=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

能登?バリ?珍道中

2006-05-30 | 旅のこと
 思い立ったら吉日…的な能登観光を、ティアラシャンティ(バリ舞踊練習仲間)金沢有志で!
 私も含めて4人とも、一昨年にバリへ同行したメンバーです。「バリ」という強い共通項で結ばれた能登珍道中。訪れた場所も、永光寺(羽咋)→能登カフェ(能登島)→桜貝のとれる海岸(能登島)→藤瀬の霊水(七尾・中島)→ベーカリー&カフェふらっと(能登町)→宇出津で美味しい海苔購入→縄文真脇温泉のつもりが定休日でのときんぷらで海洋深層水温泉→穴水の「華店」(焼肉やさん)で晩ご飯(温麺、冷麺に能登地鶏少々)…。能登カフェで、ごはんのあとによもぎのシフォンケーキを頂き、中島でしっかり地物の苺を買い、それでもマルガージェラートに立ち寄ってお店開いてなーいとお店のまわりをぐるぐるしたり、ふらっとで、美味しいと評判のイタリアンコーヒーのカプチーノに焼きたてのパン(くるみレーズンとかベーコンエピとか)をほおばったり、温泉あがりに、藤瀬の霊水(とてもまろやか)をごくごくしたり、夜もとっぷり暮れてきて、「華店」の前通ったら、「おなかすいたー」ってなって、「ごはん食べよう!」ってなったり(笑)とにかく美味しい珍道中でした。(バリへ行ったときも、一緒にごはん食べに行ったり、お供え物のおさがりいただいたりしてたっけねぇ…)
 この4人だから楽しめたコースというのもあるなぁ。私のリクエストで、永光寺に朝一番に行ったのですが、永光寺は、今まで気にはなっていたのですが、一人で訪れる勇気がなくって、ちょうどよい機会ということで一緒に行けて、本当によかったなぁと思いました。蛇のお出迎えがあって悲鳴をあげたり、力石に集まった蝶々、そして導いてくれた蝶たち…に、どこかバリみたいだねーって言いながら、山門へ。その急な階段は、私のなかではブサキ寺院の階段と重なるものがあり、まっすぐな木立を見上げ、そこからぴりっとくるような空気を受け止めるときに、ともに仲間がいる心強さを感じました。
 受付を済ませ、回廊から法堂へ。私たちの他には誰も居らず、バリのスンバヤンさながら、長い時間、お祈りし、それぞれが思いのまま座って、居させてもらいました。
 法堂の外にある場所のことを受付で教えていただいているうちに、「どういうお仲間ですか?」と聞かれ、「バリ舞踊を習っています」と答えたら、「そういえば、昔、30年ほど前、バリを舞台にした映画がありましたねぇ」という話になり…。「お茶でも差し上げてゆっくりお話できたらよかったですねぇ」と言っていただいたのですが、お客さんがぽつぽつとお見えになってきたので、おいとましようとすると、「では、こちらをどうぞ」と、献菓を分けていただきました。
 その後、「白山水」を口に含ませ、「やわらかい(味)ねー」と。少しずつ登っていき、五老峯までお参りしてきました。木々の間から、光が降り注ぐその場にいることが、とても心にまぶしくて、美しくて、なんだかなんだかそんな気持ちでした。
 最初に、こうやって、こんなふうに来られて、本当によかったなぁと思いました。ありがとう。
 さてさて、その後も、随時、いろんな場面で、バリ話登場。ふらっとのカフェの壁に飾ってあった絵が「プルメリア」だったこともあって、ウブドのエッセンシャルオイル計り売りの話から、焼肉店で鶏を焼いてても、バリの鶏すごく引き締まって、足長かったよね(笑)とか。特に、車の中で、私がけいこねーさんから頂いたバリCDをかけたら、もう大盛り上がり~♪「これ…テープまで持ってるわ…」「あ、新婚旅行思い出のCDだからと、知り合いに頼まれて、探し出して買ってきた曲…」「この音楽、10年前くらいからあるってこと?」「でも、この前、バリに行ったら、お店でかかってたー」「すごいロングヒットじゃない?」…リードボーカル(メロディー)などなどパートに分かれて、口ずさんで合唱(合奏?)。延々と繰り返すメロディーに、「これ(CD)って何曲入ってるの?」「(一同)知らない…笑。数えられないー笑」「この曲で踊れないかなぁ…」「ずっとこんな感じじゃない」…ヌッサー(肩を滑らかに動かす)をしてみる…笑
 朝の永光寺スンバヤンに始まり、ここは能登だけれど、なぜかそばにいつもバリがありました(笑)
 次は、お祭りに絡めて…もいいかもね(笑)
 お参り(スンバヤン)、そして、霊水(聖水)があって、温泉(水浴び)、そして、お祭り(あばれ祭のクライマックスは、ケチャのあの場面とそっくりらしいです)。あー、何かとってもつながっています。そんなことを感じた能登珍道中でした(20060530)

