Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

「Galleryたまリーバ」で木村典義版画展

2014-05-24 23:05:29 | Arts
旭川市の「Galleryたまリーバ」で木村典義色紙版画展が開かれている。

Galleryたまリーバ」は、昨年開設されたらしいく、貸し画廊のようだがあまり知られていない。
JR旭川駅に近い宮下通9丁目左1号の「たまメディカルビル」の1階にあり、展示壁面全長15m
ほどの小さなギャラリーで、緑橋通りに面しているので通りからガラス越しに内部が見える。

スポットライトの設置はないが、一面ガラス張りなので自然光で場内は明るい。
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色紙版画展とは、額装が色紙額の版画展ということで、モノクロのリノリュームカット版画の小品が展示されている。
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全作品は、リノリューム(ゴム板)に高山植物の姿がシャープに彫られていて、巧みな刷りが見事だ。
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         ミヤマキンバイ

高山植物に造詣が深く多種のコレクターでもあることから、高山植物を愛でる優しい心が表現から感じとれる。会場には貴重な高山植物の展示もある。

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      作者の木村典義氏
謙虚に版画表現をこつこつと追求し、模索中とのことだが趣味を超える技法を生かして、もっと進化した作品が観たいものだ。

木村典義色紙版画展(10:00 ~17:00)は、5月31日(土)16:00まで

就実の丘での撮影は怖い

2014-05-23 22:34:42 | インポート
今日の気温は20℃くらいで、久々の晴天だった。
就実の丘で、5月の爽やかな薫風を感じながら大雪山の絶景を楽しんだ。
 
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最近では雲一つない最高の天候だが、春霞のせいかくっきりとしない。
それでも、初夏のふるさとの山並みを眺めるのは気分がいい。

今年初めての就実の丘なので、案内(説明)板が新設されたことを初めて知った。
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そこには「ヒグマがいます」という標題が目に付き、ジュースの飲み残し缶ヤ生ゴミを持ち帰ることを告げている。
大雪山連峰から十勝岳連峰までの山並みの説明が書かれ、就実地域の開拓の歴史や畑作が生活の基盤で、土壌を大切に守っている説明もあった。

最も協調していたのは「皆さんは農地に踏み込まないでください。」だった。
車は舗装路のみの走行とし、未舗装農道への進入はご遠慮ください。駐車の際は農作業トラクターの通過幅を十分残し安全な路肩に止めてください。交差点から5m以内は駐車禁止です。豊かな農村景観を次世代に伝えるために、皆様のご理解とご協力をお願いします。」書かれていた。
従前の、激しくきつい表現の命令調の立て札が多かったのに比べて、丁寧に優しく呼びかけている。

優しく表現しているけれど、農地に入り込む不届き者への忠告が本音だと思う。

中富良野町や名寄市在住時代に、農家が土壌を様々な雑菌や害虫から守ろうと懸命に努力していることを十分理解しているから、私は雑菌や害虫が付着しているかも知れない靴で農地に入ることは決してしない。

5年ほど前に、道路脇で写真を撮っていると、遠くから汚い言葉で激しく怒鳴られたことがあり、濡れ衣だと思っても、それ以来就実の丘に行くたびビクビクしながら撮影していた。

現在も、農地に入り込む心ない撮影者が存在するのだろう。
今日も又、前回よりもっと激しく怒りを込めた口調で怒鳴られた。

十勝岳連峰方面にカメラを向けて撮影中のことだった。
飛行機のように両袖を広げたトラクター(ブームスプレーヤー)が防除剤を蒔きながら、40mほど離れた手前の畑を横切ったので、それをカメラで追いながら山並みの景色に入れようと撮影したのが、ダメだと言っているようで「何でオレにカメラを向けるのだー・・・」という内容にも聞こえた。

わざわざトラクターを止めて怒鳴ったので、その喧嘩腰の恐ろしさに身が震える思いだった。
対話して謝るべきことならばと大声で叫んだが、去っていった。
トラクターの行く先や駐車した位置から推察して、5年前の怒鳴り声と同じ人物のように思えた。
面談して本音を聞いてみたいものだ。

高まった心臓の鼓動は、再び素晴らしいふるさとの山並みを眺めることで癒やされた。

就実の丘の説明板に「トラクター撮影禁止」と書いてほしい。
ふさとの山並みを眺める旭川市の景観としては、NO.1なのだが、農家が本心嫌っているのは誰なのだ。


遠藤 享版画展と旭山動物園ロゴ

2014-05-18 00:35:25 | Arts
旭川市のギャラリーシーズで、遠藤享版画展が、16日から始まった。

DMの副題?にgraphic art exhibitionとあり、テーマ?がspace & space - natursとあった。
16日のオープニングパーティー冒頭の挨拶の中で、作者から自作版画について若干の説明があった。

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風景写真を加工して銅板に焼き付けたリトグラフだという説明だったが、風景写真をデジタル化してプリント表現までの過程の理解は困難だ。
 
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芸術は科学ではなく、制作過程を言語で説明する必要はなく、再び同じ作品を創り出す保証をすることでもないから、理解困難は問題ではない。

イメージ枠のボカシ表現などは、普通のCG表現にしか見えないので、一般的には分野としてCG(コンピュータグラフィック)とみることもでき、プリント(刷り)が共通プロセスである上では、いわゆる版画なのだと主観的見方であってもいい。

技法や過程をとやかく問題にしなくなった現在では、どうやったかとか材料・素材は何かではなく、どんな考えで心の主張をした表現なのかが観点なのだろう。


パーティーの途中に旭山動物園のシンボルマークの作者だということが披露されたので、グラフィックデザイナーとしての業績を改めて知ることになった。
      
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左のマークの作者は遠藤 享さん 
      
      
制作のエピソードを語った後に、前旭山動物園長の小菅さんからも秘話?が語られた。

北海道銀行のマークの作者でもあったのは、認識不足だった。
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遠藤 享版画展は6月1日(日)まで

水仙の仲間の競演

2014-05-11 00:12:18 | 自然の恵み
気温が20℃近くになっても、まだ日陰には残雪があるのに桜は満開。

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水仙の仲間が咲きみだれて、庭の一隅は競演のステージさながらの光景が楽しめる。
 
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     最初に咲き始める八重のスイセン

ニッポンズイセンの仲間 
 

 

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現在の庭の主役は大型のラッパスイセンで、堂々と咲き誇るようによく目立つ。
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この黄色と白いラッパスイセンが、最も優雅で気に入っている。

?鈴蘭水仙
 
鈴蘭の花姿に似ているので名付けられたスズラン水仙は、別名がスノーフレーク。
垂れ下がった先が緑の斑点と白の調和が絶妙な花姿だ。

そこら中に見ることができるので、最も馴染みのスイセンも、よく観察すると微妙に違いがわかって楽しいものだ。

桜開花の頃に共演の花たち

2014-05-09 12:13:20 | 自然の恵み
桜が開花する前後には、気温の上がるのを待っていた花たちが一斉に咲き出す。
桜開花前の花たちもまだ、庭を彩っているので楽しい。

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ナニワズ              エゾエンゴサク
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ショウジョウバカマ          ヒマラヤ雪の下

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エゾノリュウキンカ(やちぶき)   黄色い花のカタクリ

ヒアシンス?
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我が家の花園は、自然まかせて放任栽培なので、好きな場所に咲き出してくる。
根分け球根で増やすことをすればいいのだが・・・・。