指とデジタルとジギタリス

今日の記事のタイトルは、satoriさんが、「さくらんぼと猫と虹」の記事に
書いてくださったコメントから頂きました・・・。
以下satoriさんのコメントから一部転載です。

「右脳と左脳、感性と理性、闇と光の統合、それぞれの個性を持ったものを統合させるって事ですよね。手も相手とだけ向き合って右手と右手で握手をすれば同じ力は拡大しますが、１＋１＝２。それが少しでも違ってくればもう手を結べないことになりますよね。でも、右手と左手で、横並びに手を繋いで前を向いて行けば、その次の人、又次の人、どこまででも繋がって行きますよね。そのどこか遠くの誰かと誰かがさらに手を結んだら、大きな和となる気がします。
デジタルにも、指、という意味があるらしいので。
もう、５つ５つの動きが始まっているのかと思う記事を見つけました。
http://mihoh.seesaa.net/archives/20110523-1.html
できれば、法則そのものが、穏やかに不幸を減らす方向に使われて欲しいです。」

デジタルが指？って思って、思わず辞書を引き、次のようにお返事しました。
「スペイン語で指はDEDO（デド）です。デジタルは、DIGITAL（ディヒタル）。指の、指状のという意味と、数字で表される、という意味があります。
Digitがラテン語からきた「指」を表す造語要素です。
Digitoというのが0から9ということですが、本来は、１から10、つまり指１０本を示していたのかもしれません。」

一応検索結果・・・。
圧縮
デジタルは魔法の手？ 数学まるかじり

デジタルについては、考えていることがあるので、頭の中がまとまったら
また書くかもしれません。
あっ、バラの続きも書きたいんですけれど・・・。

昨日、トニさんとのウォーキングの最中に、日曜日に樫の木の森の中の
沼というか小さな湖のほとりで見つけたお花をまた見かけたので、
「あのお花の名前知ってる？」と聞いたら、「デディレス（指抜き）よ」と
言って、お花を一つとって、指につけたんですよね。。。。

お花のアップは、一番上の写真です。
確かに、指抜きの形みたいになってますよね。

朝、satoriさんのコメントの指の話を読んで、なんかつながってるなぁ～と思って
いただけで、スルーして出かけました。

今日は、午前中、ちょっと、夫と一緒にこの間ボレトゥス（ポルチーニ）を
見つけたアカマツの森の方へ行ってみようか、と久しぶりに二人で歩いたんです。



夫の歩き方は、トニさんの速度の半分くらいなので、のんびり写真を撮りながら・・・。
実は最近、いろいろとあって、あんまり二人で歩いたりしてなかったんです。
今まで午前中１,２時間一緒に歩いていたのですが、特に、トニさんとウォーキングを
始めてから、めっきり減りました。

森に入る前に、前からキャベツみたいだけど、何だろう？って思っていた草が
びゅびゅーんと茎が伸びて黄色い花をつけていて、びっくり！
このあたりはきっと日当たりが良いのでしょう。。。
野ばらも白いのとピンクのとが咲いているし・・・。



お花のアップ。



葉っぱは、野生のキャベツっぽいし、花もなんだかそんな感じだなぁ～、
って思ったけれど、名前はわかりません。

午後のウォーキングは、トニさんが足の調子が悪いから、ということで、
一人で街道沿いに下りました。
途中雨がぽつりぽつりしだしたので、引き換えして・・・。

白黒の猫ちゃん、（もしかしてにゃぁ？）が、道を渡って、石垣の上で
私のほうをじっと見ていました。



もう少し近づいて写真を撮ろうとしたら、石垣の向こうへ行ってしまった
ので、後追いできず・・・残念！

そうそう、朝、夫と歩いたときには、黒猫が私達の前を横切ったので
写真を撮ろうとしたけれど、カメラを出すのにてこずっている間に、
草むらの中に隠れちゃって・・・。



尻尾が見えるから、猫がいるの分かります？
こっちを見てる目が片方だけ見えます。。。

そういえば、昨日もウォーキングの最中に茶色い猫を見かけたんでした。
アルベルカに引っ越してきてから、自由にあちこちで歩き回ったり寝そべっている
猫を見かけるので、楽しいです♪
まぁ、猫だけじゃなく、馬やロバや犬もあちこちにいますし、ちょっと森に入ったら
羊や山羊が放牧されているし、イベリコ豚ちゃんもいるし・・・。
鶏はもちろん、まだ見ていないけれど、鴨やガチョウの声も聞きました。

動物と一緒に暮らしている、って感じです。

家に帰ってきてから、もう一度一番上に書いたsatoriさんのコメントを読んだとき、
トニさんから教えてもらった「デディレス」というお花の名前が気になって、検索して
みたら・・・、びっくり仰天です！

