風の記憶

the answer is blowin' in the wind

エノコロ草の季節

2014-10-10 | 田んぼ・平野




 

 

秋の夕日にエノコログサが輝いています。

「エノコログサ」の名前は、この花穂が子犬のしっぽに似て「犬コロ草」と
呼ばれた
ところからきていると言うことで、別名は花穂を猫に見せると
よくじゃれることから
「猫じゃらし」とも言われます。
例えが犬や猫ということから分かるように、とても身近な植物で日本全国
どこでも
ることができますよね。

つまりは、どこにでもある平凡な植物です。
でも、平凡だから価値が無いかと言われればそんなことは無いのだと思い
ます。特別
なもの、希少なものにだけ価値があって、平凡なものには無い、
なんていうのはとて
も単純で浅い考えです。

平凡なものには平凡である故の意味と価値があると思うのです。
私たちの暮らしの中にとけ込み、意識しないままに実は人間の心の奥底に
ひっそりと
咲いて私たちの心を支えてくれているのです。

例えば、エノコログサがこの世から消えてしまったら・・・・、それはそれは寂
しい
風景に違いありません。

誰しもが子どもの頃にこのエノコログサで猫と遊んだことがあるはずです。
そのとき
の楽しさや猫の仕草の可愛らしさ、知らず知らずのうちに命の健気さ
や優しさ尊さを
感じていたのではないでしょうか。
その感覚は、人として生きてゆくのにとても大切なものだと思うのです。

あなたの優しさは、エノコログサからもらったものかもしれませんね。


写真は、エノコロ草の中でも一番好きな「コツブキンエノコロ草」です。
穂が茶褐色で、秋の日に金色によく輝くキンエノコロ草のハーフサイズという感じです。


小粒金狗尾草

 


















 



撮影DATA
Nikon D300s

TAMRON SP 90mm MACRO F2.8

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杭掛けの風景_庄内平野

2014-10-04 | 田んぼ・平野




 



庄内平野では稲刈りが進んでいます。

稲の刈り取り適期は大凡決まっていて、その刈り取りによって、収穫・品質・食味に
大きく影響するので農家は神経を使います。

刈り取りの基準としては、

(1)穂が出てからの積算温度(穂が出てから毎日の平均気温を足した累積の気温)が
   ほぼ1000度に達していること。

(2)全体の籾の中で青い籾の割合が15~20%くらいであること。
(3)籾の中の水分が25%前後であること。

この3つの条件に達した時が刈り取りの目安だそうです。
(参照:JA全農山形「おいしい国、庄内」より)

近年の稲刈りは、おもにコンバインを使って刈り取りと脱穀(稲から籾だけをとる)を同時に行い、
籾を乾燥機で乾燥させます。 庄内地方でも現在は98%が乾燥機で乾燥させるそうですが、
昔ながらの天日乾燥を行っている農家もいます。

天日乾燥の良いところは、お米の味が良くなるところ。稲が天日している間に雨や朝晩の露と
風や日光に繰り返し繰り返しさらされながら、少しずつ乾いていき、そしてその間に、稲は葉や
くきに貯まった栄養分を籾に移すために、天日で自然乾燥させると味が良くなるといわれている
のです。

天日乾燥の方法は、一本の杭(クイ)に稲を重ねていく「杭掛け」と、材木を横に1~5段ぐらいに
組み立ててその横棒に稲を掛けてゆく「稲架(ハサ)掛け」する方法などがありますが、庄内地方
はほとんどが「杭掛け」です。

「杭掛け」は、杭一本に稲を掛けていきますので手間暇や材料がかからない利点がありますが、
稲を重ねるので何回か掛け直しをしないと良く乾燥しない欠点が有り、「稲架掛け」は、稲を重ね
ないので乾燥しやすくなりますが、稲架を作る手間や材料費がよけいにかかるし、上の段に掛け
るには数人必要になってしまう欠点があるようです。

その点、庄内地方は風がよく吹く地方ですので、杭掛けしても稲が良く乾くためこの方法が最適の
ようです。乾燥方法は、その地域の自然のありようによって選択されているので、どちらの方法が
優れているかという問題ではありません。

