Tomotubby’s Travel Blog

Tomotubby と Pet の奇妙な旅 Blog。
でもホントに旅 Blog なんだろうか?

【TomotubbyPet の闖入旅行記】 予告編

2004-02-29 | Macau Petの闖入旅行記
管理人の Tomotubby が試験勉強で忙しくて「Pet君、日記代わりに書いといてくれへん」と申し付けられました。Tomotubby の日記は、フロリダから南フランスへと横道に逸れたままで、逃げ出したライオンがいったいどうなったのか大いに気に掛かるところですが、暫く代わりに「おうちで飼われている」TomotubbyPet が旅行記を書くことになりました。Tomotubby も結構変な所に行ってるけど、TomotubbyPet は Tomotubby も行かない、行けないディープな世界に皆様をご案内するから、期待していていいかもね。じゃあね。

ディズニーの訪れた鷹の巣村 (フランス エズ村)

2004-02-16 | Europe ところどころ
南フランスのコートダジュールからイタリアのリビエラ海岸にかけては、平野が少なく、海岸まで山地や断崖が迫っているところが多くあります。これらの高台には中世そのままの姿を残した小さな魅力的な村が散在します。山にへばりつくように家々が密集しているのが、鷹の巣のように見えるために「鷹の巣村」と呼ばれています。もともとはイスラム教徒のヨーロッパ侵攻の脅威から、人々が自然の城壁に守られた難攻不落の地に逃れ住んだためにできた集落とのことです。

Tomotubby にとって忘れられない鷹の巣村のひとつにエズ村があります。ニースとモナコの間の風光明媚な海岸線を望む標高400mの断崖絶壁の上にあり、眺めの素晴らしいこの村を、生前ウォルト・ディズニーが気に入って何度も訪れたそうです。



エズ村は今でも14世紀に作られた城壁に囲まれていますが、迷路のように曲がりくねった石畳の路地の両側の家々は、御土産屋、ギャラリー、ブティックなどになっています。村の中心の岩山に向かって上っていくと教会があり、さらに大小のサボテンの密生した植物園を進むと、頂上には城跡があります。頂上からの眺めは息を呑むほどの素晴らしさ。村の石造りの家々の赤茶色の屋根が眼下に広がる青い海に張り出して、海岸線を辿ると、近くにはボーリュー・シュール・メール、その向こうにサン・ジャン・キャップ・フェラ(フェラ岬)が望めます。

【勝手に引用】 神無月が日ハム新庄の影武者?

2004-02-13 | Japan 日常生活の冒険
昨年12月に書いた日記「武藤敬司社長「Bond 21」に出演!」で、Tomotubby は武藤選手に扮するモノマネ芸人神無月のファンであることを書きましたが、彼は、日本ハムに入団した新庄剛志選手のモノマネが十八番であります。(それから Tomotubby は新庄選手のファンでもあります)

現在、沖縄で行われている日本ハムのキャンプには、新庄ファンが押し寄せ、たいへんなことになっているそうですが、日本ハム球団は対策として、神無月を雇って影武者に使うとか。まあ客寄せパンダなんでしょうけど、テレビで実況やらないかな。

=======================================
日本ハム新庄にお笑い影武者!?(日刊スポーツ)

