目薬
目薬の差し方は諸説あるが、ここ数年で自分に合った差し方を見つけたのでそれを記しておきたい。
目薬は目の中に2、3滴入れるようにする。1滴で良いというものも話もあるが、私の場合は目に少し目薬が溜(た)まるくらいが良いのである。また目薬が吸収されるのは目頭(めがしら)の付近のみであり、表面全体に行き渡る必要がないとも言われる。このためパチパチと瞬(なばた)きをしないとも言われるが、私の場合、入れた直後は表面全体に行き渡らすためにパチパチと瞬きをする。
そしてやや俯(うつむ)き感じで、少しずつ目頭付近から目薬が浸透するのを待つ。2~3分ゆっくり待ちのがポイントで、すぐに余分な目薬を拭き取ってしまうと効果が薄れる。十分に浸透したところ(目頭に溜(た)めた目薬の量が減っていくことでわかる)で、余分な目薬を拭き取って終了である。
今までは一般的に正しいとされる目薬の差し方をしてきたが、一般的なルールに反する差し方をしたところ、今までの差し方と雲泥(うんでい)の差を感じるほど目薬が効果的に効いた。野球のアイシングのように、医療の分野では常識がひっくり返ることは良くあることである。私と同じような人もいるだろうし、そうした人達のためにも、医学的根拠のない実体験に基づく目薬の差し方を残しておくことにした。
目薬って差してもそれほど効かない。そう思っていたけど、差し方を変えたら、目薬ってこんなに効くものなのかと考えが一遍(いっぺん)した。驚(おどろ)きである。