=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

年末年始帰省1/2-3

2009-01-09 | ささやかなること
 玄関の松も外して、すっかり正月モードは抜けた我が家ですが、もうしばし帰省話を綴ります。
 1/2は、夜に夫実家の親族が集っておよばれをするので、午後から夫の実家へ行くことになっていました。夫は、酔った勢いで、実家に泊まったのですが、私は、自分の実家に帰りました。なので、午前中は寝坊して、のんびり。叔母が来たり、妹と姪が来たりと、ただぼんやりという感じでもなかったのですが、一緒に珈琲を飲んだり、お菓子をつまんだりと、心温まるひとときでした。
 姪からは、似顔絵入りの年賀状をもらいました。よくみると、にっこりウインクしてます。ひらがなで名前も書いてあって、子供は日々成長しているんだなーと思わずにはいられません。
 夫実家では、総勢13人が集いました。今回こそはちゃんとお手伝いしようと思って行ったけど、たいしたことも出来ず、あれも、これも、たくさん食べてと、勧められるままのお客様状態で、大変恐縮しました。正月料理はもちろんのこと、お料理屋さんのお刺身に、カニのむき身や、すき焼き…。黒豆はふっくらつやつやだし、煮しめは上品に味付けされた、花レンコン、たけのこ、梅にかたどった人参…などなど、どれほど手間がかかったのだろう…と思いました。夫は、こういう家庭に育ってきたことということを改めて心に刻みました。
 そして、1/3。お昼に、今度は私の親戚一同が集まって、昼に会食に出かけました。行ったのは、フランス料理のお店「ミューレミュー」。おまかせでお願いしたそうですが、前菜は、イカのすり身ボール、フォアグラのあつあつムースにカナッペの三種盛り、それから、魚介のサラダ、シーフードの薄いパイ生地(中近東でおなじみの…名前忘れました)包み、牛ヒレ肉ステーキ、そして、デザートは、ムース(洋梨だったかな…)にココナツシャーベット、フルーツ添えに紅茶(アールグレー)。一緒にワインも少し…。思い出しただけでも、うっとりします~もう帰省するお盆、正月、毎回ここに来たい~と思いました。そして何より、みんなの元気な笑顔をみながら、ゆっくり食事できることに感謝しました。
 食事を終え、小松駅まで送ってもらって、電車で金沢へ向かいました。
 金沢駅につくと、予約した特急の時間まで2時間くらいあったので、「コラボン」まで歩いていって、二三味珈琲を求めました。(おなかいっぱいで、ここでお茶はできなかったのが残念)それから、金沢百番街で、夫の会社用土産を探しまわりました。こうやってみると、金沢は、お菓子天国なのですよね。和菓子も洋菓子も、レベルが高く、しかも求めやすい価格のものが多いです。お土産に選んだのは、「柴舟小出」の菓子三種詰め合わせ。
 自分たち用に、いろいろ買って帰りたい気持ちもあったのですが、その時は本当におなかいっぱいで、食指が動きませんでした。ただ、帰りの電車で、駅弁を食べようと思っていたので、私は、ひさーしぶりに「芝寿司」のお弁当を買いました。石川に住んでいたときには、何かと頂く機会が多くて、自分で買う事等なかった芝寿司ですが、いざ久しぶりに帰郷すると、心動かされたのは、やっぱり芝寿司でした。夫は、なにやら、大友楼の駅弁をリサーチしていて、駅のホームで、「利家御膳」なるものを嬉々として買っていました。(治部煮が入っていて、どのおかずも、料亭の雰囲気が伝わってくる駅弁でした。割り箸まで箱に入ってました)
 帰りは北回りの「北越」→長岡乗り換えで上越新幹線Maxときで東京駅に向かいました。無事電車に乗ったものの、乗り換えの長岡では、電車が遅れて、荷物を抱えて走りました。(新年初ダッシュ)それから、お待ちかねのお弁当を開き、もぐもく。ところが、越後湯沢で乗ってくるはずの「はくたか」の乗客が、電車の都合で間に合わず、車内がガラガラのまま東京に着いてしまいました。(私たち、本当はこの「はくたか」で帰りたかったのですが、予約がとれず、「北越」にしたのです。もし、この「はくたか」だったら、疲労困憊の帰京となるところでした。何がベストなのか…分からないものね~と、夫と話しながら東京駅からさらに電車を乗り継いで、家路に着いたのでした)
 こうやって、帰省のことを振り返ってみても、記憶に鮮明なのは、食べ物のことばかり^^
 今年も、美味しく元気に過ごしたいものです。(20090109)

最新の画像もっと見る