Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

アジサイ(紫陽花)の七変化を楽しむ

2014-07-28 13:20:06 | 自然観察

26・27日の二日間続いた雨は久しぶりのことで、風が殆どない時は垂直に落る雨でドシャ降り状態でした。      7月の観測史上最高を記録したそうです。

土日の雨なので、せっかくの夏のイベントが軒並み中止なったのです。

恵みの雨でもあったようで、旭川市が「注意喚起」を行った「PM2.5」は103.7から5.0に下がったと報じています。 気温も下がってもう秋になるのかと思うくらいの雨の日でしたが、畑にとっても恵みの雨です。この夏に降った少雨で乾いた土壌を潤してくれました。

久々の太陽がすごくまぶしく感じる今日は、16℃から27℃に上昇して夏にもどるようです。

雨上がりの紫陽花が、新鮮に見えて和みます。

 

 

  

植えっぱなしの放任状態の庭で雑草畑か雑草園ですから、現在はあちこちに紫陽花が点在しつつ存在を主張しています。

紫陽花で思い出すのは、南ドイツのヴュルツブルグで入手したフランケンワインのレッテルの紫陽花の絵柄です。

                          シーボルトは日本人妻の名前「おタキさん」にちなんで、アジサイを「Hydrangea otaksa/オタクサ」と名付けて持ち帰り、オランダを経由して現在の観賞用アジサイに品種改良されたようです。布施昌一著「シーボルトの日本史」には興味深い詳細が載っています。

                  

ヴュルツブルグはシーボルトの生誕地で、シーボルト博物館で多色刷木版画個展をした際に、シーボルトと紫陽花の関係について深い知識を得ました。

我が家の庭の紫陽花が、七変化の始まるこれからの色相の移ろいが楽しみです。


二つの蜂の巣

2014-07-25 22:48:39 | 自然観察

今年は、飛び回る虫が少ないように思います。

蚊が発生していないには、雨が極端に少ないので水溜まりが無いためかも知れません。スズメ蜂も平年のように飛び回る数が少ないのです。

それでも蜂が時々飛来していることは気付いていましたが、6月中旬に別種の二つ蜂の巣を発見?しました。窓から1m少ししか離れていない桂の木に、初期段階と思われる奇妙な形状の巣がぶら下がっていました。

  6月19日撮影

葉陰に隠れて、左上と右下に小型のススメバチの巣が見えます。 葉陰でなければ窓から何時でも観察できる近距離ですが、近くに寄らなければ全体像を見ることはできません。   

                トックリバチの仲間の巣かも・・・・?。

黒っぽい蜂の出入りを確認しましたが、全長約20cmのこんな形の巣を見るのは初めてです。横枝にしっかりと固定して作られています。

そのまま観察を続けたいところですが、すぐ側で工事がはじまったので、この巣は危険にさらされることになり、知らない作業人が木を揺らして危害にあうことが予想されるので、取り払いました。

薄い紙で作ってあるような軽さで、窓下の棚に置いていたのですが、いつの間にか風に飛ばされて失ってしまいました。

               小型のスズメバチの初期段階の巣 

巣の一部と桂の葉を接着させて、巣を固定する工夫が見られます。

小型のスズメバチは、毎年巣づくりの場所の探索飛行を目撃し、初期段階の巣を発見しては駆除したことがあるので、珍しくはありません。

窓のガラスに縦割りの半分だけ接して作った時には、中が’丸見えでしたから親蜂がせっせと出入りして育てる様子の観察ができました。

どちらの形も魅力的な自然の造形美だと感嘆します。

家の周りは、いろんな昆虫や小動物が生息する様子が観察できる野生味溢れる自然一杯です。


白い花のモナルダ(松明花) 

2014-07-24 20:45:16 | 自然の恵み
 
風のガーデンにUFOか
暑中見舞い申し上げます。この定番の季節の挨拶は、小暑又は大暑から立秋までだそうだ。暦の上では大暑の昨日は、快晴が続き気温が上がり続ける頃と合致して、最高気温が32℃まで上昇し...
 

昨年7月20日に、富良野の「風のガーデン」で数種の花の苗を入手ました。

その中の白花の「モナルダ ディディマ」(松明花)を、我が家の花園に移植しました。

1年前の小柄な苗が見事に育って、白い花のモナルダがたくさん咲きました。

 

鮮赤のモナルダを品種改良して白い花にしたのかなー。

まぶしく輝いて優雅な姿で、良く目立ちます。

真っ赤なモナルダなので「松明草」と呼ばれるけれど、モナルダに白い花があることを知らなかったのです。

この時期の暑い日の太陽を浴びて咲くモナルダの白い花の開花を確認して感動しました。

Monarda didyma(学名)、シソ科モナルダ属の多年草で、芳香が「ベルガモットオレンジ」似ているそうで「ベルガモット」とも呼ばれます。

英名はScarlet beebalm,Oswego tea,Bergamot.

モナルダの名付けの由来は、16世紀ヒマワリをスペイン王立植物園に持ち込んでヨーロッパに広めたスペインの医師ニコラス・モナルデスの名前にちなんでいるのだそうです。

モナルダの葉の侵出液のお茶は、オスウィーゴティーOswego teaと呼ばれ、アメリカインディアンの人々は愛飲していたそうです。

 

ヒルガオ・どや顔

2014-07-21 00:15:10 | 家庭菜園

アサガオに対して昼に開花するのでヒルガオと呼ばれているようですが、朝なのにヒルガオ(昼顔)が咲いています。

       

 アサガオは種から観賞用として育てますが、地下茎で増えるヒルガオはつる性の多年草で雑草扱いです。

どこらともなく生えだして増えだすので、駆除が難しいためなのでしょうが、雑草扱いしたくないとても清楚で美しい感じのアサガオに似た花です。

昼顔とは全く関係ないけれど、顔と言えば関西芸人が使い出した言葉のようですが、「ドヤ顔」と言われる顔のことを思い出します。

相撲ではガッツポーズは御法度と聞きますが「ドヤ顔」は、OKのようです。白鳳が勝った直後の顔付きは、まさしく優越感溢れる「どうだ凄いだろう。」と自慢げな表情が「ドヤ顔」で印象的です。


北海道版画協会55周年記念展深川移動展

2014-07-17 22:18:09 | Arts

北海道版画協会55周年記念展深川移動展が深川市アートホール東洲館で始まりました。

       

      JR深川駅に隣接した経済センター・商工会議所の入り口から入って2階がアートホール東洲館

北海道版画協会の事業の一つである交流事業の一環で、北海道版画協会と韓国現代版画家協会との交流が実現しました。昨年6月に韓国ソウルでの韓国現代版画家協会展に、北海道版画協会会員20名の版画作品20点が展示され、訪韓した会員5名と友好的に交流しました。

今年は、札幌市での北海道版画協会55周年記念展に韓国現代版画家協会に韓国作家10名10作品を招待展示しました。訪日した韓国作家8名との友好的交流により、相互理解が深まり版画芸術の発展が促進されました。

この度、深川市アートホール東洲館企画で、札幌市での北海道版画協会55周年記念展の全作品を展示しました。

             

        

        韓国作家作品展示                大本 靖遺作展示

       

       

       

2部屋の壁に、ゆったりと51点が展示されています。この版画展での版画作品の鑑賞を通して、版画芸術の現状の理解を深め、現代版画に親しんでいただけることを望んでいます。

北海道版画協会55周年記念展深川移動展は7月31日まで。