ただ、どちらの方法でも天日乾燥は農家の苦労であり、また、乾燥させる期間に長雨が続いたり、
台風が来たりすると、乾燥させるはずの籾から芽が出たりして品質が著しく落ちるなどの心配も絶
えませんし、専業農家の減少問題もありますので、現在の機械乾燥に移行するのは自然の流れだ
と思います。

私も子どもの頃は、田んぼ仕事を手伝わされたこともあり、今は少なくなってしまった杭掛けの風景
を見かけると、ついつい撮影してしまうのです。 (以前のエントリー→ここ

 

 

 



























撮影地:酒田市本楯

撮影DATA
Nikon D300s
Tokina AT-X 124 PRO DX F4
Nikkor AF-S DX 17-55mm F2.8G

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秋の庄内平野_2014

2014-09-20 | 田んぼ・平野





今年もまた秋が訪れ、


庄内平野は金色に染まっています。


もうすぐ稲刈りが一斉に始まり、


農家の一番忙しく、一番嬉しい季節です。























撮影地:酒田市松山 “ 眺海の森 ”より

撮影DATA
Nikon D300s
Nikkor AF-S DX 17-55mm F2.8G

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春の庄内平野

2013-07-14 | 田んぼ・平野






“ 花の庄内 ” もやっと桜まで来ましたが、まだまだたくさんの花たちが咲きます。
毎日、花の写真ばかりというのも何なので、ここでちょっと小休止
この時期の庄内平野の代表的な風景の一つをエントリーします。


酒田市松山地区 “ 眺海の森 ” から見る、春の庄内平野の風景です。


4月の終盤になると、田んぼには水が入ります。
その後ゴールデンウィーク頃、代掻きを行い、田植えを行う前のほんの一時、
水を張った庄内平野は一面鏡のようになるのです。

米作りに最も大切な要素は、水が豊富である、ということ。
庄内平野は、北に鳥海山、南に月山があり、
両峰は世界でも最大級の積雪量を誇る山です。

その膨大な量の雪は、一年中絶えることなく平野に水を提供してくれるのです。
そしてそれに加え、東北の中央を貫く奥羽山脈から集めた水も、
最上川となって庄内平野へ流れ込みます。
庄内の人々は、その豊富な水を、
広大な庄内の田んぼにまんべんなく行き渡らせるために
苦労を重ねてきました。

庄内が米どころと言われるのは、恵まれた自然環境だけでは無く、
人々が長年苦労して構築した、水のネットワークがあるからこそなのです。























最上川が庄内平野を悠然と日本海へと流れて行きます。










この時期だけ、庄内平野には太陽が二つ存在するのです。















命の水を絶やさないための広大な水のネットワークが庄内米を支えます。



最近は休耕田も目立ってきてちょっと心配です。





撮影DATA
Nikon D300s
Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6 VR

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彼女と彼女の猫
原作:新海誠,永川成基
カンゼン





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過ぎゆく

2012-11-19 | 田んぼ・平野







思い立ったように足早に過ぎてゆく季節






時の流れは一定ではない









































撮影DATA
Nikon D300s
Nikkor AF-S DX 17-55mm F2.8G
撮影地
酒田市仁助新田 (旧平田町)


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杭掛けの風景

2012-11-12 | 田んぼ・平野








子どもの頃、田んぼの手伝いをよくやらされたものでした。
その頃は、機械化はあまり進んでおらず、田植えも稲刈りも田んぼ仕事は家族や親戚総出の大仕事でした。
大勢でわいわいがやがややる仕事は、子どもの私にとっては割と楽しいもので、お昼になるとみんなでおにぎりを食べるのも楽しみでした。そういえば、その頃は田んぼの用水路の水で手を洗っておにぎりを食べていましたが、今思うとかなり不衛生ですよね。(^^;)たま~に砂がついて、口の中がガリッとしたりして・・・。ワイルドでしょ~♪(^^;)

稲刈りは、朝早くからみんな大勢で行うのですが、刈り取った稲を乾燥させるために杭に掛ける杭掛けはその家のものがやる仕事だったように記憶しています。
我が家は、父と母、小学生の私と幼稚園の弟しかいませんでしたので、杭掛けは私と父親の二人の仕事です。秋晴れの下でわいわいやるときに比べて、夕方に二人で行う杭掛けは寂しく、風も肌寒くなり疲れてきて仕事に身が入らず、父親に叱られながらのつらい仕事です。半べそをかきながら嫌々こなす仕事のなんと切ないことか。
“ 秋の日はつるべ落とし ”秋は日が暮れるのも早く、子どもには何となく怖い時間帯の仕事でもありました。