パニック防止のため、日本ハムが12日、新庄剛志外野手(32=SHINJO)の「影武者」起用を検討し始めた。キャンプ地の沖縄・名護は、球団史上最多の観客が押し寄せる盛況ぶり。特に新庄の周囲は常に人があふれ、危険な状態に陥ることもある。アクシデントを避けるため、新庄の物まねで有名なタレント神奈月(38)をキャンプに招くことを検討し始めた。
三沢今朝治チーム統轄本部長(63)は「それはいいですね。考えておきます」と前向きに話した。紅白戦が行われた11日の「事件」が引き金になった。球団史上最多の4000人が詰め掛け、新庄の即席サイン会には約2000人が殺到。大混乱となり、サイン会はうち切られ、新庄もダッシュで逃げなければいけない事態に陥っていた。
神奈月は背格好、顔ともに新庄にはほど遠いが、しぐさや物腰はそっくり。ユニホームを着て、帽子を深くかぶれば、ファンの目を惑わすことはできそうだ。神奈月自身もやる気満々だ。「オファーがあればいつでも行きます」と、5万円の肩パット入り特注ユニホームを準備中。体脂肪3%の新庄に近付くべく、同18%の体を絞り込むため、ミニキャンプも張る予定でいる。181センチと170センチの身長差を補うために、スパイクも上げ底にして対応する予定だ。
「遠目なら4000人中、10人はだませるでしょう。突然外野を走ったりして引きつけちゃいましょうか」。たとえ影武者と分かっていても、いきなり「ミニ新庄」が現れればファンの視線がそちらに向けられるのは確実。「物まねして~」などとやっている間に、新庄が立ち去ることも可能かも知れない。パニック防止の奇策が成功するか、やっぱり名護と新庄からは目が離せない。

Post-St. Valentine's Day (韓国)

2004-02-12 | 好韓嫌韓・厭鮮
2/14日はバレンタインデー、3/14日にホワイトデーがあるのはわかるけど、韓国では、4/14日がブラックデーと呼ばれています。

ブラックデーは、バレンタインデーでもホワイトデーでも恋人がおらず寂しく過ごした人たち、この日も未だ寂しいままの人たちのための記念日です。この日、彼らは黒い服を着て、中華料理店で黒いチャジャンミョン(ジャージャー麺)を食べ、喫茶店でブラック・コーヒーを飲みます。中華料理店や喫茶店で、黒尽くめのカップルができることも...

ブラックデーにも恋人ができなかった人たちのためにさらに記念日があります。懲りないというか、5/14日がイエローデー。残った男女は、この日までに黄色い服を着てカレーを食べないと恋人が出来ないそうで、お互いに傷を舐めあいながらカレーを食べるんだとさ。

モーテルの部屋

2004-02-09 | RUGlad2BInAmerica?
そのモーテル(何度も言いますが、決してやらしいところではございません)の玄関は、何だかファミレスみたいな雰囲気です。フロントで派手な緑のストライプシャツを着たおじさんが出迎えてくれました。おじさんは部屋の鍵を出して、部屋番号の書かれた地図を見せながら「立て板に水」で設備の説明をしてくれます。そして「君はなーんてラッキーなんだ。このモーテルに泊まると、こんなに楽しい特典があるんだよ...ほーら、これも、これもだよ」と、近くのレストランや、テーマパーク、といってもディズニーのではなくて、街道沿いのしょぼそうな遊園地のようですが、割引券を何枚もくれました。
ヒアリング力に心配のある Tomotubby は、部屋の鍵をもらって、一番気になっていた禁煙室かどうかを確認したのですが、やはり...「あいにく、今は禁煙室に空きがないんだけど、ほーら、きみの部屋はここから一番近くてこんなに便利なんだよ。ほーら」とごまかされてしまいました。Tomotubby は、あきらめて、夜でも買い物ができる所が近くにないか聞きました。「あるよあるよ。君はなーんてラッキーなんだ。隣にスーパーマーケットがあるのさ。このモーテルはすごーく便利なんだ」ああそう。

確かに Tomotubby に与えられた部屋は入り口に一番近い建物にありました。し、しかし、ドアを開けたとたん、恐れていた通り、ものすごいヤニ臭いニオイが鼻腔を襲いました。部屋は広くてキングサイズのベッドが二つもあるのですが、ヘビースモーカーが一年中泊まっていたのではないかというくらい、ピンクの派手な壁紙全体にヤニがへばりついているような感じです。臭覚を司る細胞は、臭いトイレでも暫くすると慣れるといいますが、このヤニ臭さにはいっこうに慣れません。体にまで伝染するような物凄さで、いらいらして落ち着きません(タバコについてはけっこう神経質)。
TVをつけて気分を紛らわせることにしましたが、緑に囲まれた平屋の家が映り、何やら怪しい現場中継が放映されています。事情がよく判らないのですが、どうやら何か重大事件が起きているようです。(つづく)

