ともちゃんのつぶやき

ツイッターが普及するずっと前から「つぶやき」続けてます

2013年1月26日 丹波篠山・虚空蔵山のマイナールートを登る

2013年01月29日 | 
朝日カルチャーの登山教室。今日は丹波篠山の虚空蔵山(こくぞうさん)(592m)に
登ります。






JR福知山線の藍本駅に集合し、酒滴(さかたる)神社に向かいます。






本殿の裏にご神水のマンホールがあります。ふたを開けると澄んだ水が見えたので、
ちょっと味見。コーヒーを淹れるのによさそうな、やわらかい水でした。

境内で柔軟体操をしてから、来た道を少し戻り、岩場コースの登山口へ。道標がないので、
知らない人にはわからないルートです。酒滴岩に向かってまっすぐ登ります。予報では
「この冬いちばんの冷え込み」と言っていたので、みんなコロコロに着込んできました。
それがこの登りで汗だくに!たまねぎの皮みたいに、一枚、また一枚と脱いでいきました。






酒滴岩に到着。ここに来るまでに、ほとんど秋と変わらない服装になってました。
天気予報ではまた、曇りという予報だったのに、この抜けるような青空!
こんな形で予報が外れてくれるのは大歓迎です。






せっかくなので、岩場歩きの練習を。みなさん、以前と比べ、足場選びが上手になってます。







さらに雑木林を登っていきます。また汗だくに!






虚空蔵堂で一休みしました。天気が良すぎて写真がハレーション起こしてます。








さらに登り、山頂直下のたんば岩で絶景を堪能しました。寒くて空気が澄んでいるので、
瀬戸内海まで見えます。山頂付近で風を避けて昼食。





山頂から、ふつうは往路を引き返すか、立杭に下りるのが普通ですが、ここはあえて北の稜線を
歩きます。






展望のない山頂。カマボコ板に手書きで「八王子山」とあります。






急傾斜を下ります。滑りやすそうな場所ではフィックスロープを張りました。






ため池に到着。ここからの道は平和すぎて退屈なほど。ほどなくふもとの村に出て、
JR福知山線草野駅はすぐです。

講座のみなさま、今年もよろしくお願いしま~す


新講座開設のお知らせ

2013年01月29日 | 
2013年4月から、ともちゃんの登山教室が増えることになりました。

今の講座のレベルが上がってきたのと、やはりひと月に2回は山に登らないと体力増進には
つながらないという、ともちゃんの考え方から、入門者向けの登山教室を加えることになりました。

この教室では、最初はスニーカーとリュックサックでも参加できます。
そして、道具やウェアの選び方から、歩きかた、地図の読み方など、じっくり教えていきます。
歩行時間は、コースタイム3~4時間のルートを、講座も交えて1.5倍くらいのペースで
歩くつもりです。

「登山」というコトバは「大きな荷物を背負って、険しい岩山を登るイメージがある」と
いうことを聞いたので、「山歩(さんぽ)の会」という名前にしました。サークル活動のような
和気あいあいとした雰囲気で、しかもきちんとした知識や技術を身につけられる講座にしたいと
考えています。




また、これまで宿泊登山でお世話になってきた旅行会社のご協力を得て、観光バスを使った
日帰りの登山教室も新設しました。

奈良交通バスを筆頭に、バス会社が次々と不採算路線から撤退し、 公共交通機関を使って
行ける山が少なくなってきています。(明神平や伊勢辻山も、マイカーやタクシーでしか行けなく
なりました。)

この講座では、観光バスの利点を生かして、路線バスが通っていない山に登り、帰りに
温泉や道の駅に寄ったりと、山だけでなく、そのふもとの地域の恵みを味わいます。
男性の皆さまには申し訳ないのですが、新講座は両方とも、ともちゃんとY代さんで指導する
ので、女性限定となっております。

山には興味があるけれどなかなか踏み出せなかったり、月1回の登山では物足りないと
感じておられる女性の方々のご参加をお待ちしております。




詳しいことは、春に発行される朝日カルチャーセンター 朝日JTB・交流文化塾 梅田教室
パンフレットか、ホームページが更新されるまでお待ちください。

冬の里山トレッキング中止のお知らせ

2013年01月27日 | 
先日お知らせした「春の七草ハイク」は、最少催行人数に達しなかったため中止となりました。
みなさまに面白いと思っていただける企画ではなかったのかな、と反省しております。
これをふまえて、次回からはもっと魅力的な企画を提案できるよう努力してまいりますので、
今後ともよろしくお願いいたします。

