=HITORIGOTO=旅するココロ

 金沢→能登→東京…暮らしでのこと

冷蔵庫と卵

2010-05-30 | 日々の暮らし.東京
 冷蔵庫に入れておく卵。
 冷蔵庫には備え付けの卵置き場が扉にあったのですが、パックから移し替える時に、卵を割ってしまったことがありました。扉は自動的に閉まろうとするし、少し長めに開けておくと、警報音がピーピーとけたたましいこともあって…。
 卵を置くトレーは取り外せたので、それをクッキーの空き缶に置いたら、サイズ的にぴったりだったので、それを使うことにしました。扉の部分のあいたトレーは別のものを入れることにしました。
 そして、空き缶には小細工をして、合計12個置けるようにしました。
 パック入りの10個入りのを買うので、残りが2個以下になったら、パックから新しい卵を移し入れます。古いのは、置く箇所を決めてあるので、先にそちらのから使います。卵を移し替えるときは、缶ごと出して、安定した場所で落ち着いて入れます。卵がいっぱいに並んだ空き缶トレーを運ぶ時は緊張しますが、これで粗相をすることはほぼありません。
 冷蔵庫の棚中段手前に置いてあるので、卵を取り出すときは、左手で扉を開けて、右手で卵を1、2個掴めば、すぐ取り出せます。日々繰り返す動線の中で、無駄な動きが少ないことも大切なことです。パックなどに入れたままだと、毎度冷蔵庫の中でごにょごにょ蓋を開いて…なんてことをしなければいけないと、おっちょこちょいの私には危ないです。
 こんなふうに些細なことだけれど、ちょっと知恵を絞って、工夫できると存外嬉しいものです。(20100530)

鍋つかみ

2010-05-29 | 日々の暮らし.東京
 台所仕事で、熱いものを触るときは、何はなくとも、鍋つかみ。
 鍋つかみといえば、キルティング製の平たいのと、ミトン型のがあるにはある。
 実際、オーブンからトレーを取り出すときは、キルティング製ので掴んではいるが、実はその後、グラタン皿とか、パンやお菓子の型を掴むのに、使っているのは、軍手です。
 あつあつのものをずーっと触るのには向いていないかもしれないけれど、ちょっとの間なら、大丈夫。グラタン皿なんかのつかみにくいものも、指が動かせるので、小回りがきくぶん、安定して掴めるのがいいところ。
 なので、ついつい軍手の出番が多くなってしまい、ミトン型のは、ほとんど使ったことがない。(オーブンを買ったら、ついていたものではあるのですが…)
 熱々のほうろう鍋や鉄鍋の持ち手をつかむのも、実は軍手が都合いい。
 最近では、手の皮も厚くなったのか、土鍋程度の多少厚いのなら、素手で結構いけるものも多いです。
 ということで、我が家の台所の引き出しには軍手が常にスタンバっています。(20100520)

白湯 

2010-05-23 | 日々の暮らし.東京
 近頃、白湯を飲んでいる。
 仕事場で、飲み物を飲むとき、めんどくさいなーと思って、ポットのお湯をそのまま飲み始めたのがきっかけ。美味しくもないけど、飲めなくもない…これが初めて飲んだときの気持ち。
 その後も幾度か「めんどくさく」なって、白湯を飲んでいるうちに、それが「普通」になってしまい、家でも白湯を飲むようになった。(お風呂上がりとか…)
 白湯が「普通」になっての発見は、白湯と甘いものは合わない…美味しく感じられないということ。お茶や紅茶を飲むとなると、一口二口と甘いものが欲しくなるのですが、白湯の場合は、白湯だけでいい。
 体調によっては、胃腸をやさしく洗浄してくれているのかなーと思うこともある。(洗いものは、お湯のほうが汚れ落ちがいいですよねー。そんなイメージ)
 白湯は、ただの水なので、内臓が濾過しなくていい分、身体にやさしいような気がします。水分でも、色や味や香りがつくと、濾過しなくては「尿」として出せないので、意外と負担になるのでは?と。
 目に見えて、どうこうという違いは今のところ分からないですが、白湯に限らず、すっかり温かい飲み物党です。「めんどくさい」から始まった白湯ですが、最近では飲むとほっとする感じがいいなーと思います。(20100523)

