ともちゃんのつぶやき

ツイッターが普及するずっと前から「つぶやき」続けてます

2013年10月17日 龍門山塊・音羽三山 貴重なお葉付きイチョウを見る

2013年10月29日 | 
U炭ガイドのお手伝いで奈良・龍門山塊の音羽三山へ。何年か前に山岳部で行った時、
ヤブこぎが大変だったことを思い出します。






音羽山観音寺は尼寺で、手芸上手な住職が手作りの案内板や、ぬいぐるみで迎えてくれます。







境内には天然記念物のお葉つきイチョウがあり、ちょうどギンナンの実をつけていました。






住職が出てきて、お葉つきイチョウを見せてくださいました。






ハナイカダみたいなのを想像していましたが、小さなギンナンに小さな葉がくっついているという状態。
いやあ、始めてみました。あまり臭くないのはなぜでしょう?





毎年「お葉つき銀杏まつり」というのが催され、ふつうのギンナンの実を炊き込んだごはんがふるまわれる
そうです。







ここに来る途中で偶然会った、大和郡山のクライミングジム「あをがき」の店長の情報で、寺の檀家さんたちが
作っている最中だと言う展望台に寄り道することに。









おかげでこんな景色を眺めることができました。このルートには今まで展望がまったくなかったので、いい場所が
できました。分岐に戻らなくても元のルートに戻れるし。







少し登った所から展望台を見下ろしてみました。







音羽山山頂。






経ヶ塚山。広場のようになっているので、ここで昼食。






せまい熊ヶ岳山頂には、ニシキギの実がびっしりと敷き詰められていました。







マイクロウェーブ反射板ちかくにある三角点。






大峠から下りる林道は、台風のせいか土砂で埋まり、川になっていました。

2013年10月13~14日 ガイド検定in兵庫県・雪彦山(せっぴこさん)

2013年10月29日 | 
1泊2日で、登山ガイド資格の、「ガイディング技術」の検定を受けます。場所は姫路の古法華公園と雪彦山。






この週末は地元のお祭りです。布団太鼓が出てます。







古法華はNHKの大河ドラマ「宮本武蔵」のロケが行なわれたところだそうです。我々も武者修行!







着いてすぐ、持ち物点検。ここで忘れ物が発覚したら、即不合格で検定はパア。怖い怖い。






続いて読図のテスト。地図とコンパスを手に、初めての山を一人で歩きます。道を間違えたらヤバイ。
ドキドキしながら進みました。不安な反面、知らない山はワクワクします。






眼下には岩登りする人たちが見えます。いいなあ、楽しそう。ちょっと暑いかも。






向かいの稜線を見ると、迷える子羊たちが・・・(笑)つい、群れてしまう習性があるようです。







善法山は城址だそうです。落城した経緯がマンガみたいで笑える。




その夜は姫路のビジネスホテルに泊まりました。カレーライス、うどん、おにぎり(炭水化物ばっかり)の夕食と、
パンやサラダの朝食がついて6100円と、格安です。部屋のエアコンをつけるとものすごくタバコ臭かったので
開けてみると、フィルターに茶色いホコリがぎっしりと詰まっていました。こんな汚いフィルターを通した空気なんか
吸ったら、病気になりそう。その場で外して洗ったら、マシになりました。エアコンクリーニング代もらわなきゃ。




2日目は雪彦山で。ガイドと顧客という役割でグループ分けして、ご案内の技術を検定してもらいます。



こんな岩場もあります。ここでは単独行の登山者が怪我をして動けなくなり、低体温症で亡くなったこともある
場所だそうです。最近NHKのローカル番組で紹介されたせいか、岩場歩きの経験のない人まで訪れるように
なったみたい。そのうち大きな事故が起きるでしょう。






こんな人もいました。小さな子供を片腕で抱きかかえて、もう片方の手でクサリを持って下りてきました。
どちらの手が滑っても大きな事故につながる、とんでもない行動です。子供の命を何だと思ってるんだ。
子供に聞くと、「お父さんじゃないよ。別の山で知り合って、連れてきてくれたおじさん」だとか。
にわかガイド気取りって怖いですね。







雪彦山山頂。ここで検定は終了。あとはドロカベコースから下山します。ありがとうございました。













2013年10月10日 京都・大文字山をのんびりと

2013年10月29日 | 
すっかり恒例になった山歩(さんぽ)の会。今月は有名な大文字山に登りました。
大文字焼きで有名ですが、登ったことのある人は意外に少ないのでは?






