地図の読めない私が事前に地図に付けておいた楽美術館の場所が、やはり不正確だった
様で、近くまで来ているようなのですが、どうも美術館が見当たらない。www...。
時計に目を向けると入場時間まであと１０分！
夫のGPSを見ながら徐々に近付いて行くものの、あと５分ともなると一刻の余裕も無い。
結局、美術館に連絡して道順を聞きようやく楽美術館を発見する事が出来ました。
時間も何とか大丈夫。。。ふう～。。閉館までの３０分間たっぷり見る事が出来そうです。
玄関の所まで行くと、美術館の人が心配そうに御出迎えして下さいました。（上画像の所）
まったく迷惑な客だよなあ．．．って自分自身反省してしまいましたが、それにしても
嬉しい心遣いですよね！流石、京都、楽美術館。
一汗かいた後、入館の手続きをしてからは、のんびりお茶碗を拝見させていただきました。
三井記念美術館や様々な美術館で何度も目にしてはいますが、楽焼き発祥の地で見るのは
やはり私なりに意味がありました。スミマセン、初めてなものですから（冷汗）
京都は狭い日本にあって、なかなか遠いのですよね。。。
美術館は大変こじんまりとしたものでしたが、歴代の楽家の茶碗の逸品がずらりと展示
されており、皆素晴らしいものでした。個人的には初代長次郎の茶碗が好きです。
何度見ても良いものは心に響いてきますよね。
本当に「手のひらの中の宇宙」ですよね、茶碗って。深いです。
私の様な人間の浅い者には、まだまだ遥か彼方の遠い世界ですが、少しづつでも良いから
この世界観を理解していきたいなと思っています。難しいですね～。
美術館入り口にある手描きの看板。
裏通りのごく普通の住宅地にひっそりとあります。
楽美術館
実際に歴代の茶碗に触れて鑑賞出来る機会がある様です。素晴らしい。
でも、京都．．．遠いです．．．。