最近は杭掛けのある田んぼをあまり見ることが無くなってしまいましたが、たまに見かけると、あの稲刈りの時のことを在り在りと思い出します。
そして、思い出すのはいつも、みんなで楽しくやっている場面ではなく、父と二人きりの寂しい杭掛けの風景なのです。

秋の西日に目を細めながら、寡黙に次々と仕事をこなしていく父。
そのどことなく寂しげな後ろ姿は、記憶の奥に切なく染みついた、私の心の風景なのです。


























撮影DATA
Nikon D300s
Nikkor AF-S DX 17-55mm F2.8G
撮影地
酒田市黒川 (旧八幡町)


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柿の木と鳥海山

2012-02-21 | 田んぼ・平野

 





めずらしく晴れた日、鳥海山がとてもきれいでした。



庄内柿の木と鳥海山の風景です。




立春以降、こんな日が少しずつ多くなり、



やがて春がやってきます。








山形県酒田市本楯より





撮影DATA
Nikon D300s
Tokina AT-X124PRO F4
Nikkor AF-S DX 35mm F1.8G

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秋です

2011-09-08 | 田んぼ・平野








忙しさにかまけてブログの更新を怠っていたら (^_^;)



季節はすっかり秋です















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夏田から

2011-08-16 | 田んぼ・平野




お盆も過ぎましたが、お盆前に何枚か撮影した田んぼの周辺の写真です。
このころの田んぼは、青々とした稲の葉が風に揺れているだけで何もないように見えますが、その青々とした様が生命力を感じさせてくれます。それに、見えないのですが田んぼにはたくさんの生き物がいるのです。その生き物たちの気配も・・・。


ところで、田んぼの写真を撮っているときにいつも思うのが、写真家 今森光彦さんの写真です。
今森さんのフィールドワークから始まったNHKスペシャルの『里山』。(このシリーズの第三弾『映像詩 里山~いのち萌ゆる森』は本当に素晴らしい! こちらがHPです→ 
http://satoyama.gaga.ne.jp/  )


里山は自然と人間が見事に共存している場所。
我々の祖先がいかに自然を理解していたか。樹木や小石に至るまで神々が宿ることを感じ、自然を畏敬しつつ、自然を利用して生活してきた絶えることのない営みの場所が里山です。
この里山シリーズを見るといつも思うのですが、やはり人は自然と共に生きて行くべきなのだと感じます。

『最後の里山を撮っているつもりはありません。これは未来の姿です。』

里山を撮り続けている、今森さんの言葉です。






 山形県酒田市青沢































山形県遊佐町野沢











久しぶりの雨です。











田んぼの畦には、風草が稲穂と共に風に揺れていました。















撮影DATE
NIKON D300s
Tokina 12-24mm F4
Nikkor VR ED70-300mm F4.5-5.6







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暑中お見舞い

2011-08-04 | 田んぼ・平野

山形県遊佐町白井新田





暑中お見舞い申し上げます。




ちょっと遅くなっちゃいましたけど、立秋前だからまだ大丈夫ですよね・・・(^^;)









ちょっとレタッチを・・・。





撮影DATE
NIKON D300s
Tokina 12-24mm F4







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夕暮田圃と鳥海山

2011-05-24 | 田んぼ・平野






庄内平野は田植えもほぼ終わり、春祭りの季節の真っ只中です。(酒田は20日、鶴岡は25日が祭りです。)

一年中で一番好きな季節、五月。
風の薫り、水の薫り、土の薫り・・・。
そして、夕暮れ時にはカエルたちの大合唱が始まります。

カエルたちの鳴き声は田んぼ中から一斉に鳴っていて、それはそれは騒々しいのですが、うるさいとはちっとも思いません。
むしろ豊かな大地の響きのようで、心地よさすらあります。

夕暮れ時の田んぼに佇み、しばしカエルたちのオーケストラに聞き入ったりします。
これもまた、五月の楽しみのひとつです。(^^)



“ 夜の池のほとりの カエルのおしゃべりを聞くことができなかったら 人生にはいったい どんな意味があるというのだろう ”
 ~インディアンからの手紙「父は空母は大地」より~