フロリダは大雨警報

2004-02-08 | RUGlad2BInAmerica?
LA経由で Tomotubby が独り降り立った夜のオーランド空港は、土砂降りの雨でした。機内で配られた新聞を見るとフロリダ州は前日からの大雨で、いたるところで洪水になっているようです。季節は何年か前の12月半ば、時間は夜の21時になろうとしていました。南国フロリダとはいえど、少し肌寒く感じます。アメリカ合衆国の聖地、ディズニーワールドのある街に着いたというのに、さっぱり盛り上がりません。アメリカに「独り」で来るのが初めてというのもありましたが、これから向かうのが、ディズニーのリゾート・ホテルなどではなく、キシミーにあるデイズ・イン・チェーンのモーテル(自動車旅行者の宿で、日本みたいにエッチなところではありませんので、誤解しないでくださいね)というのも、興醒めの理由です。日本で予約した際に、このモーテルはディズニー・ワールドにはすぐの立地で、定時にシャトル・バスが出ているから便利と聞きましたが、やはりトホホ...なのです。その上、乗り合いのシャトル・タクシーの乗り場も判らず、電話をすれど相手は要領を得ず、出費が惜しいけど、仕方なく一般のタクシーに乗りました。

ハイウェイに出ると、景色が見えないほどの物凄い雨。それなのにタクシーはスピードを上げていき、冷や汗が吹き出します。タクシー・ドライバーがやけに暗いのも心配の種です。身の危険など感じつつ、寝たふりをしていました。するとタクシー・ドライバーが話しかけてきました。雨の音に消え入りそうな低い声で「きょう、友達が自動車事故で死んだんだ...」。はぁー?

陰気なドライバー氏が言うには、彼の友達の自動車事故は、雨なのにスピードを出しすぎたせいで全くの自殺行為ということです。その言葉、そっくりそのまま、きさまに返してくれよう。と言いたくなったけど、おじさん、肩が少し震えていたので、やめて、再び狸寝入りを決め込むことにしました。というか、気がついたら、モーテル(何度も言いますが、決してやらしいところではござらぬ)に着いていて、おじさんが起こしてくれていました。旅の疲れから不覚にも眠ってしまったようです。

【勝手に引用】 変わった車に乗りたかった

2004-02-07 | Japan 日常生活の冒険
わかる。わかるよ。その気持ち。Tomotubby も小さいとき、霊柩車に乗ってみたいと親を困らせたもの。 昔からのキッチュ好き♪

無職山本さんの罪を重くしないでね。

======================================
「バキュームカーに乗りたかった」=盗んでは戻し…窃盗男を逮捕-和歌山 (時事通信)

バキュームカーを盗んだとして、和歌山県警妙寺署は4日、同県かつらぎ町萩原、無職山本幸司容疑者(40)を窃盗の疑いで逮捕した。「ちょっと変わった車に乗りたかった」と述べ、容疑を認めているという。
盗まれたバキュームカーは同町内の衛生業者(56)が所有。2日昼ごろ、駐車場にエンジンキーを付けたまま止めていたこの車がなくなっているのに気付き、警察に通報したが、午後6時ごろに戻されているのが見つかった。翌3日にも同じように盗難に遭った後に返却された。

アップグレードの謎 (コナ~ホノルル~成田)

2004-02-04 | 海は広いな Oceania /Big Island, Hawaii
ハワイ島からの帰路、どういう風の吹き回しか、航空会社の計らいで、エコノミークラスからエグゼクティブクラス、それもハワイ諸島がよく見える右側の窓際席へアップグレードして貰えました。Tomotubby にとって生まれて初めてのエグゼクティブ体験となりました。椅子は楽ちんだし、料理は美味しいし、スッチーは(ほんとはエコノミー客のくせにと思ってるんだろうけど、表面的には)優しいし、いいことづくめでありました。往路はコナ直通便だったのが、帰路はホノルル経由で、ツアー客が増えて席が足りなくなったため、どうせなら航空会社主催ツアー客をアップグレードしてあげようというのが真相かな?

