翌朝4時に起床。どんよりと曇っていますが降ってはいないので出発。
エメラルドグリーンの水がきれいです。
赤岩のナメがきれい。
岩がぬめっておらず、靴のかかりもいいので、歩きやすい沢です。小雨が降り出したので、
何かあったらすぐに避難できるようにと、上流から目が離せません。
ナルミズ沢と大石沢の合流点に来ました。先ほどから降り出した雨は止むどころか強くなってきて
おり、心なしか水も濁ってきたようなので、ここで沢から上がることにしました。
残念な気持ちで記念写真。いつか続きを遡行してやるからな!
諦めきれないMr.Dash、I川さん、まーちゃんは、登山道を進んで朝日岳山頂を目指すことに。
「オレの腰センサーは、もうすぐ雨が止むと言ってる」と自信ありげなMr.Dash。一方、
ともちゃんは経験で、「この雨はずっと続く」と確信し、テントに戻ることにしました。N原さんと
T橋さんも一緒に下山しました。
登山道とはいえ、けっこう崩れていて、さっさと歩くことはできません。
ようやくテント場に戻ってきました。びしょ濡れになったウェアを脱ぎ、昨日着ていた生乾きの
服に着替えてひと心地。沢での昼ごはんにするはずだったカップラーメンを食べ、残っていたビールを
飲んでから、シュラフカバーにくるまって昼寝しました。寝ている間に服が乾いて、さらに快適に。
テントでぬくぬくと昼寝していたともちゃんとはうらはらに、登頂組の3人は風雨にさらされながら
朝日岳山頂に到達していました。
登頂組と昼寝組が合流してから、すぐにテントを撤収し、下山することにしました。テントを
たたんでいる間だけ止んでいた雨がまた降りだし、徒渉点の水かさが心配です。
徒渉点は、なんとか渡れるくらいの流れでした。これ以上水の流れが速くなると危ない。
往路と比べて気温が低かったので、バテることなく車に帰りつきました。むしろ身体が濡れて寒い!
受付終了(17:00)寸前の宝川温泉に入って、ひと心地つきました。
風呂から上がってからの問題は、「今晩、どこに泊まる?」
宝川温泉からあてもなく移動する車の中で、ともちゃんがスマホで探したのですが、車酔いしそうに
なってまーちゃんにバトンタッチ。見つけたのはすぐ近くの湯檜曽にあるホテル「湯の陣」。
まーちゃんとともちゃんがフロントに聞くと、「今日は満室で・・・」という答え。諦めようと
しましたが、まーちゃんが「本当に全部の部屋が埋まってるんですか?」と食い下がります。
すると、何か思いついたようにフロントの方が裏手に行き、戻ってきて、「6名様同じ部屋で
よろしければ一部屋ご用意できます」という答え。ラッキー!!!
このホテル、夕食&朝食食べ放題。しかも夕食時にはアルコール類も飲み放題。しかもお風呂は
温泉で、1泊7800円というリーズナブルなホテルです。全員食べ過ぎ、飲みすぎで、持って
きたアルコール類は全く消費されませんでした。
温かい温泉に入って、お腹いっぱい食べて、ビールを飲んで、乾いた寝具で眠れる幸せ。
(どれも一時的欲求。)
翌日も朝食バイキングでいっぱい食べたのは言うまでもありません。
T橋さんは上毛高原駅から実家へ。立山で友達に会うというまーちゃんを送って富山駅までドライブ。
たまたま寄った回転寿司の店が、行列のできる有名店「すし玉」だったらしく、30分ほど待たされてから
富山の海の幸を堪能しました。
今回、登山道で見た植物たち。
アスナロがたくさん生えてました。
コオニユリ。
ジャコウソウ。
オオハンゴウソウ。
ヤマユリ。
ヤブカンゾウ。
ウツボグサ。