コロナ禍に対する「特別定額給付金」一人当たり10万円
のオンライン申請が悪戦苦闘の末、今朝がた完了しましたので、経緯を簡単に報告します。
横浜市は12日からオンライン申請の受付を開始し、私はすぐに始めましたので
足かけ5日もかかってしまった訳です。
取り掛かる前は、マイナンバーカードは持っているし、パスワード
も覚えているので簡単に出来ると思っていましたが、そう甘くはありませんでした。
1. 先ずパソコンでと思ったのですが、それにはマイナンバーカードを
読み取るリーターが必要な事が分かりました。
そんなものを持っている人はあまり居ないでしょう。
私も持っていません。
スマホでは、カードを直接読む事が出来るのでそれにしました。
実際はこの読み取りにも問題があり、カードとスマホの位置関係が
機種によって異なり、その位置関係を理解するのにも時間がかかりました。
2. 次にパスワードが2つあるのです。覚えている4桁のパスワードの外に、
この申請には電子署名が必要で、その為の6~16桁のパスワードが
必要なのですが、それを申告した記憶が全くありませんでした。
結局13日に鶴見区役所で再登録したのですが、特別に設定された
マイナンバー窓口は新しくカードを申請する人、私の様にパスワードを
再登録する人で混雑していて、結局半日かかってしまいました。
3. これで行けると思ったのですが、最期の電子署名のところで旨く行かないのです。
原因が分からず、ドコモに聞いても埒があかず、総務省の該当窓口に電話もして
みましたが、全然繋がりません。
それで試行錯誤の後、解決した現在では簡単な事で引っかかっていた事が分かっています。
それは、電子署名には、給付金振り込み先の確認書類のアップロードが必要なのですが、
ここが問題でした。
私は、銀行通帳の1頁の画像を使ったのですが、これが黒白200dpiが必要条件だったのです。
私は通帳を300dpi、カラーの設定でスキャナで撮って、jpgで保存、その後画像処理で
100kB以下まで圧縮し、パソコンからスマホにメール転送したものを使ったので、サイズ
としてはこれで充分(サイズが大きいと問題との警告があります)だと思い込んでいたのが
間違いだったのでした。
やや細かく記すと、カラーでは、幅を500pixelにして81kB、黒白は幅を1130pixelで140kBでしたので、
サイズではなく、300dpi and/or カラー化が問題だったのではないかと思っています。
、 朝日新聞によると、この申告を区役所で確認するのが大変な作業で、書類申請より入金が遅くなる
可能性が指摘されています。
これは、マイナンバーカード制度それ自身に批判的だった朝日の立場を示しているものと思っていますが、
実際はどうなるのでしょうか。
計画では今月下旬には入金の筈ですが、入金したらまた報告します。
この10万円の使い道などまた考える楽しみが出て来ました。