12/22日 オニヅカ・スペース・センター

2004-02-03 | 海は広いな Oceania /Big Island, Hawaii
一ヶ月以上延々続いたハワイ島日記もいよいよ最終回。

12/21日は、遠征したマウナ・ラニ・ベイ・ホテルで偶然にフラ・ダンスを見れたし、お気に入りのアロハ・シャツ(←このサイトで買えたりします)もゲットしたし、遅くまで遊びすぎてレストランが閉まってしまいディナーにありつけなかった(中華をテイクアウトしてホテルで食べました。「将軍チキン」というメニューがあって注文したんですけど、酢豚の鶏版でした...)けど、エンジョイできたんじゃないかな。と思っています。

明けて12/22日、いよいよ帰国するだけとなりました。コナ空港を午前中に出発するので、後はツアー・バスに乗って空港に向かうだけです。でもチェック・インまでは随分時間があります。しからば、空港近くで観光をしようということで、Tomotubby はオニヅカ・スペースセンターという博物館を見つけました。

マウナ・ケアに行く途中にあったオニヅカ・ビジター・センターと同様に、チャレンジャー号の事故の犠牲となったハワイ出身の宇宙飛行士、エリソン・S・オニヅカ大佐に因んで建てられた博物館です。規模は小さいですが、スペースシャトルの模型や月の石なんかが展示されていて、時間つぶし、いやオニヅカ大佐のことを知るのに最適です。訪問者は私たち以外に誰もいなくて、写真も撮り放題ですし、わざわざ20分くらいの映画まで見せてくれました。おみやげも宇宙マニアの人が喜びそうなものが見つかりますので、飛行機待ちの時間が退屈な方には、ひまつぶし、いいえハワイの英雄、オニヅカ大佐を偲ぶのに、たいへんお奨めのスポットです。

12/21日 マウナ・ラニ・リゾートの夕陽

2004-02-02 | 海は広いな Oceania /Big Island, Hawaii
マウナ・ラニ・リゾートには、フェアモント・オーキッドのほかに、豪華なバンガロー(プライベート・プール、ワールプール・スパ、パーソナル・バトラーつきで、なんと一泊 5000ドル!)が有名なマウナ・ラニ・ベイ・ホテル&バンガローズや、いくつかのコンドミニアムがあります。

海辺でのマッサージの後、ブランチ、憧れていた椰子の木陰のハンモックでのお昼寝、ビーチでひと泳ぎ、ジャグジー...と、矢継ぎ早?にホテルライフを満喫した Tomotubby は、ハワイ島最期の夕陽を見るため、それもできるだけ極上の夕陽を見るため、海岸沿いにマウナ・ラニ・ベイ・ホテルのビーチに向かいました。
行き着いてみると、マウナ・ラニ・ベイ・ホテルのビーチは予想外に小さくて、夕陽を見るにはいい場所ではなく少しがっかりしました。それより、海岸沿いにハワイ王家の養魚池や船着場が保存されていて、むしろこちらの方が興味深く楽しめました。この辺りはカメハメハ大王の別荘があった場所らしく、往時が偲ばれます。

そうこうしている間も陽は傾いていき、日没の時間が近づいてきました。しかし Tomotubby の行く手には、海に突き出した丘があります。海岸線に沿って丘の向こうに行って夕陽を見るには時間が足りません。そこで丘の上に上って夕陽を見ることにしました。西の空全体がオレンジ色に染まってきました。急ぎ足で坂を上がった丘の上は、既にマウナ・ラニ・ベイ・ホテルの敷地の外で、マウナ・ラニ・ポイントというコンドミニアムの入口にあるロータリーでした。そしてそこは、想像していた通り、360度のパノラマが望める絶景ポイントだったのです。前には、椰子林の向こうの水平線に沈む夕陽が望めます。そして背後には、雲が晴れて、夕陽に染まった神々しいマウナ・ケアが望めました。一昨日に上った頂上には天文台が並んでいるのまで良く見えました。