バリ舞踊練習日誌060527

2006-05-28 | バリ舞踊
 今年に入ってから、バリ舞踊のレッスンは、月に2回。うち1回は、小松で全体練習、もう1回は、午前金沢、午後小松の1日レッスン。で、27日は1日レッスンの日。
 1週間くらい前から、心に迷いがありました。七尾からだと遠いし、これから週末時間もほとんどないし、今回のレッスンは金沢だけの半日でやめとこうかなぁ…と。でも、土曜が近付いてくると、身体や心にもやもやしたものがたまってきて、「これを払拭できるのは、バリ舞踊しかないっ」と思えてきて、よーし、何が何でも1日行くぞーといき込んできたところに、予定をみてみたら、なんと仕事の当番があたっていて、荒れ模様の天気だとレッスンには行けないことに気づいて、がーーん。どうか晴れますように…と願いが通じて、朝起きると、穏やかそうな1日が始まっていました!
 金沢レッスンでは、陽気につられて、外でルジャンを踊りました。建物の床の上で踊るのと、足の裏に伝わってくるエネルギーがぜんぜん違います。前回のレッスンで教わったように、「踵の重心で立つこと」を意識していると、少しは受け止められるような気がしました。
 でも、その後で、「手が抜けちゃってます。手の先からエネルギーが逃げちゃってます…」と言われ、あらららら。たしかに、手を回すところとか、しなやかに動かせなくって、途中で、ぺろんと楽しちゃってるんですね。無意識のうちに…。バリの踊り手さんの指といえば、もうそれだけでみとれてしまうほど、しなやかで、バリ舞踊の華なのです。でも、私ときたら、幹(身体)はぐらぐらの割にしなやかさがないし、華は、力なく…。
 その後、前回に引き続き、ひとりひとりのアガムをチェック。
 アガムとはいえ、基本はまっすぐ立つことなのです。踊りを始めて気づいたことですが、ほんとうに美しくまっすぐ立つことのできる人って、どれだけいるんだろう?自分ではまっすぐだと思っていても、骨盤が傾いていたり、あるいは背骨が湾曲していたり。
 かくいう私も、骨盤が前傾していて、その左右の開き具合も違うもようです。そのせいで、肩の高さが違ったり、いろいろと歪んでいる訳で…はい。それでも、そういうことを意識して、まっすぐにしたいと日常生活に気をつけているだけで、いくぶん修正は可能なのだと思いました。
 で、アガムでは、肘を直すと、腰が×になり、腰を直すと、肘が…×。とほほ。
 踊りを始めて、もう4年になりますが、真剣に練習するようになって1年半。「食」の好みも変わったし、身体の質がずいぶん変わったかもしれません。
 でも、まだ、ここの部分(内臓というか、『肚』というか)が、全然ダメなのです。動かないがゆえに、無理矢理、手を動かして、身体がばらんばらんになっています。 
 午後レッスンで、ルジャンの左右の移動のところの「肚」の動かし方を見て、「あー、私のと全然逆だなぁ」と思いました。いえ、意識のなかでは、「肚」から動かすことっていうことは、随分前から意識しているのです。でも、身体がついてこない…何をどう動かすように身体にサインを送ったらいいか分からないのです。
 そういえば、こんなことも。「胸の中央の骨の部分」あたりをさして、ここから、こう(エネルギーが開いていくような感じで」…。そういえば、ここしばらく、気持ちが、その逆向きに、籠ってました。誰にも何も言っていないのに、踊る身体はとても素直なのかもしれません。
 金沢→小松への移動中、幸恵さん(バリ舞踊の先生)と、「やっぱり自分の感覚で確かめないとねー」というような話をしていました。噂や、情報や、誰かの言ったことより、自分自身がどう感じたかということに尽きるということです。
 よく「自分の身体のことは、自分にしか分からない」のですが、その自分ですら分からない…人も多いような気がします。(私もかくいう一人)。
 あるいは、分かっていても、どうしたらいいのか、分からないとか。
 ひとりひとりが、自分の身体をちゃんと感じ、慈しむことができるようになったら、きっと悲しい事故や、痛々しい事件なんてなくなるんじゃないかと心の底から思ったりします。
 そ、そうだ、ここは、バリ舞踊練習日誌でした。
 小松レッスンの最後に、その場の空気がちゃんとおりてきている…というような話題になりましたが、踊り尽きた私の目には、空気がとてもきめ細かい粒子になっているような気がしました。
 踊っている時は、踊りのこと(振り…笑)以外何も考えません。でも、そうやって身体を絞って、心も踊り一色だった後は、身体や空気もさることながら、気持ちがとても清々しいのです。
 で、そんな晩は眠る直前まで「インナーマッスル熱いなぁー」と。夢の中までインナーマッスル熱いーなんて言ってたような…笑
 たぶん、私が、七尾で、清々しく生きていられるのは、バリ舞踊と、お掃除と、温泉のおかげです。逆に、それ以外は、もう何にも要らないやーって。(もちろんご飯は別!)(20060528)