日本語でジギタリスという花でした。スペイン語ではデヒタレス、つまりデジタル。
つながっているなぁ～ではなく、どんぴしゃり、同じだということが分かりました。
いやぁ～、ほんとうに、こんな偶然があるんですねぇ～。



アルベルカで見かけるのは、原種に近いので、一列のシンプルなお花ですが、
園芸種はかなり派手。でも、一つ一つのお花は確かに指抜きです。。。

wikiによると、
「ジギタリス (digitalis) とは、ゴマノハグサ科の二年草、多年草。全体にジギトキシン、ジゴキシン、ラナトシドCなどの強心配糖体を含み、これらはジギタリスの葉を温風乾燥したものを原料としていたが、今日では化学的に合成される。別名をキツネノテブクロ（英名のfoxgloveの直訳である）。

不吉な植物としてのイメージがあり、暗く寂れた場所に繁茂し、いけにえの儀式が行われる夏に花を咲かせることからドルイド達に好まれると言われる。「魔女の指抜き」「血の付いた男の指」などと呼ばれていた地域もある。メーテルリンクは、「憂鬱なロケットのように空に突き出ている」と形容している。

古代から切り傷や打ち身に対して薬として使われていた。1776年、英国のウィリアム・ウィザリング (William Withering) が強心剤としての薬効を発表して以来、うっ血性心不全の特効薬として不動の座を得るに至っている。また花が美しいため園芸栽培もされている。欧米諸国では花壇に植栽されることが多い。」

魔女の指抜きとは・・・この間の金雀枝の魔女の箒といい、魔女つながりです。
それに、薬草だし。。。
やっぱり、山の恵みの草や木や花をもっと勉強しろ、ってことでしょう。
何が食べられて、何が薬として使えるか、覚えて役立てなさい、ってことなんでしょう。

製薬が産業となったのは、たかだかこの100年か200年のこと、その前は、西洋でも東洋でも
ほとんどが植物由来の生薬だったのですから・・・。
いつのまにか、漢方やハーブなどの生薬よりも、化学合成された薬の方が重視されるように
なってしまったけれど、それって、本末転倒なんじゃないでしょうか・・・。

私が乳がんといわれて、西洋医学での治療で手術はしました、でもその後の治療については
抗がん剤・放射線・ホルモン剤の標準3点セットの治療を勧められましたが、断りました。
食事に気をつけ、春ウコンを飲んで、森林浴、爪もみなど自分でできる免疫力アップに
良いと言われることはなんでもやって自己治癒力を信じたいから。。。
今は、飯山一郎さんお勧めの、玄米とぎ汁乳酸菌もプラスしていますし・・・。

気がつけば、アルベルカの山の中で、めちゃくちゃ魔女的生活をしています、私。。。
昨日、ナホバ族の方と結婚して、アリゾナの森に住んでいる、という方と
twitterで知り合いになったけれど、いい勝負ですよね。。。
私の場合は、夫は日本人ですが・・・。
（とはいってもご先祖は百足衆らしいですけれど・・・）

話がそれてしまいましたが・・・
そして、びっくりしたのは、wikiで、ゴマノハグサ科にいって、下の方にのっていた、写真。
今日見つけたあのキャベツのようなお花の写真があったのです！
「ビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)」ですって。

そして、さらにびっくりは、「おもな属」を見ていた時・・・。
ウズイカ属 Verbascum - ビロードモウズイカ
の下に、
クワガタソウ属 *Veronica - クワガタソウ、オオイヌノフグリ

春先に石垣などで見ていた、「タチイヌノフグリ」よりも大きくて日本だったらよく見かける
あの「オオイヌノフグリ」は、「クワガタソウ属」だったなんて・・・。

日曜日にクワガタを見つけて、昨日の記事で縄文時代のクワガタの化石が見つかったという
ニュースを取り上げたばかりだったので、本当にびっくりです。

ジキタリスについて、その他のサイト

ジギタリス
強心薬ジギタリスのお話



このお花、３軒隣のお家の石垣のところに咲いていたんですけれど・・・。
めちゃくちゃ、妙です。色合いも変ってるし・・・。
イラストに出てくるお花、またはワッペンみたい。
それともお日さま？！

花びらかガクかわからないけれど、１０弁で、５つのおしべ、、３つのめしべ。
（おしべとめしべは逆かも・・・）
直径、３ｃｍくらいの不思議なお花です。
もちろん、名前はまだわかりません。

気になるブログ記事のリンクをいくつか・・・

◆武山祐三さんの、【俳優の山本太郎さんが干されているようです】

◆孝彦さんの、【13という　時のらせん】

◆まさこさんの詩、【わかってあげるということは…】

◆ミントティーさんの、【おみくじ　小さい善行積んで行け】

◆ルナ☆さんの、【色蛾の呪 (5/26)】

◆しずくさんの、【i'm very honored.... (5/26)】



26/05/2011
曇り。ちらっと雨。

4.24