ミニ・エコツアー開催のお知らせ

2013年01月22日 | 
自然と山が大好きな、ともちゃんの友人たちと、「何か楽しいことをやろう!」と、
ミニ・エコツアーを企画しました。都合が合う方で興味がある方は、是非ご参加ください。
詳細は以下の通りです。

-------------------------------------------------------------------------------
        冬の里山トレッキング

~旧正月に春の七草を観察し、山の中で温かい七草粥とぜんざいを食べよう!~

2月10日は旧正月。奈良の法隆寺周辺の風情ある里山を歩きながら、春の七草、キノコ、
植物観察など、冬の自然を楽しみませんか?(イベントは9日です。)

山頂に登った後、ふもとの矢田山遊びの森で、摘んだ七草で七草粥を作って食べ、デザート
には甘―いぜんざいも!寒い山で作って食べる温かい料理は格別です。

※こんな方におすすめです。

・冬の里山の自然を遊びたい    ・森の中で健康増進、癒されたい
・これから山歩きをしてみたい  ・自然の中で運動して、食べたい







日 時 2013年2月9日(土)8:40~15:00頃 (雨天決行)

集 合 JR法隆寺駅改札付近 8:40

解 散 矢田山遊びの森15:00頃(解散後、徒歩・バスで最寄駅へ)

場 所 松尾山ほか矢田丘陵周辺(奈良県大和郡山市、生駒市、斑鳩町)

定 員 30名(最少催行人員8名)

参加費 4000円 小学生以下1000円 (保険・食材費を含む。)
集合場所までの交通費と解散場所以降の交通費は含みません。
※キャンセルの場合、参加費の40%(前日まで)、50%(当日)、100%(連絡なし)を頂きます。

ガイド Kosoさん   森林インストラクター、森のセラピスト
    なおちゃん  登山教室講師
    ともちゃん  登山教室講師 登山インストラクター 
 
その他 防寒着等、山歩きのできる服装・装備でお越しください。
レインウェアや傘などの雨具をご持参ください。
昼食時間が少し遅くなりますので、途中で食べるための軽食(おにぎり、パンなど)
をご用意ください。
食器(お椀と箸、コップ)を持参ください。
コース 法隆寺駅…(春の七草観察)…登山口…松尾寺…矢田山(軽食)…矢田山遊びの森
(七草粥とぜんざい)。 解散後、徒歩で近鉄南生駒駅、または霊山寺バス停から近鉄富雄駅へ
お申込み、お問い合わせ

ともちゃんあてにメールを送るか、コメント欄にご記入ください。
申し込みは2013年1月27日(日)までにお願いします。

たくさんのご応募をお待ちしてま~す。

2013年1月16日 雪の和佐又山は絶好の登山日和!

2013年01月19日 | 
U炭かあさん先生が研修ということで、今日のお仕事はU炭とーさん先生と一緒。(ご夫婦で山岳ガイドを
してらっしゃいます。)

朝から雲ひとつない晴天。期待が持てます。






沢コースの入口までバスで行き、歩き始めます。おととしの台風で、ずいぶんとルートが変わっちゃいました。
昨日雪が降ったばかりなので、今日はトレースがありません。とーさん先生と、男性たちが先頭を交代しながら
ラッセルしてくれました。ともちゃんは最後尾なので楽させてもらいました。







ああ、きれいだなあ。






登るに従って、積雪量も増えていきます。






雪の中からシカの骨を発見!まだ皮がちょっと残ってます。






和佐又スキー場に到着。大台ヶ原方面がきれいに見えます。






和佐又山山頂。大普賢岳がこんなに近く見えるなんて!




我々が登っている間に道路わきの壁が崩れて、バスが通れなくなってました。何人かで石をどけました。
運転手さんがせっせと岩をガードレールの向こうへ投げ捨てているので、「あの、ガードレールの下は道路
なんやけど」と声をかけました。自分で運転してきたのに、つづら折りの道路だってこと忘れてた?




