地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

天狗岩・祖母山・馬の背・宮原へプチ縦走

2009年05月07日 23時14分12秒 | うろつき実況中継、やや時差あり


昨日早朝4時前から走り始め、7時に祖母山尾平登山口に到着しま
した。朝のうちは大分県南部、雲が多いとの予報でしたのでどうな
ることかと心配していましたが、それは杞憂。やや雲が多めながら
晴れとカテゴライズされるに値するレベルでした。


(7時半前にスタート。祖母山から南に連なる主稜線を東側から望み
ました。中央やや右に尖って見えているのは天狗岩。その左に少し
雲が掛かっているのが烏帽子岩です。山系最高峰の祖母山は写真
右に外れており、山系第二位の障子岳は左に外れています)


(天狗岩よりほんの少しだけ主稜線の右側に上がっていく黒金山尾根
ルートを採りました)

まず、大野川源流の一つ奥岳川に沿って歩き、30分ほどで黒金山尾
根に取りつくと、すぐさま強烈な角度で高度が上がっていきます。

登山口の標高は約600㍍。天狗岩右側の主稜線上に延びる縦走ルー
トとの交点「天狗の分かれ」の標高が1550㍍。まず950㍍差を直登で
やっつけにゃなりませんでした。


(標高800㍍だったか900㍍だったかあたりに咲いていたアケボノ
ツツジ)


(下バエが笹ですので、標高1100㍍ぐらいの自生だったと
うろ覚えのアケボノツツジ)

30年来、花粉症がひどく杉と桧花粉飛散が終わる4月下旬まで
山歩きが出来ません。ゴールデンウィークが春の山歩きシーズン
解禁となる僕ですが、今年はよりによって、ヘビーさ加減で九州
一二を争う祖母山を期初に持ってきてしまったので、身体が重い
ことと言ったら..

とりあえずの目標「天狗の分かれ」に着いたのが11時過ぎ。950
メートル差に3時間半費やしました。平均登攀速度270㍍/hrで
した。この数字、もう2・3山登って心肺機能と筋肉を慣らしてやり
さえすれば、時間あたり、50や70㍍はアップ出来ると踏んでいる
のですが。最初の1山目、それもタフなことで有名な祖母山です
ので、欲張り過ぎは禁物かと。


(「天狗の分かれ」で左折し、5分で眺望抜群の「天狗岩」でした。
ナイフエッジの先の岩上で弁当を広げている方が。両側ともに数百
㍍の切り立った崖です。強い風に煽られつつ断崖上で飯を喰うメン
タルを保持していなかったので僕は退散)

体力と時刻が許すならば天狗岩からさらに南に、烏帽子岩・障子岳と
縦走した後、引き返して祖母山に向かおうと思っていましたが、もう
体力に余剰無く、このまま祖母山へ。


(ほぼ赤ルート時計回り通りに歩きました。天狗岩にちょっと寄り道
しましたが)


(天狗岩から北に祖母山を望みます。標高差は150㍍ほど。笹の間
を通る縦走路が見えます。右側(東側=大分県)が断崖であるのに較べ、
左側(西側=宮崎県)がなだらかであることがよくわかります)


(天狗岩から南に振り返り、お隣りの烏帽子岩を。そのさらに向こう側
に障子岳。東側の崖が垂直に近く落ちています)


(天狗岩からの降下中にミツバツツジ発見しました。まだ二分咲き。遠景
は阿蘇五岳)


(縦走路を北に数分歩き、天狗岩を振り返り撮り。真ん中の岩の右側の
爪の上で、さっきは弁当喰ってる人がいましたが。ちなみに僕はそのすぐ
右の岩の上から写真撮りました)

で、その後1時間半ほど縦走路をたどり、祖母山頂直下のハシゴ・ロープ
・鎖ルートで強引に高度上げて標高1757㍍の頂上へ。到着は13時。
天狗岩に寄り道し縦走路でノタノタしたとは言え、登山口スタートから
5時間半もかかってしまいました。


(まずは山頂からのパノラマ写真。今来た南部方向、左へパンして東の傾山
方向を)


(南方向のアップ。1時間半ほど前に登った天狗岩と、その向こうに障子岳。
そこから尾根筋は東(左)に向きを変え、古祖母山)


(尾根筋鞍部右側の古祖母山から左の本谷山。遠景の山々は大崩山・
鹿納坊主・五葉岳・夏木山など)


(本谷山から笠松山、そしてこの山系のもう一方の雄、傾山)


(傾山山頂すぐ南に後傾の大岩、北(左側)に下がっていく尾根
筋に難所として有名な三ツ坊主の岩塊が見えました)

三ツ坊主ルートにて傾山に登ったことはありません。あまりに
激しい絶壁岩登りコースであることに怖気をふるい、足が向き
ません。尾根裏の比較的温和な別ルートを通ったことはありま
すが。


(山頂から北西遠くには九重山系。東の端には近々再挑戦する黒岳。
その左には大船山の端正な姿)


(山頂には祠がいくつか)


(下山ルートである馬の背・大障子岩方面の尾根筋)


(下山開始まもなく、ナイフエッジの尾根筋右下にアケボノツツジ。
下界の人工施設は尾平地区。標高差1000㍍前後)


(下山ルートからの眺望。最初に登った天狗岩と、烏帽子岩・障子岳)


(馬の背のシャープエッジ付近にはミツバツツジとアケボノツツジ
が咲いていましたが見頃はもう少し後かと。アケボノツツジの奥に
見えるピークは大障子岩。)


(標高1400㍍付近にツクシシャクナゲが。こちらは満開でした)

大障子岩への尾根筋途中、宮原から南に山腹を800㍍降下し尾平
登山口へ戻りました。下山には3時間弱程度。


(帰路、車の中から傾山が大きく望めました。この山にも近々出かけ
ようかと思っています)

傾山の登山標高差は祖母山に勝るとも劣らぬ1200㍍。僕の知って
いる範囲では九州本島最強の山です。かなり昔に1度登ったことがあり、
あまりのきつさに、もう10年は登りたくない、と辟易した記憶があり
ます。そろそろ10年が経過し、きつかった思い出も薄らぎましたので
再度登りに行く次第。



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   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
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    しました。

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