12日(木)朝甲板へ出てみると船はすでにサンクトペテルブルク港内に入っています。
9:00予定通りターミナルへ到着です。
今日は街中に宿泊ですから荷物を持って下船します。
先を急ぐ人達でゲートはすでに混んでいました。
ボーディングカードをチェックして下船しますがここは設備が古く乗り降りが階段ですから重い荷物を持って皆さん大変です。
ロシアの入国ではパスポートとアライバルカードを見せて特に聞かれることはなかったですが時間のかかること・・・。
外に出るとすでに港と市内を結ぶ送迎用のミニバス( City Bus Tour)が待っています。
この分の料金は予約時に自動的に含まれています。
終点はイサク大聖堂前です。
これは帰る時の写真ですがツアーバスが下りた場所で待っています。
ここから先は自由行動です。
大聖堂から近くのプレステージ・ホテルセンターを予約していたので先ずホテルへチェックイン。
荷物を預けてエカテリーナ宮殿ツアーを探しにネフスキー大通へ。
ネットで調べていたとおりガスチーニィ・ドゥヴォールのショッピングセンター近くにブースがありました。
このおばさんたちがツアーの勧誘をしています。
もちろん英語は全く話せません。
ガイドブックでエカテリーナ宮殿の写真を見せるとすぐに分かったようで一人1,100ルーブルとメモをします。
英語ツアーの質問をすると一人3,500ルーブルと言っていました。
でも英語ツアーは成立していないと思います。
ルーブルは船内でユーロから一部両替し残りは道路向こうの銀行ATMからシティバンクカードで引き落としました。
ツアーはここから約1時間の郊外にあるツァールスコエ・セローにある皇帝の村を訪れます。
主な見どころはエカテリーナ宮殿と隣接するロシアの国民的詩人プーシキンが学んだ学習院です。
ツアーの名はプーシキンと言ったが通じるようです。
12:30発のツアーに参加、バスに乗るとすべてロシア人でした。
ガイドさんは到着するまで休まず話していましたがもちろん全く分かりません。
奥が宮殿で右側が学習院です。
いかにはぐれないようについていくかです。
最初に学習院へ。
現地担当の方のガイドでまわります。
プーシキンが学んだ講堂や自習室、寮などが公開されています。
5段階の成績表やいたずら書きも・・・。
プーシキンの像です。
続いてエカテリーナ宮殿へ。
ピョートル大帝の娘女帝エリザヴェータが建設し母エカテリーナ1世にちなんで命名しました。
皇帝たちの離宮なのです。
入場口では添乗員さんがロシアカスタムと言っていましたので外国人向け料金ではなく国内料金で入れたようです。
ここから入館し、受付でコートなどを預けて専門の方がページングを使って宮殿を案内してくれます。
ここでガイドさんとまたしばらくお別れなのではぐれないよう必死についていきます。
でも一緒のツアーの方がしっかり気を使ってくれ助かりました。
アリューシャン列島に漂着した大黒屋光太夫はこの宮殿で帰国を願ってエカテリーナ2世に謁見しました。
古代ローマをモチーフにしたみどりの食堂です。
琥珀の間は琥珀のモザイクで飾られています。
第二次世界大戦時にドイツ軍が琥珀を持ち出し現在も行方不明ですがその後復元されました。
広い庭園をガイドさんが案内してくれます。
宮殿からはテラスが伸びています。
テラスから皇帝はこの景色を見ていたのです。
ロシア人親子で娘さんがスマホの翻訳で気を使って教えてくれました。
皆さんとてもやさしかったです。
お蔭でロシア語ツアーなんとか無事に終わりそうです。
帰りはかなり渋滞もあり戻ってきたのは7時過ぎでした。
今日参加できて良かったです。
明日だと船に間に合いません。
明日はエルミタージュ美術館へ行きます。
旅の模様は右カテゴリー「2017フィンランドとサンクトペテルブルクの旅」でご覧ください。
「タマちゃんの海外旅行記」もご覧ください。