おまけ。登山道沿いに見つけたユニークな形の木々。









「なんでオレだけ雪かぶってんだろう?」という、ヒメシャラの声が聞こえた。

2013年1月13日 奈良・蜻蛉の滝と仏ヶ峰&白倉山

2013年01月18日 | 
せっかくの3連休なのに、Mr.Dashは土曜日出勤。14日(祝)は雨の予報。山を歩くのは13日(日)しかないと、
二人で奈良県の上北山村に向かいました。

蜻蛉の滝公園に駐車し、まずは滝を目指して階段を上ります。






迫力のある滝です。






道標がぽっきり折れて倒れてました。これじゃあ、どこを指してるのかわからん。






手すりがところどころ歪んでいるので、間違っても頼ってはいけません。






一旦登り詰めて、青根ヶ峰との分岐で曲がると、なぜかどんどん下るばかり。あれ?山頂に行きたいのに。
不安そうに下り続けるMr.Dash。このへんの杉は太くてまっすぐで、かなり立派です。さすが吉野!






ようやく登り始めたと思ったら、ふくらはぎが痛くなるほどの急登。そして仏ヶ峰山頂。展望はありません。






一旦峠に下りると、鹿塩神社があります。






白倉山は大台ヶ原の大蛇をミニチュアにしたような感じ。絶景です。気持ちがいいのでここで昼食しました。






邪魔な木があったので、どけておきました(笑)







奇妙な東屋を発見。雨のときに屋根の下にいくと、木の床には座れない・・・。




下山すると、匠の聚(むら)に続く林道に出ます。後でインターネットで調べると、そこにはカフェが
あるらしいので、ちょっと寄り道してもよかったかな。ともあれ、匠の聚とは反対方向に歩き、西河口に向かいます。








こんな建物、好きだなあ。





再び蜻蛉の滝に戻り、帰途につきました。8年前に登ったはずなのに、全く記憶になかったので、新鮮でいい
ルートでした。



2012年12月30日~2013年1月2日 八ヶ岳・赤岳で年越し (2)

2013年01月08日 | 


赤岳天望荘での元旦は、おせち料理のおかずと、お雑煮で始まりました。祝い箸まで!






小屋の前で初日の出を待ちましたが、残念ながら、曇っていて見られませんでした。




小屋のパソコン表示を見ると、今日の気温はマイナス20度、風速20メートルとなっています。
ってことは、体感温度はマイナス40度か。これは厳しいなあ。寒さはともかく、平均で風速
20メートルということは、時々はそれ以上の強風が吹くということ。凍った稜線で強風に
あおられたら滑落しかねないので、ここは地蔵尾根を戻って下山することにしました。

出発前、赤岳山荘で、「気象条件が悪かったら『敗退おじさん』になろう」と、4人で
「ハイタイおじさ~ん、ハイタイおじさ~ん」と唄ったとおりになりました。
いや、これは敗退ではなく、勇気ある撤退だけどね。無理すると「ソーナン節」になっちゃうから。
「ヤーレンソーナンソーナンソーナンソーナン遭難・・・?」ハイハイ。






赤岳だけでも登っていこう、と、山頂を目指します。時折吹く突風に、耐風姿勢をとりながら
アイゼンをきかせて登って行きます。






山頂にたどり着いた時には、全身の筋肉が酸素不足になっていて、しばらく身動きできませんでした。
あーキツかった!






まつ毛も凍る寒さ。フリースのキャップとバラクラバ(目出し帽)のすきまから吹き込む風が痛い!






一瞬晴れて、稜線が見えました。






赤岳天望小屋の風力発電装置。せっかく強い風が吹いていても、これでは発電しようがないね。




地蔵尾根を注意深く下山します。






赤岳鉱泉に到着。ちょっと贅沢して、個室にしました。まるでペンションのようなしつらえです。






M下さん夫妻と一緒にいた、H口さんとばったり再会。このまま帰るのはもったいないからと、
一人残ってこの小屋に泊まることにしたそうです。早速酒やつまみを持ち寄って、談話室で
真昼間の宴会。H口さんは海外の山にもたくさん登っておられるそうで、キナバルやキリマンジャロ、
ウェルヘルムなどの話で盛り上がりました。






夕食はステーキ!この正月休みは絶対太るな・・・。






ちなみに朝食。サンマを焼いた煙が食堂に充満してました。






赤岳鉱泉名物の「アイスキャンディ」。アイスクライミング愛好者が集います。






鉱泉の成分が流れているせいで、赤く染まった川床。雪の白とのコントラストがきれいです。




H口さんは大阪在住とのことだったので、一緒に車で帰ることに。M下さんおすすめのもみの湯で、
4日ぶりにお風呂に入り、身体を洗いました。ともちゃんの顔は寒風のせいで真っ赤になってました。
(あとで頬骨のあたりが日焼け下みたいに黒くなって、ぺろりと皮がむけました。軽い凍傷だったみたい。)