布ものづくり

2010-05-19 | 日々の暮らし.東京
  休みの日、明るい時間に、大抵針を手にする。
 その週のうちにとれたボタンなど、簡単な繕いものをする。平日の夜は、アイロンがけが精いっぱい。手元が暗いと、目が疲れるから…と、針仕事は「明るい時間」にとっておくようになった。
 少し手を動かすと、調子に乗って、もう少し何か作ろうかな…という気になってくる。作ろうと思っていたものあるときは、それを作るのですが、先日は、はて?新しい布もない…。
 そんなときでも、気になっている(つくってみたい)「布もの」はあるものです。
 棚の一面にかけてあった布が薄くなってほつれ、穴があいている部分もあったので、当て布をして、継ぎあてをしました。 
 また、以前服をつくった時に余った布で適当なナプキンも縁縫いして作りました。
 またある時は、とっておいてあった端切れでティーポットとミルク入れのためのマットを作ってみた。そのまた端切れも出たので、それはコースター2枚に。
 …と、布の小物づくりは、大抵、在庫の布(端切れ)で適当につくるのが楽しいです。
 こんなふうに、家のなかのものを、今あるもののなかから、工夫して作るのが趣味といえば趣味でしょうか…。
 持久力がないので、その日のうちにできるものを作ります。出来上がったーという達成感が大切なのです!
 あと、必要として使うものを作るということ(当たり前ですが…)。ここが足りなくて、または不便だから、作るというのが大原則です。すぐに今使うものか、今のものが駄目になりそうだから、次のものを作る…という程度です。作りすぎないというのも、限りある広さの我が家にとっては重要!かと。
 それにしても、布ものづくりって、どうして楽しいんだろう。ちょっと現実逃避入ってるから、余計そう思えるんでしょうね。(20100519)

苺ジャム

2010-05-17 | 日々の暮らし.東京
 今年も苺ジャムを煮た。
 いえ、正月明けにも、妙に安くなっていた苺で一度煮たのだけれど、この季節の苺ジャムはまた格別。
 八百屋の店頭で、苺の価格とにらめっこして、底を打ったかーと思った頃に、2パックほど買う。今年は、八百屋より、いつも行くスーパーで偶然お値打ち品を見つけた。とちおとめ1パック150円。粒のそろった、そのまま食べても美味しそうなものだけれど、店頭に残り数パックになったところで、値引きされていた。迷わず2パック購入。その日の夕食に数粒食べて、残りをジャムにした。測ると350g位あった。グラニュー糖を150g測って、苺にまぶしておくこと1時間。水分がじゅわーと出てきたところで煮ることにする。
 はじめは、やや強めの火で蓋をして、水分を出す。水は一滴もいれないけれど、苺からの水分たっぷりで、苺が果汁のなかに浮いた状態になる。そこで蓋をとって、さらに煮込むと、砂糖が煮詰まったような…と同時に、甘い香りがいっぱいに広がる。そして、焦げ付かないように、木べらでかきまぜながら、どろりとするまで、煮詰めて、レモン果汁を1個分を贅沢に入れて、もう少し煮詰めて、火を止めて、しばらく置く。粗熱がとれつつ、まだあたたかいうちに、煮沸消毒した瓶へ。小さな瓶2つ分になった。
 週末の朝食のお楽しみのできあがり。  
 たぶん1~2カ月で食べ切ってしまうけれど、糖度は高めにしている。カビが生えるのが嫌なので、いつも冷蔵庫保存にしている。
 一年のジャム作りのスタートは、苺ジャムから…そんな気がする。基本の苺…からはじめて、どんなジャムがつくれるのか…、ジャム作りって、ほんと一期一会的なところがあるのが、面白いです。(20100517)