ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

社山 2013年2月 その1

2013-02-11 17:36:23 | 関東の山

 

2013年2月10日

速報に書きましたような経緯で、日光の社山に出かけました。

 

日光口のパーキングで夜明け。

女峰山が赤く染まっている。今日は登山日和になりそう。

 

明智平までほとんど雪を踏むこともなく、すいすい車を走らせた。

 

そして立木観音前に駐車場に到着。周囲に車数台が止まっていて皆さん身支度をしている。

これまで私、社山ってほとんど意識になかったのですが、結構人気のある山なんですね。

 

そして、同じ山にむかう単独の方とお話ししていて

自分の大きな勘違いに気付くのです。

「これからヤシロヤマに登るんですか?」とたずねると

先方は、しばし怪訝な顔をしたのちニタリとわらって

「あぁ、シャザンですね、はい」

「・・・

そうですか、シャザンって読むんですね。

そういえば子供のころに見た米国製アニメに大魔王シャザーンていうのがありましたっけ。

これがわかる方は立派なアラフィフでしょう。どうでもいいですけど。

 

駐車場からは、しばらく中禅寺湖に沿って歩いていきます。

 

 

 

イタリア大使館別荘記念公園を超えて、湖岸に出たあたり、

中禅寺湖にきれいに男体山が写っていました。

 

 

そして目指す社山も

きりっとした三角形をしていて、なかなかかっこいい姿です。

 

 

 なおも広い道を歩いていくと、半月峠へ分岐。

ここから道は細くなります。

 

 

 

日が差し込んできた森の中、静かで快適な道のり

 

 

八丁出島を横切ってしばらく行くと、きれいな浜辺

少し波が立ってきましたが、ここからの男体山も見事

 

長い湖岸の道を歩いて、ようやく阿世潟峠へ向かう道標に出ました。

ここから登りということでアイゼンを付けます。

 

明るい落葉樹の森、すでに先行された人のトレースがしっかりついていて

快調に足を運びます。

 

 

 

小さな橋を渡ったところでトレースが二手に分かれていました。

枝尾根を直登する方に入りましたが、一気に稜線に出るだけに急登が続く。

そのままトラバースすると阿世潟峠に出るようです。

帰りはそちらで行きましょう。

 

 

主稜線に出ると南側の景色が一気に開けました。

足尾方面の山々、そのはるか向こうに富士山が浮かんでいました。

 

 

ホワイトバランスがばらついてますけど拡大です。

 

稜線の南側は雪の付は少なく、道のところどころ土が出ているところもあります。

急な尾根をぐいぐい高度を上げていく。

 

東側を振り返る、あのピークの向こうが半月山かな

 

 

稜線の右手奥には奥白根も見えてきました。

あちらは北西の風を受けて雲が流れてきています。

 

 

鉄柱の立つ小ピークを超えると、いよいよ社山の全容が現れました。

 

 

明るく開放的な尾根道、登りは急ですが周囲の景色を楽しみながら快調に登って行けます。

 

 

再び半月山方面

 

 

右側には大きく男体山、そして中禅寺湖を見下ろす

 

 

 

先行するパーティーを見上げながら

青空に向かって登っていく

 

 

高度を上げていくと、戦場ヶ原も見えてきました。

 

 

 

気持ちの良い笹原の広がる斜面

 

 

 山頂はもうすぐです。

 

 

続く

 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ヤシロヤマ (リンゴ)
2013-02-11 18:48:12
冗談かと思いましたが、ヤシロヤマのくだり・・・笑わせてもらいました
社山は数年前の夏に登りましたが、今度は半月山~社山を繋いで歩きたいと思っています。
それにしても中禅寺湖と男体山の眺望は絶景の一言ですね。
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山名 (ブルーロイ)
2013-02-12 18:43:36
中禅寺湖に映る男体山と社山の写真が本当に見事で
絵画のようですね~
冬の日光も訪れてみたいものですね
人気のシャザン心に刻みました(笑)
でも読み方って難しいですね~結構間違って覚えてそうです
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リンゴさんこんばんは (trekker-k)
2013-02-12 21:52:46
ヤシロヤマの件は残念ながら実話です
今回は社山だけ往復するコースでしたが、半月山からのコース、黒檜岳、空にその周囲の尾根など、いいコースが周囲にあるようで、私も歩いてみたいと思いました。冬の男体山、名山の名に恥じない絶景ですね。
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ブルーロイさんこんばんは (trekker-k)
2013-02-12 21:55:51
この日の朝は本当に穏やかで、湖も鏡のようでした。いい風景に出会えたと思います。冬の日光、なかなか良かったです。周囲にも魅力的な山がたくさんありますし。
社山を語るときは読み方にご注意を 地名はほんとに難しいですね。
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