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本は高かったので買いませんでしたが、こっそり携帯電話で写真を撮っておきました。それが左の写真。パフォーマンスをしているアーティストの名前の部分も撮っておいたのですが、後で見たところピンボケで判読不可能でした。しばらくしてから同じ書店を再訪して本を探してみたんですが、残念なことに売れてしまっていました。それ以来、この「実写版 Mr.ピーナッツ」については頭の片隅に引っかかっていました。昨年末、大竹伸朗がらみで Mr.ピーナッツをこのブログで取り上げたこともあり、今回ネットでテッテテキに調べてみることにしましたが、テッテテキに調べるほどもなくいろいろ判明しました。
まず写真の載っていた本は、ローズリー・ゴールドバーグ著・中原祐介訳「パフォーマンス」(アール・ヴィヴァン選書)であることは簡単に判りました。ところがこの本を買わない限り、ここから「実写版 Mr.ピーナッツ」に辿り着くことはないので、パフォーマンスと掛け合わせて調べていくと、Vincent Trasov というカナダの芸術家が捜査線上に浮かび上がりました。しかし画像が見つからなくて確証が得られません。虱潰しに当たっていくと、昨年末の新しい記事 "I would like to take this opportunity to endorse the candidacy of Mr. Peanut for mayor of Vancouver." を発見しました。
これによるとカナダのアーティスト Vincent Trasov は 1969年に Mr.ピーナッツのコスプレでパフォーマンスを始め、5年後の1974年にバンクーバー市長選に Mr.ピーナッツ として出馬、候補者による討論の際にはタップ・ダンスを踊り、3.4%の得票を獲得したようです。
この記事は The Morris/Trasov Archive にリンクされていて、そこには市長選遊説キャンペーンのときの写真が公開されています。Performance の "My Five Years in a nutshell and Mr. Peanut for mayor campaign" のところです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/04/da38d6ac5c082296880f448388802272.jpg)
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