竹酢液って…

2006-05-26 | 日々の暮らし.能登
 竹炭をつくるときに発生する「竹酢液」(ちくさくえき)なるものを求めてみました。
 気になる存在ではあったのですが、決めてとなるきっかけがなくって試していませんでしたが、先日、とある美容院へ行ったとき、そこではなんと竹酢液を配合した水スプレーを使っていたのです。どこか竹炭のにおいで、田舎の香水チックなのだけれど(笑)、私は嫌いではない。
 いろり端にいるような、石窯でいぶされたような、私にとっては、懐かしいような、アグリカルチャーを感じさせるような匂いだと思いました。
 なので、その後、竹酢液を求めてみたという訳です。
 500mlで950円というのは、高いのか安いのか、さっぱりわかりませんでした。
 でも、実際使い出してみると、匂いが匂いだけに、すごーく薄めて使うので、わりとお得なものかもしれないと思いました。水スプレーにして、髪や顔に使ってみました。最近、甘いものを普通に?食べてたせいか、ちと顔のほおからあごにかけてが、アトピーっぽくなっていたのですが、これをつけると、気のせいか、かゆみがとまったような…。髪は変化ありませんけど…。
 で、いろんな効果があることが書かれていますが、いちばんすごいなぁと思ったのは、消臭効果。気になる匂いのところに薄めた液を噴霧すると、気のせいか匂いがやわらいだような気がします。というか、竹酢液の匂いのほうが強烈で、それはやがて消えてくのですが、その前の匂いってどんなだったかなーって感じになるのかも…笑
 トイレだって、台所だって、匂いが消えた(ような気がする。うん)
 次はどの部屋も、これで水スプレーしながら、お掃除して、効果を確かめてみようっと。(20060526)

- 私が求めたのは、倶利伽藍竹炭生産組合のものです。カジマート桜田店(金沢)に売ってました。

- ちなみに、うちでは、相変わらず、水道水に竹炭をうかべて、カルキ抜いたつもりのお水を、お茶や調理に使ってます(笑)

- 今日、七尾名物?崎山苺頂きました。地物の苺…美味でした~。自然に甘いものが、いちばん身体が喜びますね。ちゃんと、そういうことを感じられる身体になるまでに、ずいぶんかかったような気がします。(今もまだ発展途上中)美味しいものバンザーイ!

