エプソンのＰＸ－４０５Ａという複合機プリンターを購入したことを報告したのは今年7月。それから3ヶ月も経（た）たずに、正常に印刷できないという症状が発生しました。ヘッドクリーニングして1回は印刷できたのですが、しばらくすると、もはや黒インクが出ず印刷が出来なくなってしまった。さずがに初期不良だろうと、引取修理サービスに申し込んで修理に出すことになりました。
私は後から知ったのですが、保証期間内外を問わず送料が1,575円かかることになるのです。これに修理料金が加算されるという仕組みなのです。エプソン恐るべしというものでもなく、キャノンでも同様で、この世界ではこれが常識のようです。
そんな殿様商売で良いのか。そんな声も聞こえて来ますが、ある意味でハードクレーマー対策といった意味合いがあるのかもしれません。今のプリンターには購入時からの使用履歴が保存されたおり、こちら側が伝える症状と状況が一致しているかがメーカーは確認できるのです。今回の私の場合は、印刷枚数等総合的に判断して初期不良として扱われ、送料負担が免除されました。必ずそうなるというわけではないとは思いますが、メーカー側も誠意ある対応をしてくれることもあるのです。
今回は不幸にも不良品に当たってしまいましたが、トラブルに対するメーカー側の対応も含めて学ぶことができました。返送も含めて数日で返却されたし、電話で対応してくれた方は非常に丁寧でした。手間がかかって大変な部分もあったけれど、返却後に正常に動作しているプリンターを見れば、腹立たしく思った時のことも何のその、結果オーライといったところです。
小さな美馬、大きな働き＝２試合無失点、ＭＶＰに―プロ野球日本シリーズ(時事通信) - goo ニュース
田中投手の連投という驚きの中、7戦目で楽天が日本一となりました。クライマックスシリーズのロッテ戦から美馬投手が開花した。特にカーブの使い方が有効で、巨人打線に的を絞らせなかったように思います。田中投手、則本投手、美馬投手。やはり先発の柱がしっかりすると強い。当たり前のことに行き着くものです。そこに野手陣の台頭という要素が加われば、日本一にも納得という感じがします。
ただ来年はオーナーが引き止めにかかるとはいえ、田中投手はメジャー挑戦するだろうし、美馬投手が通年を通じての活躍ができるかは未知数でもあります。楽天を破らなくてはロッテの優勝はないわけで、今年苦手にした楽天をいかにカモにできるか。道は険（けわ）しいが、伊東監督の手腕に期待したいと思います。
一方巨人は最後まで阿部選手の不振が響きました。短期決戦の難しさがそのまま出た感じがします。その中でも6戦目には田中投手に負けをつけたし、抑えの投手陣が充実していることも見せ付けました。セ・リーグは来年も巨人独走なのか。他チームの奮起を期待したいところです。
11月のこの時期になると、私は来年へのスタートを始めたくなります。前にも書いたことがありますが、理由はよくわかりません。理由はともあれ、昨年に続き今年も総括（そうかつ）してしまいます。
今年の漢字はなんだろうか。まずはそんなことを考えてみました。一つのキーワードは「驚」でないかと思います。今年は4月に日銀による質的・量的緩和が実施され、世間を驚かせました。これにより株価も上昇し、誰も予想しない1万5千円を超える時期もありました。円安も進み、企業業績を後押ししてきており、後は賃金上昇に繋（つな）がるかどうかとにわかに期待ができる状態まで来たのでしょう。もちろん油断できる状態ではないが、気持ちの負の連鎖が解消し始めていると思います。
7月には参院選があり、事前に予想されていたとはいえ、自民党が驚異的な勝利を収めました。また9月には東京五輪を決め、どうせ無理でしょと諦（あきら）め顔の人々を驚かせました。スポーツでは楽天田中選手の24連勝など、驚くような記録もありました。こうして見ると、日本にとっては久しぶりに明るい雰囲気になった年だったように思います。これを一時的なものにせず、持続できるのか。新興国が不調になる中、日本にとって次なる飛躍のための準備期間が来年になるのではないかと、個人的には思います。
さて私にとって今年は良い事もあり、悪い年とは言えないのですが、何かと我慢の年となりました。仕事では厄介（やっかい）な案件が次々に舞い込んできて、うまく行かない日々が続きました。頑張っても思うようには成果が上がらない。苦難の年。そんな年を痛感しており、もうしばらく我慢の時は続くのでしょう。明けない夜はない。そう思いつつ、静かに来年への準備を進め、順調に回り出すその時を待ちたい。来年は運気復調へ。そんな願いをこのブログに込めます。
