然とした未整備箇所を片付けましたが、気まぐれに巣箱の補修に手を出してしまいました。

カラスに屋根部分をはぎ取られた巣箱には、二重に板張りし、やり過ぎか過保護かと思われるくらいの頑強な補修は、予定外でした。



もう1個は、昨年針金を巻き付けて補修したので、別の場所に移動して設置しました。

以前に、スズメやシジュウガラが巣作りして子育ての観察ができたので、今年も期待しています。

バーベキュウ専用の野外テーブルなどは、定位置にセットしたり、腐葉土を畑に運んだり、お客さんの来訪がなかったために浮いた時間を有効につかいました。

浮世絵版画展の鑑賞で気付いた事

久しぶりに、保存状態良好な浮世絵版画を多量に鑑賞しました。

旭川美術館で、今日から6月7日まで開催の「高橋博信コレクションによるー浮世絵の華」展の開会式に出席し、その後約1時間184点の大判錦絵作品をじっくり鑑賞し、感動をあらたにしました。

国芳23点・英泉45点にも興味がありましたが、殆どが絵師国貞のもので「江戸名所百人美女」の内12点をそろって観ることができ、私的に新発見もありました。

多くは上下唇は半開きで歯もちらっと見えるのは、スケートの村主章枝が表現力豊かな顔つきがよぎって面白いと思いました。
鼻はややとがり気味で単純化され、目の開き加減やや広目で鼻側が尖って、横目と正面向きの異なる瞳が妖艶さをかもしだしている表現だと独善的に思い、より美人に見える表現の謎が解けたと思いました。

余話

○眠っているように椅子に座ったままの監視嬢の顔と美人がを見比べてみるのも、趣味が悪いが面白い。

○「定めによって照度を落としている」という主旨の説明書きがあるのに、入り口付近の作品には、明るい外光が入っていて意味がないし、40日以上さらしていていいわけがない。

○特設売店で販売されている絵はがき類には、展示作品のものがほとんど無い。

○カットの作法をあらかじめ来賓に周知させず、テープカット寸前に、マイクで参会者全員に知らせていたのは滑稽。

○カットの作法を「右手でテープを右手にハサミ」なんて、笑わえます。左ききの方の戸惑う所作が面白かったよ。

夜明けの劇的な雪模様

6時半頃に目が覚めた時、気温が下がって雪が降っている予感がしたので戸外を見たら、吹雪でした。

真冬の降り方に見えましたが、降り始めのようでもあり、地面に積もっているほどではありません。

断続的に、みぞれか雪か判断が付かない重そうな雪が勢いよく降ったり、ふあふあとゆっくり降ったりで、気温が安定していないようです。

雪景色は明暗を繰り返して雲は激しく移動し、雪は降ったり止んだりで、8時過ぎると一時的に陽が差すなど、その光景は劇的場面に見えました。

さすがこの時期ですから、気温０℃でも陽が照り出すと、ぐんと気温が上がるし、地温は温かいので雪を溶かし続け、10時頃には、風も穏やかになって元の景色に戻りました。

TVの天気予報は、全国的に晴天と報道していますから、このところ当たっている予報ですから、やがて晴天になることを期待しています。


　　　7時30分頃の様子

我が家の花便り- 3 注目していなかったナニワズ

天気予報は雨の後雪です。

朝から冷たい小雨が降る日になり、外気を測る温度計は、０℃を示しています。

庭の除雪が進んで、緑の葉を付けた小さな木が現れましたが、あまり気にとめずにいましたが、黄色のつぼみが見えてきたので、その名前を知りたくなり調べてみました。

前から生えていたのに、覚えていなかったナニワズとわかり、急に興味がでました。
赤い実が成るそうですが、注目していなかったせいか、今までに見た記憶がありません。

すでに開花していますが、雪解け後は木の周りが汚れているので、撮影を控えていました。

雨の中でしたが、覗いてみると雨に濡れて寂しそうに咲いていましたが、雨が止んだら撮影しようと思いました。

天気予報が当たり、午後4時半を過ぎた頃、小雨が雪に替わったので、あきらめようとしましたが6時近くになって雪が止んだので、薄暗い中撮影しました。