- かなり余談ですが、NHKの連続ドラマ「純情きらり」をお昼休みに会社でぼんやりみています。明日は土曜日。続きはどうなるの?すごーく気になって…。車のカーナビでみようかな(笑)
 母も熱心にみているらしく、東京の音楽学校と、私の母校のイメージがだぶるーなんて言ってました。

温泉ラブin中能登

2006-05-24 | 日々の暮らし.能登
 実は、夕暮れ時の温泉が好き。その次に好きなのは、朝一番目覚めの温泉(これは、お泊まりじゃないと味わえないよーな)
 で、露天風呂好きなので、その眺めも、実は重要なポイント。
 露天風呂が自然のなかであれば、あるほど、「なんかいい温泉だわーって気分になります」(だから、サウナなんてなくっていいの…)
 と、温泉ラブなところをあげればキリがありませんが、能登の温泉をいくつかまわってみて、「家からの距離」、「泉質」、露天風呂の自然度とか…、比較的夜遅くまでやってるかどうかとか、何度も通いたい(通える)ところを、探し求めて三千里…笑
 でも、とうとう見つけました。
 敷浪(宝達志水町)にある、やわらぎ温泉「国民年金健康保養センターのと」。
 宿泊施設もあるのですが、午前10時から午後10時(受付は9時半まで)まで一般人でも堂々と入れます。(金曜は14時~なので要注意)大浴場と露天風呂のみのシンプルなお風呂ですが、茶褐色の温泉は、効きそうでいい感じ。備え付けのボディシャンプーやリンスインシャンプーもあるし、タオルさえあれば、温泉というのも、なかなかです。で、入泉料、350円。
 金沢から七尾に帰るとき、能登有料の今浜か看護大ICで降りて国道159号線にのるのですが、その今浜からごく近く、こちらは国道249号線から、海側にそれたところにあるので、私にとっては、帰り道にあるので、便利。
 うふふ、もう浮気しないわん。金沢帰りは、ここでキマリ。(20060524)

- ココでは、毎晩すごーく眠くって、眠り姫がどこかにいるんじゃないかって毎日です。気がつけば21時とかにお布団で寝てたりとか…だから、朝も明るくなったら自然に目が覚める! おこちゃまな頃は夜更かししてるのが、かっこいいと思ってたけど、今はもう早寝早起きしかできません…笑。快眠快食快便…うーん、身体が快調ってことがいちばん気持ちよく暮らせるってことなんだなぁとつくづく実感します…。

