Tomotubby’s Travel Blog

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【北京五輪閉幕記念】 東京で味わう北京 その2の2 (港区)

2008-09-08 | 「東京で味わう」シリーズ
「家菜」(れいかさい)。重厚な扉を推して、高い敷居を跨ぐ前に、門番が迎えてくれました。どうやら客は私たちだけのようです。


入るとすぐ目に飛び込んだのは、鮮やかな黄色い花と壁に掛けられた黄色い龍袍。黄色は中華皇帝の色です。龍袍に近づく前に、すぐに入口脇の部屋に通されてしまいました。夏の光が中華文様の擦りガラスの窓を通ると随分柔らかく感じられます。冷房のきいた部屋は飾り気がなく、オーク材の家具と八人掛けの円卓が置かれていますが、八人が座るには少々狭いように思われます。


ナプキンの傍らにはコースのメニューが置かれています。ざっと眺めたところ、ウェブサイトに載っていたものと同じようで、少しがっかり。待つ間もなく怖そうな女性スタッフが飲み物のオーダーを聞きにやってきました。ここのお酒は凄い値段と聞いていたので、岩茶研究所の中国茶、龍袍ならぬ「大紅袍」を頼みました。お一人様、1,260円也。

「前菜十品」は以下の通り、これで二人前。五品ずつを二回に分けて、怖い女性スタッフによる説明付きで供されました。どれも二口、三口で食べてしまえるほどの量しかありませんが、二種の豆腐料理は今まで見たことも食べたこともないものでした。個人的には牛フィレ肉の揚げ物が気に入りました。最初は、量が少なく感じ、これって一品 500円くらいかな?とか金勘定していましたが、十品食べ終わる頃には、結構満腹感も味わえました。これらは西太后が食べていた料理とも聞きましたが、恐らく西太后は、料理を一口、二口しか食べずに多くの種類のに箸をつけたのではないか?と思いました。


蓮根の挟み上げ


特別な豆腐料理(緑豆と豚肉の炒め)


セロリと海老子の酢和え


蒸し鶏の葱山椒ソース


牛フィレ肉の揚げ物スパイシーソースがけ


翡翠豆腐


北京風豚バラ肉の燻製


白菜の芥子漬け


精進料理風炒め物(人参・香草・筍・北京大根の漬け物)


海老の錦糸玉子揚げ


お次はいよいよ「主菜三品」。最初に魚沼産コシヒカリのご飯が出てきて、鶏、豚、魚料理が続きます。茄子と豚肉の炒め物はありがちですが、なんとも上品なお味。そして、故宮御花園にもある太湖石のような鶏肉の揚げ物は見た目も楽しく、美味く頂けました。赤ハタの揚げ物は美味しくていやしくも顔の肉までこそぎ落として食べました。


チンゲン菜と鶏肉の揚げ物


茄子と豚肉の炒め物


赤ハタの揚げ物 香ばしい醤油ソース


主菜の後の「スープ」。順番はここでいいのかな?と思いましたが、満腹時にも味わえるあっさり味の、食後のスープでした。


海老と魚の浮き袋の宮廷風スープ


最後の「デザート」はヨーグルトということでしたが、ミルク味に酢の混じったふんわりした食感は、初めて味わうものでした。


北京風ヨーグルト


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2 コメント

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Unknown (junq)
2008-09-12 08:02:48
れいかさいは、北京の本店を、むかしいったことがありますが、港区のやつは高そうですね。
ちなみに私は、3人で食べて6000円ぐらいだった記憶があります
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北京ダック (tomotubby)
2008-09-12 19:34:27
高いですよね。お二人様で30,000円のディナーを食べて、お酒を飲んだりしたら税・サ込みで80,000円ですものね。北京に行けます。

初めて北京に行ったとき、自転車を借りて街を回り、全聚徳で北京ダック一羽買ってきて、ホテルで食べました。1,000円くらいだった記憶があります。
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