啓徳空港の写真

東京で味わうＨＫ その４の２

週末、バスに乗って三宿にある「香港麺 新記」に行きました。４月に続いて今回が二回目。ここは独特の香港麺が名物で今回はエビワンタン麺を食べました。あっさり味なのでスープも残さず完食。「新記」は小籠包や餃子などの点心や、一品料理も美味しいし、香港にいるような気分が味わえるのでお薦めです。いろいろ食べてみたいけど、すぐ満腹になってしまうのが悲しい。お腹を空かして少し並ぶ覚悟で訪れましょう。

店の奥には、こんな写真が。



Pet 君によると、かつて香港・九龍城区にあった啓徳空港の近くで撮った写真らしいです。啓徳空港は九龍半島の南東沿岸部に位置し、香港島との間の海峡に突出するように滑走路が作られていたため、パイロットには、街区上空をすれすれに飛んで、右に急旋回して飛行機を着陸させるという高等操縦技術が求められたそうです。以下の動画を見ると、その凄さが理解できます。↓この日航機、ひとつ間違えたら事故を起こしていたんじゃないかな...



以下は街の上空に次々と現れる飛行機の動画です。すさまじい騒音です。かつて空港の脇にあった九龍城砦の住環境がいかにひどかったかが想像できます。



啓徳空港は、香港変換後も暫く利用され、1998年に新空港完成とともにその使命を終えました。