山の上ホテル

2006-05-22 | 旅のこと
 友人から教えてもらって、いつか泊まってみたいと思っていました。一度、お茶の水にロシア料理を食べに行った帰りに、その近くを通って、ますます泊まってみたいと思っていました。東京のどまんなかにあるのに、「我が家」に帰ってきたような気分にさせる…山の上ホテル。
 いつもなら、航空券とホテルをセットにしたパックを使うのですが、今回は金曜最終便帰りということもあり、よく使うホテルとセットにした料金を聞いてびっくり。28日前だったこともあり、慌てて飛行機のチケットをとり、宿泊を「山の上ホテル」にしてみましたー。
 動きが遅かったのか、シングルは既に満室で、残念。別館のツインの部屋にしました。(一休.comで予約したので、ちょっぴり安かった)
 夕方、ごはんの待ち合わせの前にチェックイン。お部屋まで、荷物(…といっても小さなボストンバッグ)を運んでもらうと、しばらくして、お部屋にお茶のサービスが運ばれる。
 熱いほうじ茶と、和の蒸しカステラが笹の葉の上に。お部屋のソファにゆったり腰掛けていただく。ほっこり。まったり。
 お部屋には、お湯のポットも持ってこられ、お茶、ハーブティーのティーパックも用意されています。(酔って、帰って、バタンキューの私には、必要なかった…笑)
 設備こそ古いけれど、きれいにお掃除されているし、シャワーの圧力もしっかりあって、お湯も熱いものがふんだんに出るので、ちゃんと調節できました。
 そして、なんといっても、驚くべきは、朝ご飯です。和と洋から選べて、なんとお部屋で頂く事もできるとのこと。私は、朝7時に、和の朝食を、お部屋に届けてもらうことにお願いしました。
 翌朝、シャワーを浴びた後…、ちゃんと7時きっかりに、お部屋がノックされ、朝ご飯が届きました。
 白いごはんに、赤出しのお味噌汁(わかめと豆腐となめこ)、卵焼きと肉厚の開き(干物)がまだほんのりとあたたかくあり、ほうれんそうのおひたしに、さつまあげの煮物、もずく、しそちりめん、切りタラコ、大学芋、おつけもの…それぞれがほんの少しずつ、ちいさな器に盛られています。どれも、機をてらったものではないけれど、誰もに愛される味であり、そう、うちのおかーさんが作ったような、それでいて、こんなにたくさんのあさごはん定番ものが並ぶ、幸せっていうのが、とても贅沢だなぁと思いました。で、それをお部屋でいただけるのです。
 よくホテルに泊まるときは、あさごはんなしと指定することが多いのですが、それは、実は、ダイニングのような場所に行って食べるのが、めんどくさいという本音もあるのです。
 だから、おいしーパンを買っておいて、お部屋でお茶でも入れて、のんびり、ぼんやりあさごはん…。でも、この山の上ホテルだったら、そのあさごはんを、当然のごとく、届けてくれるのです。
 どれもこれも、当たり前のことだけど、そういうことをちゃんとできるホテルって、意外と少ないと思います。
 ホテルという格式がありながら、アットホームなサービスができる…、そんなとっておきのホテル「山の上ホテル」。東京で、少なからずホテルに泊まってきましたが、「人生最後の一泊を東京ですることになったら」、迷いなく「山の上ホテル」にすることでしょう。お値段も、ビジネスホテルに比べれば、お安くないですが、決して手の届かないホテルではないですし、何ヶ月先まで予約でいっぱいでー、ということもないこととと思われます。
 ふと、妹が、あの和倉温泉K屋(日本一の温泉旅館と評価されることが多い)に泊まった後、メールに書いていたことを思い出しました。
「…はぼちぼち良い大きな旅館でした。
嫌な思いをさせないように気配りをされてるのが心地よく
とても癒されました。
当たり前のことを当たり前にするのは難しいと永井先生(妹のお煎茶の先生。先日お亡くなりになりました)がおっしゃっていました
がそれができる旅館なのがK屋で
素敵な旅館かなあと思いました」
 私は、K屋には泊まったことがありませんが、「山の上ホテル」に泊まったときに、とても近いことを感じ得ました。
 オトナの勉強は、何も本を読むことばかりではなくて、このように、素晴らしいサービスを受けることこそ、身につくものは多いと思われます。(ちゃんと身銭もきってね…) 一流のサービスを受けたもののみが、分かり得る何かというものがあるのです。そして、それは、その後、自分が、いろんな人と交わっていくなかで、ふとした瞬間に、こぼれ落ちて行くようなものとして蓄えられているような気がします。
 それは、貴賎とは必ずしも関係のない、その人の気品をつくりあげているとでもいうのかな。
 山の上ホテルが、教えてくれたこと、気づかせてくれたこと。(20060522)

- 山の上ホテルに禁煙ルームはないそうで、お部屋にあった灰皿のマッチ、大切に持ち帰りました。(お香着火用)