蹴上駅で待ち合わせ。地図を見て、スタート地点であるインクラインに近い出口を待ち合わせ場所に選んだつもりが、
道路に横断歩道がなく、別の出口からしか行けない仕組み。あらら、地図だけでは分からないことがあるもんですね。






日向大神宮の奥に、「天の岩戸」があります。そこをくぐれば、誰もがアマテラスオオミカミ?!





七福思案処で出会った地元のおじさまにつかまり、展望の良い場所であれこれ説明や身の上話を聞かされるはめに。
ああ、時間配分が・・・。

途中、道の脇で休憩していたとき、Y代さんに似た人が追い越して行ったと、M原さんに聞きました。ともちゃんは
ザックに顔を突っ込んで何か探していたので気が付かなかったのですが。






大文字山山頂に到着。三角点で記念写真。登山道はわりと静かだったのに、山頂付近はたくさんの
人で賑わっていました。山頂からY代さんに「ひょっとして大文字山にいる?」とメールすると、
「ともちゃんも?今、火床にいます。これから同じ道を戻るから、途中で会えるね」という返事。






昼食をとっていると、小さな子供たちも登ってきました。よくがんばったね~!






なぜかY代さんに会うことなく、我々も火床に到着。どこですれ違ったんでしょう???我々が
山頂でのんびりしすぎて、その間にY代さんはさっさと通りすぎちゃったのかな。






火床から下りたあたりの雑木林に、大きなシバグリがたくさん落ちていました。






拾ってみると、けっこうぷっくりと太った実でした。これなら食べごたえがありそう。

シバグリに目がくらんで、たくさんある枝道のひとつに迷いこんだのか、銀閣寺に下りるつもりが
鹿ヶ谷に出てしまいました。街からのアクセスがよく、たくさんの人が歩く山には、地図に
載っていない道がたくさんあって、かえって迷いやすいのです。ま、現在地が分かっていれば
リカバリーはすぐにできます。「哲学の道」のすぐ東の通りを歩き、法然院の前を通って
銀閣寺に着きました。






銀閣寺前の売店でソフトクリームをゲット!おいしゅうございました。






土産物店が立ち並ぶ道をそぞろ歩いてバス停へ。うっかり反対向きのバスに乗ってしまい、
途中下車しました。「ともちゃん先生って、都会では全然ダメですね」と言われてしまった。
うう、情けない。キライだ、都会なんて。

次はイナカの山に登りましょう。


2013年10月6日 雨の大台ケ原・コブシ峰

2013年10月29日 | 
今日は山岳部の例会。S谷さん、K阪さんオススメの大台ケ原南稜、コブシ峰を目指します。
奈良県の降水確率は30%だったにも関わらず、大台ケ原駐車場に着くと小雨が降っていました。
さすが、屋久島と並ぶ年間降水量を誇る場所。雨が降っているのも、きっとこのあたりだけ
なんでしょう。

天候は回復に向かうというS谷さんの楽観的予測に基づき、とにかく雨具を着て出発することに
なりました。








こんな天気だけど、なぜかみんな笑顔。







猛暑の影響でチリチリと枯れたようになった葉が目立つけれど、木々もちゃんと紅葉しはじめてます。







コブシ峰までは、整備された登山道はなく、途中で踏み跡程度になることも。GPSが頼りですが、
何度も来ては迷ったというK阪さんの案内で、難なく進むことができました。しかし、一人で来て
迷った山に、懲りずに何度も訪れて、しまいにはお気に入りの山にしてしまうなんて、ユニークな女性です。
今では時々ヨガマットを持ち込んで、山頂で時間を過ごすこともあるとか。






この木にはどういう生い立ちがあるんでしょうか。







地倉山は展望もなく、これといった特徴のない山。






コブシ峰に到着!「マブシ峰」という名だという説もあります。こぶしを握ってポーズしてみました。






Mr.Dashはコブシをきかせて演歌をうなるポーズ。









雷峠のプレートがかかった場所が2ヶ所ありました。どっちが本物?







堂倉山にも登ってみました。無線中継所がある以外は何もない、地味な山頂です。







登山道の途中で、ヤマナシ(?)の実を拾いました。かじってみたら、固いナシのような食感
でしたが、キョーレツに渋かった!!






