最盛期は過ぎたが、可憐な花の代表的なスズランの花が葉陰に潜んで咲いている。
庭に増え過ぎたので、思い切って整理したため現在は僅かな株だけが残り、この時期になると恥ずかしげに可愛い姿を現し、微かな香りを漂わせてくれる。
スズランにまつわる歌の中で「スズランの咲く頃」という歌がある。
作詞 TAKESHI 作曲 風来坊のオリジナル曲で、曲も歌詞も気に入っているが、一番の歌詞にはスズランを愛でる心がよく伝わってくる。
「白く可憐に咲く花は
愛しい女の面影を写して小さな鈴になる
君影草と人は呼ぶ 葉陰に身を寄せ密やかに
俺に寄り添う君のよに」
スズランの花の近くに身を寄せてを眺めると曲想と歌詞の趣が倍増する。
ロシア民謡を歌ったダークダックスや鮫島有美子の「すずらん」も素敵で、どれも清く愛しい女性を連想できる。
スズランより早くに開花する「スズラン水仙」は、スズランに似て下向きに咲く。
花姿は個性的な造形美でスズランとは別の趣が漂っている。
立ち姿がスズランに似ている「釣鐘水仙/ツリガネズイセン」も可愛いく庭の一隅に咲いてる。
ツリガネズイセンは、シラー・カンパニュラとかSpanish blne bellという名の園芸種で流通しているようだ。我が庭に育つ数株は草丈約40cmだが、ここに何時から育っているのか不明。
聞いてみたいです。