あれだけごちそう続きだったのに、昼食に立ち寄ったSAのレストランで、トンカツ定食をたいらげたあと、
釜飯用の釜に盛った「塩麹アイス」も注文したのぶりんには脱帽。痩せる気ゼロやな。




後で新聞の遭難記事を見るにつけ、予定通りのルートを諦めてさっさと下山したことについては間違いでは
なかったと思います。また天候のいい時を狙って登ることにしましょう。







2012年12月30日~2013年1月2日 八ヶ岳・赤岳で年越し (1)

2013年01月08日 | 
Mr.Dashの仕事が忙しく、いつから休めるのかもはっきりしなかったので、年末年始の行き先が
決まらないまま年の瀬を迎えました。29日から休めそうだということが分かってから、バタバタ
と決めたのが、赤岳~横岳~硫黄岳~赤岳鉱泉というルートでした。

ぎりぎりにも関わらず、参加表明したのがスマイリーIM川さんとのぶりん。4人のパーティー
となりました。

12月30日は激しい雨で、フロントガラスを打つ雨音でカーオーディオからの音楽が全く聴こえない
ほどでした。おかげでノーマルタイヤ、チェーンなしで赤岳山荘まで行けましたけど。






赤岳山荘の夕食。いつもながら豪華で盛りだくさんです。






作戦会議。10畳くらいある大部屋を広々と使わせていただきました。






ちなみに朝食はこんな感じ。






雨は深夜に雪に変わったらしく、濡れて凍りついた車のドアが開かなくなってしまいました。






行者小屋の前は、休憩する人、カメラを構える人たちで大賑わい。






地蔵尾根を登ります。ここらへんから生理痛みたいな腹痛が出てきてペースダウン。
「調子悪い」とぼやいていたMr.Dashのほうが、先へ先へと行ってしまいます。






尾根は吹雪になってました。寒いというより痛い!




赤岳天望荘は冬季、年末年始のみ営業してくれています。受付でコップを渡され、「チェックアウトまで、
お茶、コーヒー、ぜんざいが飲み放題です」と、太っ腹です。こたつテーブルの上では、スタッフが
肢丸一本分の生ハムをせっせと削り、皿に山のように盛っています。

ぜんざいのお代りに立つ男性の顔に見覚えがあると思ったら、大阪府山岳連盟のM下さんでした。
Mr.Dashとともちゃんが登山インストラクターの資格を取った時に、指導して下さった方々の一人です。
奥様もご一緒とのこと。聞けば、毎年この山小屋で年越ししていらっしゃるそうです。
通常料金なのに、大みそかはふるまい酒にじゃんけんゲーム、年越し蕎麦、正月はお雑煮と、
特別イベント盛りだくさんなので、常連の客も多いそうです。






通常の夕食の後、宴会が行われます。生ハムの山を前に、飲み放題の赤ワイン、白ワイン、日本酒で
カンパーイ!






じゃんけんゲームでは、M下夫妻はそれぞれ商品を獲得しましたが、運のない我々4人は、のぶりんが
ウールのキャップをもらっただけ。Mr.Dashはあと少しで「生ハムを切るために置く台」を勝ち取る
ところでしたが、我が家で生ハムを丸一本購入する予定はなく・・・。

ちなみに、キャップをもらったのぶりん、この次の日に自分がかぶってきたキャップを失くしたので、
プラスマイナスゼロの損得となりました。ま、人生こんなもんさ。






年越し蕎麦。ちゃんと山菜のてんぷらもついてます。



この日は満室で、大部屋もぎゅうぎゅう詰め。腹痛は相変わらずですが、がまんして眠るしかない
かなあと思っていると、M下夫人が「私たち、3人部屋の個室を2人で使ってるから、余ってるベッドで
寝たら?」と、ありがたーい申し出をしてくださいました。この個室券も、昨年のじゃんけんゲームで
もらったそうです。なんて運の強い人だ。

個室でゆっくり眠らせてもらったおかげで、翌朝には腹痛が治ってました。男性たちも、ともちゃんが
抜けたスペースの分、ゆったりと寝られたそうです。M下ご夫妻には感謝感謝です。