登山を終えて、冷えた身体を温めようと「山鳩の湯」に向かっていると、S谷さんの車のタイヤが
突然パンク!バーストしたタイヤって、こんなになるのね。







毎年自分でスタッドレスタイヤを交換しているというS谷さんは、テキパキとスペアタイヤに交換しました。
ですが山鳩の湯の入浴時間に間に合わず、(以前は5時まで受け付けしてくれたはずだけど、4時に
なってた)中庄温泉に向かいました。ここも受付時間が早まっていて、大急ぎで入浴しました。

今回は珍しく少人数の参加となりましたが、その分スピーディーな山歩きができました。大勢でのんびり
というのもいいけど、少数精鋭でガシガシ歩くのも、たまにはいいもんです。

2013年9月28~29日 登山ガイド検定in丹沢 安全管理

2013年10月16日 | 
六甲での講習の熱意も冷めないうちに、丹沢で安全管理の検定です。27日金曜日の夕方に
車で出発し、メンバー4人が乗り合わせて向かいました。深夜に検定会場近くの駐車場に
到着。缶ビール1本でミニ宴会をした後、テントで眠りました。






途中のサービスエリアで食べた「富士山ライス」。世界遺産認定のお祝いムードが続いていました。






5月のガイド講習会で一緒だったI川さんとも再会。駐車場で、早くもロープワークの予習が始まりました。
I川さんは山小屋で働きながら、レスキュー隊のお手伝いもされているので、ロープワークはお手の物です。






検定会場では、おなじみの装備チェックから始まり、さまざまな結び方の検定。検定員は九州の山岳ガイド
稲永先生。親しみやすい九州弁で、とても丁寧に指導してくださいました。






チェストハーネスの結び方。






場所を変えて、今度はフィックスロープの張り方。ともちゃんはロープがからまってしまい、思うようにロープを
扱えませんでした。ちゃんと洗っておけばよかった。






夕食はボリュームたっぷり。鴨鍋もおいしかったけど、食べきれませんでした。秋田で活躍中のT杉くん
(彼も、5月の講座で仲良くなりました)が消費を助けてくれました。




女性の受験者は8人。一つの大部屋となりました。寝る前にロープワークのおさらい。優秀でしょ?






2日目は検定ではなく、講習という形で、引き上げのやり方を教わりました。これは1:1の引き上げ方法。






1:3の引き上げ方法。






ショートロープの方法。難しい~!!






講習が終了した後、温泉に寄ってから帰途につきました。ちょっとのんびりしすぎて、終電に間に合うか
どうかギリギリになってしまいました。

合格してるかなー。手ごたえがあったようななかったような・・・。














2013年9月25日 登山ガイド講習会in六甲

2013年10月16日 | 
登山ガイド資格の「ガイディング検定」の前に、何を知っておくべきか、何ができなければならないか
を学ぶため、関西山岳ガイド協会三輪先生が講習会を開いてくださいました。






阪急芦屋川駅に集合し、高座の滝を経て高座谷へ。そこで自己紹介と装備チェック。
集合場所に水を置き忘れた人、配布資料を家に置いてきた人などあり、「事前に講習してもらって
よかった~!」「これが検定本番やったら不合格や」と胸をなでおろしました。






六甲名物、イノシシも登場。荷物を広げているので、何かもらえると思ったのでしょうか。






鉄塔のある場所まで登り、読図の練習。現在地を確認します。






鉄塔を利用して、ツェルトを張ります。






ロープワークの練習も。ボーラインノットでお客様にロープを結びます。
炎天下でやっていたせいか、メンバーの一人が熱中症になってしまい、やっとの思いで稜線まで登りました。






稜線上にいた、天然記念物のロッコウヤマネコ(ウソ)。お昼ごはんのおこぼれを狙っています。
なでようとすると「シャー!」と怒られました。





しばらく日陰で涼みながら昼食をとっていると、熱中症の症状もマシになったので、ガイディングの
予定を変更して、ロープワークの講習になりました。ムンターヒッチでは、流れるロープがカラビナの
安全環とは反対側にこなければなりません。






簡単に見えても、思うように結べない・・・。





充実した一日を締めくくるのは、やっぱり生ビール!暑かったので、とびきり美味でした。
名古屋から来ているF岡くんに是非大阪の粉モンを食べてもらおうと、お好み焼き専門店に
入りました。おいしかったねー。栄養ついけて、力をつけて、検定に向けてがんばりましょー!

ほろ酔いで気分良く帰宅すると、Mr.Dashから衝撃の知らせが・・・。それはまだ
後のお話ということで・・・。

2013年9月22~23日 白と紺碧の楽園 前鬼川遡行

2013年10月12日 | 


前鬼の駐車場にテントを張り、スーパーで買ってきた惣菜で夕食&ミニ宴会。テント泊にちょうど
いい季節になりました。







朝、川べりに下り立ちます。






大きな岩の下をくぐります。いよいよ沢登り開始!







