芝草平
ガイドによると、蔵王山域にあって随一の湿原が広がるところ
心和ませる小さな池、キンコウカの黄色い花、白いワタスゲ、
穂をゆらすチングルマ、魅力的な空間が広がっていました。
暫し湿原の風景に見とれた後、ゆるやかな斜面に奥深い森が広がる
屏風岳への道に取り掛かりました。
一息の登りで山頂へ
コーヒーを入れて一服
ビスケットをかじりながらボーとして過ごす
これが至福のひと時
残念ながらガスに囲まれて展望はありません。
ゆったりとした西側に比べ東側は崖になって切れ落ちています。
この壁が屏風岳の由来とか。
写真の霧の中に浮かぶ黒い点はトンボの群れです。
そのトンボ君
山頂を後に再び芝草平へと下っていく
青空が少なくなってきました。
天気は明らかに下り坂。先を急ぎます。
ミネウスユキソウの咲く向こうにエコーラインの道路が見えてきました。
他にも沢山の花々に囲まれた山旅。
夏山の魅力が溢れています。
チングルマの穂はイソギンチャクにも似ていて
かわいらしいです
こういった緑あふれる風景はいいですね。湿原でしばらくのんびりしたかったのですが、天気が崩れそうで足早に通り過ぎてしまったのがちょっと悔やまれます。
>チングルマの穂はイソギンチャクにも似ていて・・・
なるほど!チングルマの穂ってなにか動物的な感じがしますね。高山の風景と海底の風景が似ているのも面白いです。