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酒田市本楯地区から撮影



















夕焼けが田圃に映えて、空も大地もオレンジ色に染まる季節です。









綺麗な五月の夕暮れ時、カエルたちは恋の歌を一生懸命奏でています。






撮影DATA
Nikon D300s
TAMRON 17-50mm F2.8
Tokina 12-24mm F4



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庄内平野と最上川

2010-12-30 | 田んぼ・平野

山形県酒田市松山地区より□□

 


今年も残りあと1日と数時間です。


今年最後のエントリーは、庄内平野と最上川です。

酒田市の旧松山町にある、眺海の森公園より撮影しました。

最上川は山形県内だけを流れる川で、

県内陸部の全ての河川を集めて庄内平野へと流れ、

酒田から日本海へとその流れを解き放ちます。

山形県の母なる川です。


皆様、良いお年をお迎え下さい。







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稲刈りの季節

2010-09-13 | 田んぼ・平野

山形県酒田市吉田□□



 

お米のふるさと庄内では、もう稲刈りが始まります。
今年は例年になく猛暑の年。ここ庄内地方でも例外なく記録的な暑さでしたが、その影響で稲刈りも例年よりも10日以上も早いそうです。

稲刈りの目安としては、
①穂が出てからの積算温度(穂が出てからの毎日の平均気温を足した気温)が、ほぼ1000度に達している。(平均気温25度とすると40日ぐらい)
②全体の籾の中で青い籾の割合が15~20%くらいである。
③籾の中の水分が25%前後である。
この3つの条件に達した時に刈り取りを行うそうです。  (JA全農山形庄内統括事務所HPより)

米の刈り取りの最適時期はとても重要で、早すぎても遅すぎてもお米の品質に重要な影響があるそうです。

今年は前述したとおりの天候でこの目安が早まり、早いところでは今月4日に刈り取られたそうです。
しかし、そのお米は残念ながら猛暑による高温障害でコメの一部が白く濁る「背白粒」が多く見られたことから、すべて二等米と判定されたそうです。(タンパク質の含量は例年よりも高く食味も悪くはないそうですが、粒の一部が透明でなく白濁してしまっているのだそうです。)

これから本格的な刈り取りが始まります。 どうか無事に良いお米がとれますように、農家は祈るような気持ちで残暑のなか刈り取りの準備を進めています。




山形県遊佐町北目
鳥海山麓でも、日に日に黄金色の絨毯になってきました






まさに“たわわ”に実っています。
無事に良いお米となりますように・・・







山形県酒田市吉田より
高く澄んだ空が気持ちの良い秋の日です




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秋の気配が

2010-09-05 | 田んぼ・平野

山形県酒田市本楯□□




9月に入ったというのに暑い日が続きます。
今年は冷夏という予測もあったのですが、ふたを開けてみれば連日の猛暑。9月になればおさまるかと我慢していれば、最近は毎日最高気温を更新するニュースが流れています。
地球温暖化の影響かと言われていますが、これだけ異常気象(何だか近年頻繁に使う言葉です)だと本当に不安になります。自分のことしか考えない人間のエゴに対する、自然が与える罰のように感じてしまうのは私だけでしょうか?

さて、そんな異常な天気の中でも、やはり9月になって庄内地方では少しずつ朝夕涼しくなってきています。
野原から聞こえる虫の声が、秋の虫の声に変わってきていますし、草花たちも秋の主役達にバトンを渡し、夕方吹く風には微かに褪せた秋の薫りを感じることもできるようになりました。

強い陽射しがいまだ夏の顔をしていても、季節は確実に秋へと向かっているようです。


この暑さも・・・・、もう少しの辛抱ですかねぇ・・・。
12月生まれなので、暑さがとっても苦手です。(^^;)




 

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野の草たちの秋

2009-10-28 | 田んぼ・平野


 



日頃あまり注目されることの少ない野の草花たち

そんな彼らにも季節は訪れ、それぞれの秋を迎えます


それぞれの秋   それぞれの輝き


「白色白光 青色青光」

白いものは白い光を  青いものは青い光を

みんな一生懸命に自分の光を放って生きています

みんな一途に自分の生をまっとうしようと咲いています


この世に必要のない命などありません


 












































































































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