敏翁のシルバー談義

敏翁の興味のスパンは広いのですが、最近は健康談義から大型TVを含むITと「カラオケ」「珈琲」にシフトしています。

スマートウォッチ

2020-02-02 10:17:35 | 真面目な話
 
  前回。私のホームページに「2020年ウェブ年賀状」を掲載したことをお知らせしました。
 その中に、掲題のスマートウォッチ使用開始の前提となるスマホに関する話題が書いてあるのですが、
 ご覧になっていない方も多いと思うので、本題に関係するところを要約して抜き書きします。
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  私も本年2月には90歳を迎えるので、身体の諸部品の傷みが目立ちますが、
 頭脳の働きは歳の割には良く動いている方と思っていて、
 電子機器やインタネットなどエレクトロニクスの更なる活用にも私なりの
 ユニークさが打ち出されていると思うので先ずそれに関したここ一年の活動を
 お話することに致します。
 とした後で、「スマホと○○ペイ」について語っています。
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  昨年年3月にガラケイからスマホに切り替えました。
 先ずSNS特にLINEを始め、仲間も数人は見付けましたが、その交流は活発ではありません。
 その後、Lineペイを始め、現在ペイペイ、メルペイなどを「キャッシュレス/ポイント還元」等
 に活用しています。
 しかし、同年杯の仲間には○○ペイを使いこなしている人を見掛けません。(以下略)

  今回本ブログでは、スマホの応用範囲を更に拡大すべく「スマートウォッチ」にチャレンジしている
 状況を報告します。
 
  先ず関連すると思われる歴史を簡単に振り返って見ます。
 アップル社は、スティーブ・ジョブズ(2011年死去56歳 )の指揮のもとにiPhoneを開発(2007年)、
 携帯電話に革命を起こし現在のスマートフォン全盛の時代を切り開いたのでした。
 さらに同社は、アップルウォッチを開発(2015年)、ウェアラブル端末の世界にもインパクト
 を与えました。これは広義にはスマートウォッチと呼ばれるものです。
 しかしアップルウォッチはiPhoneにしかリンクせず、且つ最新型は5~9万円程度します。
 それで、私の機種のOSアンドロイドにも対応してしかし安価なスマートウォッチを探すこと
 にしました。
 
 アマゾンでスマートウォッチを探せば、主に中国製の安価(3~6000円程)のもの
が溢れています。
 その中から、左図のものを購入しました。5680円でしたが、送られてきた箱には
メーカー希望小売価格25580円となっている代物です。
 時計の外に歩数計、脈拍計、睡眠モニタ、タイマー、電話やSMSの着信通知などが
入っています。
 これを購入したのが昨年12月でしたが、今年に入りその後もう少し調べて見ました。
 
  そして、①心拍数のほか、②血圧、③血中酸素濃度、④呼気数まで計れる製品が
ある事が解りました。
 何れも、ウォッチの裏に設置された緑色LED(毎秒数百回点滅)の光の
 血液による吸収散乱をフォトダイオードで測定することにより推定するものです。
 ①は確かに測定できそうですが、他は精度に可成りのが問題がありそうに
 思えます。③はバルスオキシメータというのがあり(アマゾンでも
 5~6000円程度で入手可能)、赤~赤外光を使っているらしく緑色光で
 はどうか、②血圧、更に④呼気数に至っては更に疑問が残ります。
 しかし、このあたりを強引に製品化するのが中国らしいと思います。
 アップルウォッチなど大手の製品には、②、③、④などは付いていません。
 今、中国は輸出の目玉商品の一つにスマートウォッチを置いているらしく、
 米中交渉の中でも取り揚げられているらしいのが、関連するテレビニュース
 の中にスマートウォッチが映っている事から想像できます。
 関心を持っていないと見落とすと思いますが。
 しかし、正確な値が得られなくとも相対値が簡単に得られる可能性はあると
 思い購入して遊んでみる事にしました。
 
 アマゾンで”スマートウォッチ 血中酸素濃度”で検索すると
 多数出て来ますが、実際に計れるものはありません。

  そして楽天で見つけ、@8000円台と少し高めですが、購入しました。
 その画像をご覧にいます。
 水にも強い事を宣伝している画像です。
 
 
  まだ充分に使いこなせてはいませんが、血圧の連続測定のグラフをご覧に入れます。
 途中で午前中でほぼ直線になっているところは、ウオッチを腕に付けていなかった時間
です。
 私は一昨年家内を亡くしてから、就寝中の状況をウォッチしてくれるものは何もありません
でした。
 このスマートウォッチが、信頼性にはまだ疑問がありますが、その代わりをしてくれる
のではないかと期待しているところです。
 現在10日ほど測定を続ていますが、①、②、③、④何れも異常は見つかっておりません。
 就寝時突然重大事態発生には対処できませんが、その予兆が見つかるかも知れないと
思っている次第です。例えば就眠時呼吸症候群は血中酸素濃度の異常な低下で検出可能な筈です。
 
  現在、血圧と血中酸素濃度測定のよりユニークな利用法を検討中です。
 何か面白い結果が得られたらまたお知らせしましょう。