水を飲みに来た白イルカ?







釜の水の青さよ!






ナメの小滝では思わずサーフィンのポーズ。






美しいナメの連続。天国だ~。







顔がほころんでます。にひひ。







珍しく明るいゴルジュ。







あらゆる方向から水が流れ込んで、芸術作品みたいにきれいです。







普段はマジメで堅物なF山さんもこの通り。「夏だったら滑り降りるのに!」
滑り台遊びにはちょっと水温が低いかな。







我慢できずに泳いじゃいました!冷たいけど気持ちいい!!まさに大人の水遊びです。






さて、お昼ごはんにしましょう。冷えた身体にカップヌードルがおいしい。







ゴールの垢離取場(こりとりば)に早く着いたので、三重の滝を見に行くことに。途中、数本の
巨木があります。







立派な階段がついてました。






滝の落ち口から、最下段の滝(不動滝)を見下ろします。







「足がすくむ~。」







2段目の滝、千手の滝です。大迫力!この上にもまだ滝があるそうです。中段右あたりの
オレンジ色の物体はMr.Dash。これで滝の大きさが分かるでしょう?







垢離取場に戻って、再び泳ぐ面々。沢を離れる前に、十分に身体を冷やしておきます。
このはしゃぎっぷり!ほんと、沢ではみんなコドモに戻れます。







閼伽坂峠(あかさかとうげ)を目指して登ります。







枝をくわえたヒメシャラを発見!小顔トレーニング?!







小仲坊の犬に吠えられました。よっぽどアヤシイ姿だったのかな。







崖の上に巨大なスズメバチの巣がありました。くわばらくわばら。







上北山温泉で温まってから帰りました。







夕食は橿原のレストラン「ほうらんや」で。奈良県が「眺望のいいレストラン」に認定していて、
静かに落ち着いて食事できるお店です。


次は夏に、泳ぎに来たいなあ。ヒルがたくさんいるけど、あの青い水の誘惑には勝てません。

2013年9月21日 台風の傷跡癒えぬ亀岡・半国山へ

2013年10月12日 | 
16日に京都を襲った台風18号。トロッコ亀岡駅も床上浸水し、ニュースで見た写真はまるで船着き場みたいでした。
JR山陰線の車窓から見た保津峡は、まだ泥水でした。






京都交通バスで亀岡駅から赤熊バス停へ。歩き始めると、音羽渓谷の水は澄んでいたので安心しました。






しばらく歩くと、道の土砂が流されて、岩盤がむき出しになり、かなり歩きにくくなってきました。
こんなところに台風の爪痕が・・・。






2番目の滝。いちいち寄っていくので時間がかかりますが、暑い日にはこんな涼しい登山がいいのです。






小さな渓流のわりに、立派な形の滝がたくさんあります。ちょっとした「沢登りごっこ」ができるそうです。






最後に、いちばんの見せ場の滝。青い釜がきれいです。ここでマイナスイオンを浴びながら昼食しました。






「牛つなぎ場」という場所で休憩。






沢から離れ、稜線を歩き始めると、けっこう汗をかきます。でも雑木林を歩くのはいい気持ち。






山頂に到着!丹波、摂津、播磨の3国の、それぞれ半分が見渡せることからからついた山名に恥じない
展望です。






秋を思わせる雲も。






山頂には我々だけ。いつまでものんびり過ごしたいけど、記念撮影してから下山を開始します。







薄暗い雑木林の稜線沿いに下っていきます。




神尾山金輪寺の参道を下りると、かなり道が荒れていました。






宮川バス停付近の道路の真ん中にいた巨大なイモムシ。「車に轢かれたらかわいそう」と、O屋さんが
近くの木に避難させてあげました。

今日で、2013年4月期の教室はおしまい。来月からは新学期となります。引き続き、山の楽しさを
満喫しましょう。








2013年9月18日 青山高原は爽快

2013年10月12日 | 
U炭先生のお手伝いで青山高原へ。当初は山麓の公園、東青山四季のさとから登り始め、
登り詰めた青山高原ドライブウェイでバスに拾ってもらうという予定でしたが、16日の台風の
影響で青山高原道路が通行止めになっていました。急きょ計画を変更し、少し標高の高い
青山メモリアルパークから出発することになりました。






布引の滝のそばを通るルートは、増水して渡渉できない恐れがあるため、植林の中を通る
コースを往復しました。






ところどころ、道が抜けていました。これも台風の影響でしょうか。






丸山草原をゴールとして、戻りました。風車が倒れてなくてよかったね。